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【原稿&トーク音声】2023年6月 「3つのたとえ話」

父母コンビでお届けしているラジオ「ゴスペルアワー」の「原稿」を、トーク部分の「音声」と共に、ラジオの再放送が終わってから投稿しています。ラジオ内で紹介した歌は、どなたかがアップされているyoutubeから探して埋め込ませていただきます。(youtubeで見つけられなかった場合はご紹介できませんがご了承ください。)
ラジオでゴスペルアワーを聴くことができない方にも、ゴスペル(=福音・良い知らせ・グッドニュース)が届きますように!

下記リンクの、Youtube「ラジオ・ゴスペルアワー」の再生リストで、これまでのトーク音声&音楽を通してお聞きいただくこともできます。

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トーク1

父:みなさん、(父母)こんばんは (母)2023年6月のゴスペルアワーの時間です。
父:ゴスペルアワーの「ゴスペル」とは、「福音・良い知らせ・グッドニュース」という意味です。天地万物をつくられた創造主・神様がおられて、私たちを罪から救うため、約2000年前に、神が人となってこの地上にうまれてくださったのが、イエス・キリストです。
母:このイエス・キリストが、私たちの罪の身代わりとなって、十字架で死んで、葬られ、三日目によみがえり、復活したことがゴスペル・福音だと聖書は教えています。
父:イエス様を私の罪からの救い主として信じるだけで、罪がゆるされ、神の子とされ、永遠の命が与えられて、神の国、天の御国に入れていただけるということが聖書の中で約束されています。
母: 2023年6月、今年、6回目のゴスペルアワーです。
父: はい、今日のゴスペルアワーは、イエス様の「3つのたとえ話」というテーマでお届けしたいと思います。

母: イエス様は聖書の中でたくさんのたとえ話をされていますよね。数えたことないけど、いくらくらいのたとえ話をイエス様は教えているんですか?
父:おとうさんも、今まで数えたことなかったけど、インターネットで調べてみると、
だいたい50から60近くあるみたいだね。

母:へぇ、多いですね・・・。歌になっている有名なたとえ話もありますよね。
父:おろかなひとが いえをたてた
すなのうえに いえをたてた ×2 あめがふってきた
あめがふり みずがまし ×2
あめがふり みずあふれ そのいえは ぺっちゃんこ
という歌ですね。

母:それは2番の歌詞で、その前に1番の歌詞がありますよ。
かしこいひとがいえをたてた
いわのうえに いえをたてた ×2 あめがふってきた
あめがふり みずがまし ×2
あめがふり みずあふれ そのいえは だいじょうぶ
父:はい、おっしゃる通りでございます。
 こどもの教会学校の礼拝の時に、ジェスチャー付きで歌った記憶がありますね。

母:Youtubeに歌とジェスチャー・振付を紹介しているビデオがありましたので、
 今日は最初にこの歌を紹介したいと思います。
父:はい、その前に、この歌の元となったイエス様のたとえ話そのものを最初に紹介したいと思います。

母:新約聖書マタイの福音書7章24~27節ですね。

父:マタイ7:24 ですから、わたしのこれらのことばを聞いて、それを行う者はみな、岩の上に自分の家を建てた賢い人にたとえることができます。

母:7:25 雨が降って洪水が押し寄せ、風が吹いてその家を襲っても、家は倒れませんでした。岩の上に土台が据えられていたからです。
父:7:26 また、わたしのこれらのことばを聞いて、それを行わない者はみな、砂の上に自分の家を建てた愚かな人にたとえることができます。

母:7:27 雨が降って洪水が押し寄せ、風が吹いてその家に打ちつけると、倒れてしまいました。しかもその倒れ方はひどいものでした。」
父:リビングバイブルというこどもにもわかりやすく翻訳された聖書では次の様に翻訳されています。

母:わたしの教えを聞いて、そのとおり忠実に実行する人はみな、堅い岩の上に家を建てる賢い人に似ています。
父: 25大雨が降り、大水が押し寄せ、大風が吹きつけても、その家はびくともしません。土台がしっかりしているからです。

母:26反対に、わたしの教えを聞いても、それを無視する人は、砂の上に家を建てる愚かな人に似ています。
父: 27大雨、大水、大風が襲いかかると、その家はあとかたもなく、こわれてしまうからです。」

母:おもしろいですね。大雨がふらない時はどちらの家も見た目には変わりがありません。
父:しかし、大雨、大水になると、結果は全く違う結果になります。

母:かしこい人とおろかな人の違いは何だったのでしょうか
父:はい、岩の上に自分の家を建てているか、砂の上に自分の家を建てているかの違いですね。岩とは、イエスキリストの言葉です。イエスキリストの言葉を信じて、聖書のことばを土台として生きる人生は、どんな嵐が来ても大丈夫 ということですね。

