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【原稿&トーク音声】2023年11月 「りっぱな信仰その2」

父母コンビでお届けしているラジオ「ゴスペルアワー」の「原稿」を、トーク部分の「音声」と共に、ラジオの再放送が終わってから投稿しています。ラジオ内で紹介した歌は、どなたかがアップされているyoutubeから探して埋め込ませていただきます。(youtubeで見つけられなかった場合はご紹介できませんがご了承ください。)
ラジオでゴスペルアワーを聴くことができない方にも、ゴスペル(=福音・良い知らせ・グッドニュース)が届きますように!

下記リンクの、Youtube「ラジオ・ゴスペルアワー」の再生リストで、これまでのトーク音声&音楽を通してお聞きいただくこともできます。

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トーク1

父:みなさん、(父母)こんばんは (母)2023年11月のゴスペルアワーの時間です。
父:ゴスペルアワーの「ゴスペル」とは、「福音・良い知らせ・グッドニュース」という意味です。天地万物をつくられた創造主・神様がおられて、私たちを罪から救うため、約2000年前に、神が人となってこの地上にうまれてくださったのが、イエス・キリストです。


母:このイエス・キリストが、私たちの罪の身代わりとなって、十字架で死んで、葬られ、三日目によみがえり、復活したことがゴスペル・福音だと聖書は教えています。

父:イエス様を私の罪からの救い主として信じるだけで、罪がゆるされ、神の子とされ、永遠の命が与えられて、神の国、天の御国に入れていただけるということが聖書の中で約束されています。

母: 2023年11月、今年、11回目のゴスペルアワーです。今日を数えても、今年のゴスペルアワーは残り2回となってしまいました。1年が過ぎるのは早いですね。

父: はい、そうですね。また今年もたくさん雪がふるんでしょうかね・・・さて、今日のゴスペルアワーは、先月にひきつづき、「りっぱな信仰その2」というテーマでお届けしたいと思います。

母:先日、湯沢の教会のある方から、最近のゴスペルアワーはジョークが少ないですねと言われましたので、ひさびさにジョークをお願いします。

父:はい、教会学校の先生が子供たちに、「礼拝中は静かにしなければいけませんよ。」と教えていました。子供は、「どうして静かにしなきゃいけないんですか?」と聞きました。

母:「だって、うるさくしたら、となりで寝ている人がおきちゃうでしょ?」

父:もう一つ。牧師とタクシーの運転手が天に召されました。天国の門番のペテロがタクシーの運転手を、天国の家に案内しました。そこはすごいりっぱな豪邸でした。次に牧師の天国の家にペテロが案内するとそこはこじんまりとした小さな家でした。
 牧師はペテロに言いました。

母:どうしてタクシーの運転手の家は豪邸で、私の家は小さな家なんですか?
  
父:するとペテロが答えました。「そりゃそうでしょ。牧師のあなたが説教している間は、信者さんはみんなぐうぐう寝てるのに、タクシーの運転手が運転している間は、恐ろしく飛ばすので、乗客はみんな「神様お守りください」と真剣に祈ったのですから」

母:このジョークの面白さはおわかりになりましたか?

父:それでは今日のお話は、「りっぱな信仰その2」というお話です。イエス様にあなたの信仰は立派ですね、とほめられた2番目の人は、ユダヤ人ではない外国のツロ・フェニキア地方に住んでいた一人の女性・お母さんでした。

母:それでは今日の出来事が起こった聖書箇所を読んでみましょう。新約聖書マルコの福音書の7:24-30です。

父:イエスはガリラヤを去り、ツロとシドンの地方に行かれました。人目を避けて旅していましたが、いつものように、イエス来訪のニュースは、あっという間に広がってしまいました。

母:自分の小さな娘が重い病気にかかって困っていた母親が、うわさを聞いて駆けつけました。彼女はイエスの前にひれ伏すと、娘の病気を治してくださいと懇願しました。実は、この女はスロ・フェニキヤ人で、ユダヤ人から見れば、軽蔑すべき「外国人」でした。