母:はい、それでは、かしこい人とおろかな人 という歌をお聞き下さい。

※ゴスペルアワーで紹介した歌をyoutubeから探して貼り付けています

トーク2

父:かしこい人とおろかな人  という歌をお届けしました。

母:今日のゴスペルアワーは「3つのたとえ話」というテーマでお届けしています。
父:新約聖書のルカの福音書の15章という所で、イエス様は、3つの「うしなったもの、無くした物」というたとえ話を教えています。

母:「迷子の羊」のたとえと「失った1枚の銀貨」のたとえと、「放蕩息子」のたとえの3つですね。
父:英語では・失った、まいご、いなくなったという意味のLOSTという言葉が使われています。

父:LOST SHEEP  母:迷子の羊
父:LOST COIN 母:失った銀貨、無くした銀貨
父:LOST SON 母:いなくなった息子 (失われた息子)の3つのたとえ話です。

母:羊飼い、女性、お父さん、は三位一体の父なる神様、子なる神イエスキリスト、聖霊なる神、を象徴していると言われます。
父:迷い出た迷子の私たちを探して救い出すイエスキリスト
  聖霊なる神様がうす暗い家の中を明かりをともして照らす聖霊の神
  そしていなくなった息子を迎える父親は父なる神の愛を示しています。

母:100匹の中の一匹の迷子の羊、 10枚1組の銀貨の内の1枚
 そして息子2人の内の1人(弟息子)
父:100分の1、10分の1、2分の1と数の割合がだんだん増えてきます。

母:100匹の羊の中の1匹、まだ99匹残ってるから1匹位いなくなっても構わないとは考えません。迷子の羊を必死に探して見つけ出した時は、大喜びします。
父:この3つのたとえ話の共通点は、見つけ出した時に、「大喜び」する点です。

母:迷子の羊、無くした銀貨、いなくなった息子は、それぞれ私たち人間をたとえています。
父:そして、私たちひとりひとりは神様にとっては、大事な存在として、神様は愛し、喜んでいてくださるということが教えられています。

母:この3つのたとえ話がイエス様によって語られた理由・経緯を覚えておくことが大切です。ルカの福音書15:1から3節
父:15:1 さて、取税人たちや罪人たちがみな、話を聞こうとしてイエスの近くにやって来た。15:2 すると、パリサイ人たち、律法学者たちが、「この人は罪人たちを受け入れて、一緒に食事をしている」と文句を言った。
15:3 そこでイエスは、彼らにこのようなたとえを話された。

母:3種類の人々がいました。第一は、イエスさま、第二は、罪人と呼ばれ、人々に見下げ、見下されていた人、第三は、その罪人を上から目線で批判し、さばいていたパリサイ人たち、律法学者の人々です。
父:パリサイ人たちは自分たちこそ真面目で、正しく、神様の国に入れていただく価値のあるもので、取税人や罪人は神の国には入れないと考えていました。

母:羊飼い・女性は、イエス様の時代は、裁判所で証人となることができない存在でした。
父:旧約聖書の戒めをまじめに一生懸命守っているパリサイ人から見れば、イエス様のたとえ話に出て来る、羊、女性は彼らには価値のない存在でした。

母:しかし、イエス様は神様の目には、かれらは尊い、大事な存在として神様は、愛して、喜んでいてくださる存在だと教えています。
父:しかも、ルカの13章では、先の者が後になり、後の者が先になるとイエス様は教えました。自分たちが一番最初に、神の国に入るとうぬぼれ、人を見下していたパリサイ人に対して、イエス様は、いや、あなたたちが見下げている罪人と呼ばれ、後の者と考えられている人たちこそ、あなたがたよりも先に神の国に入ると教えられたのです。

母:ちょっとむずかしいですが・・・
父:単純に、神様はどんな人をも愛して、喜んでくださっているということをたとえ話で教えておられるだけではなく、パリサイ人達に自分の高慢、間違いに気づきなさいよとイエス様は教えておられます。

母:それでは、今日の2曲目の賛美は先月もおとどけしましたが、「ありのままに」という賛美です。
父:それではどうぞお聞きください。

※ゴスペルアワーで紹介した歌をyoutubeから探して貼り付けています

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トーク3

父:「ありのままに 」という歌をおとどけしました。

母:今日のゴスペルアワーは「3つのたとえ話」というテーマでお届けしています。
 3つのたとえの内、最初の2つの部分だけ聖書を読んでみます。
父:3そこでイエスは、次のようなたとえ話をなさいました。 4「羊を百匹持っているとします。そのうちの一匹が迷い出て、荒野で行方がわからなくなったらどうしますか。ほかの九十九匹は放っておいて、いなくなった一匹が見つかるまで捜し歩くでしょう。 5そして、見つかったら、大喜びで羊を肩にかつぎ上げ、 6家に帰ると、さっそく友達や近所の人たちを呼び集めて、いっしょに喜んでもらうでしょう。 7それと同じことです。迷い出た一人の罪人が神のもとに帰った時は、迷ったことのない九十九人を合わせたよりも大きな喜びが、天にあふれるのです。
8別のたとえで話してみましょう。女が銀貨を十枚持っていて、もし一枚なくしてしまったら、女はランプをつけ、家の中をすみからすみまで掃除して、その一枚を見つけるまで、必死で捜し回るでしょう。 9そして見つけ出したら、友達や近所の人を呼び、いっしょに喜んでもらうでしょう。 10同じように、一人の罪人が罪を悔いて神のもとに帰った時、天使たちはたいへんな喜びにわくのです。」

母:女性が失くした銀貨1枚は、結婚の記念の銀貨10枚で1つのネックレスとして身に着けている大事な物だったようです。今で言えば、結婚指輪のようなもので、銀貨1枚が1万円程度、10万円はする貴重なものだったようです。
父:聖書の中で、キリストと教会の関係は、花婿と花嫁の関係として教えられています。キリストは、私たちをキリストの花嫁として愛してくださってるのです。

母:聖書の中ではイエス様は良い羊飼いで、私たちはその羊であると教えています。
父:時には、手のかかる羊だったり、迷子になって迷惑かけるわけですが、イエス様は言われます。ヨハネ10:10-11「わたしが来たのは、羊たちがいのちを得るため、それも豊かに得るためです。わたしは良い牧者です。良い牧者は羊たちのためにいのちを捨てます。」

母:イエスキリストは私たちのために十字架で身代わりとなって死んでくださったほどに私たちを愛して下さいます。

父:はい、それでは今日の3曲目の歌は「詩篇23篇」の歌をお届けします。
母: どうぞお聞きください。
※ゴスペルアワーで紹介した歌をyoutubeから探して貼り付けています

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トーク4

父:「詩篇23篇」の歌をお届けしました。

母:今日のゴスペルアワーは「3つのたとえ話」というテーマでお届けしました。
父:迷子の羊と失った銀貨の話を今日は紹介しました。クリスチャンではない人でも、よく「自分は迷える羊です」というような表現をすることがあります。

母:迷子の人には、3つの特徴があるそうです。
父:はい、第一に自分がどこから来たか分からない。
  第二に、いま何のために自分がここにいるのかが分からない。
  第三に、自分はやがてどこへ行くのかわからないのです。

父:あるこどもがお母さんに聞きました。どうして勉強しなきゃいけないの?
母:そりゃ、良い高校、良い大学、良い会社にはいるためでしょ。
父:どうして良い会社に入らなきゃだめなの?
母:そりゃ、良い会社にはいったら、老後に楽ができるでしょ。
父:おかあさん、今勉強しないのが一番らくなんだけど・・・と子供が答えたそうです。

母:何のために生きているのか、・・・君は愛されるために生まれたを覚えて下さい。
父:私たちは高価で尊い存在として神によって造られ、愛されています。
  ぜひお近くの教会を訪ねてみて下さい。

母:今日は3つのたとえ話の1と2の2つだけで終わってしまいました。
 3番目のたとえ話は次回7月のゴスペルアワーで紹介したいと思います。

父:最近は異常気象の大雨や地震が多いですが、みなさん、ぜひイエスキリストの言葉、
 聖書のことばを土台として、イエス様のことばにしっかり立って、毎日の生活を築き上げて行きたいと思います。
母:聖書のことば「わたしの目にはあなたは高価で尊い。私はあなたを愛している。」
教会に一度も行かれたことのない方は、ぜひ、今月、いや次の日曜日、お近くの教会に行ってみてください。日曜日の朝10時半から、普段着のままで、手ぶらで、お気軽においでください。

父:それでは最後に、ゴスペルアワーのテーマソング 「きみは愛されるために生まれた」を聞きながらお別れしたいと思います。
あなたも愛されていることを忘れないでください。 今夜もゴスペルアワーを聞いて下さりありがとうございました。
・・・それでは  母:この次は  父:来月7月にまた  
母:お耳に  父母:かかりましょう。
※ゴスペルアワーで紹介した歌をyoutubeから探して貼り付けています

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◆本放送:第1金曜日 19時~
◆再放送:翌週金曜日 19時~
★秋田県南の「FMゆーとぴあ」の放送を、パソコンやスマホで全国から、ゴスペルアワーの放送時間にお聞きいただけます。

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