父:イエスは女に言われました。「わたしはまず、同胞のユダヤ人を助けなければなりません。子どもたちのパンを取り上げて、小犬に与えるのはよくないことです。」

母:「おっしゃるとおりでございます。でも先生、食卓の下の小犬だって、子どもたちのパンくずは食べるではありませんか。」
父:この答えにイエスは感心しました。「実に見上げたものです。さあ、安心して家にお帰りなさい。娘さんの病気は治りましたよ。」女が家に戻ってみると、娘は静かに床に横たわっており、すでに病気は治っていました。

母:それではここで、今日の最初の賛美をお届けします。
お父さんと娘の2人で歌っています。「詩篇23篇」という歌です。
父:インターネットで 「詩篇23篇 アニメ」と検索すると娘が描いたアニメを動画でみることができます。それでは、「詩篇23篇」の賛美をお聞きください。

※ゴスペルアワーで紹介した歌をyoutubeから探して貼り付けています

トーク2

父:「詩篇23篇」の賛美をお届けしました。

母:今日のゴスペルアワーは「りっぱな信仰その2」というテーマでお届けしています。

父:さて、さきほど紹介した聖書に出て来たお母さんの信仰はどんな点がりっぱだとほめられたのでしょうか
① 第一に、大切なのは「イエス」を求める信仰です。

母:日本では「いわしの頭も信心から」という言葉があります。
 信じるという心が尊いのであって、信じる対象はいわしの頭でも構わないというわけです。

父:しかし、大切なのは信仰の対象です。結婚するという行いが大切なのであって、結婚する相手は誰でもかまわない、キツネや鰐でも構わないという人はいません。

母:金毘羅神社の金毘羅さまって、ワニのことらしいですよね。

父:日本人は自分が拝んでいる神社の神様がどんな神様かは一切気にしないで手を合わせて信心する心が大切だと考える傾向がありますが、大切なのは、天地万物を創造され、支配している愛なる神様を信じるならば、本当に幸いだと思います。
 
母:それでは今日の2番目のポイントです。りっぱな信仰は、第二に、「熱心にあきらめないで求め続ける信仰」です。

父:先ほど読んだ聖書と同じ出来事が他の福音書にも書かれています。
 そこには、一見イエス様がこのお母さんに対して冷たい態度を取っておられるように書いてあります。

母:母親がイエス様に助けを大声で叫び、求めます。

父:イエス様は全く無視されます。

母:なおもあきらめないでイエス様に助けを求め続けます。

父:イエス様はまだ一切見向きもしません。

母:イエス様の弟子たちがうるさくてたまらないので、イエス様に言います

父:イエス様、あの女性はうるさくてしかたありません。追い返してください。

母:するとイエス様は、その女性にではなく、弟子たちに言います。

父:「わたしが遣わされたのは、外国人を助けるためではありません。ユダヤ人を助けるためです」

母:それでも女の人は、イエス様の前にひれ伏し、「主よ。どうかお助けください」と願い続けました。

父:イエス様は、「子どもたちのパンを取り上げて、犬に投げてやるのはよくないことです」と言われました。

母:しかし、女の人はあきらめませんでした。「おっしゃるとおりです。でも、食卓の下にいる小犬でも、落ちたパンくずぐらいは食べさせてもらえます。」

父:そのことばにイエス様は感心し、「あなたの信仰は見上げたものです。いいでしょう。願いをかなえてあげましょう」と言われました。その時から、彼女の娘は治りました。

母:りっぱな信仰の第二番目は、無視されても、妨害されても、邪魔者扱いされても、否定されても、あきらめることなく、必死に、願い続ける信仰にありました。

父:そしてりっぱな信仰の3番目のポイントは、犬呼ばわりされても
「小犬でも、落ちたパンくずぐらいは食べさせてもらえます。」と引き下がらず、謙遜に求め続けました。

母:一見冷たい態度で無視されたお母さんでしたが、謙遜に遜った、食卓から落ちるパンくずで結構ですと謙遜に求め続けました。

父:私だったら、無視されただけでも、へそまげて、腹立てて、怒って帰ったかもしれません。イエス様をあきらめないで求め続け、しかも謙遜に遜る信仰が大切なんですね。

母:それでは、今日の2曲目の歌をおとどけしましょう。
水野源三さんの詩集の中から「星座」という歌をおとどけします。

父:子供の時に小児麻痺の病気のために、手足、体、口の自由を失った水野源三さんは、お父さんにおんぶしてもらって外の夜空の星座を眺めた時の思い出の歌です。

母:それでは水野源三さんの「星座」という歌を、どうぞお聞きください。

※ゴスペルアワーで紹介した歌をyoutubeから探して貼り付けています

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トーク3

父:「星座」という歌をおとどけしました。

母:今日のゴスペルアワーは「りっぱな信仰その2」というテーマでお届けしています。

父:イエスさまは、「まず、子供たちに十分食べさせなければならない。子供たちのパンを取って、小犬にやってはいけない」と言われることによって、女の人の頼みを断りました。女の人はどうしたでしょうか。

母:「わたしを小犬呼ばわりするとは」と言って、怒って帰ってしまったでしょうか。そうではありません。女の人は答えて、こう言いました。「主よ、しかし、食卓の下の小犬も、子供のパン屑はいただきます」。

父:ここで、女の人はイエスさまの御言葉を受け入れています。自分が子供ではなく、小犬であることを受け入れたうえで、「主よ、しかし、食卓の下の小犬も、子供のパン屑はいただきます」と言うのです。

母:ペットである小犬は、主人がパンをくれるまで、じっとして待っているのではありません。食卓の下で、パン屑が落ちて来るのを待っているのです。そして、落ちてくるパン屑を食べるのです。

父:「食卓からこぼれ落ちる恵み」とある牧師がお話・説教されていました。
恵みとは、「受ける価値のない、受ける資格のない者に一方的に与えられる神様の愛を恵みと言います」

母:秋田弁で言うと、めぐみとは、「め:めんこくないと言われても、ぐ:ぐずでのろまといわれても、み:見放さず、見捨てない神の愛、それを聖書ではめ・ぐ・み・と教えています。

父:「めんこくない」というのは「かわいくない」という秋田弁です。
恵みは神様からの一方的なプレゼントです。恵は、信仰によって受け取るだけです。
恵みはすべての人に有効です。恵はイエスを通してきます。最後に恵みは永遠にまで拡大し、続きます。

母:はい、それでは今日の3曲目の歌もお父さんと娘の二人でうたっている「一番大切な人」という歌をお届けします。

父:大昔15年位前に、フジテレビの「めざまし土曜日」のテーマソングとして応募して見事に落選した歌です。各フレーズの頭文字をつなげると、1番が、めざまし土曜日最高・2番がめざまし土曜日一番 という言葉になります。私と娘が一緒に歌った歌は、たくさんありますが、自分で作詞・作曲して、さらに二人でハモった歌はこの歌が唯一の歌です。

母:それでは、どうぞお聞きください。
※ゴスペルアワーで紹介した歌をyoutubeから探して貼り付けています

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トーク4

父:「一番大切な人」という歌をお届けしました。

母:今日のゴスペルアワーは「りっぱな信仰その2」というテーマでお届けしました。

父:第一に、イエスさまを求める信仰
  第二に、あきらめないで熱心に求め続ける信仰
  第三に、謙遜に遜る信仰 について今日はお話しました。

母:神様は私たちひとりひとりに声をかけておられます。
聖書のことば「わたしの目にはあなたは高価で尊い。私はあなたを愛している。」

父:私たちをいのちがけで、十字架でいのちを捨てるほどに私たちを愛して下さっているイエスキリストのことばを、聖書のことばをみなさんも、聞いてみませんか。

母:教会に一度も行かれたことのない方は、ぜひ、今月、いや次の日曜日、お近くの教会に行ってみてください。日曜日の朝10時半から、普段着のままで、手ぶらで、お気軽においでください。

父:それでは最後に、ゴスペルアワーのテーマソング 「きみは愛されるために生まれた」を聞きながらお別れしたいと思います。あなたも愛されていることを忘れないでください。 今夜もゴスペルアワーを聞いて下さりありがとうございました。
・・・それでは  母:この次は  父:来月12月にまた  
母:お耳に  父母:かかりましょう。

※ゴスペルアワーで紹介した歌をyoutubeから探して貼り付けています

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◆本放送:第1金曜日 19時~
◆再放送:翌週金曜日 19時~
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