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【原稿&トーク音声】2020年10月 ゴスペルアワー「ワンダーネット」

父母コンビでお届けしているラジオ「ゴスペルアワー」の「原稿」を、トーク部分の「音声」と共に、ラジオの再放送が終わってから投稿しています。ラジオ内で紹介した歌は、どなたかがアップされているyoutubeから探して埋め込ませていただきます。(youtubeで見つけられなかった場合はご紹介できませんがご了承ください。)
ラジオでゴスペルアワーを聴くことができない方にも、ゴスペル(=福音・良い知らせ・グッドニュース)が届きますように!

★原稿&トーク音声 1/4

父:みなさん   父母:こんばんは
母:2020年10月のゴスペルアワーの時間です。

父:ゴスペルアワーの「ゴスペル」とは、「福音・良い知らせ・グッドニュース」という意味です。天地万物をつくられた創造主・神様がおられて、私たちを罪から救うため、約2020年前に、この地上にうまれてくださったのが、イエス・キリストです。このイエス・キリストが、私たちの罪のために、身代わりとなって十字架で死んで、葬られ、三日目によみがえり、復活したことがゴスペル・福音だと聖書は教えています。

母:イエス様を私の罪からの救い主として信じるだけで、罪がゆるされ、神の子とされ、永遠の命が与えられて、天国へ入れていただけるということが聖書の中で約束されています。

父:今日は、「ワンダーネット」というテーマでお届けしたいと思います。

母:「インターネット」ですか?

父:「いいえ、ワンダーネットです」

母:「え、あのアリスさんが出て来るお話しですか?」

父:「不思議の国のアリスは、ワンダーランドでしょ。今日のテーマは ワンダーネットです」

母:「ワンダーネット」なんていう言葉を初めて聞きました。

父:先週の日曜日の礼拝でお話したでしょ?

母:「ちょっと ボケてみただけですよ。どうぞ先に進んでください」

父:ゴスペルアワーでは毎回、人間が作った神様ではなく、人間を作った神様がこの天地・万物、すべてを創造されたと紹介しています。しかし、日本のテレビや学校では100%進化論の立場で教えられています。

母:進化論というのは、「かんたんな生物が自然淘汰や突然変異によっていまのような複雑な生物に変わって来た」という考えですね。

父:日本では「神様が天地万物を創造されたと信じる人は1%もいないのが現状ですが、アメリカでは30%の人が、「神様が天地万物を創造された」と信じる というアンケートが先日テレビで紹介されていました。

母:前回のゴスペルアワーでは、フクロウ蝶やクロアゲハ蝶のお話を紹介しました。

父:設計・デザインされている物の背後には、設計者・デザインをされた方・デザイナーがいると考える方が理解しやすいのではないでしょうか? 世界の動物・植物を見ると、その背後に、すばらしいデザイナー・設計者の神様がおられると考えれないでしょうか?


母:今から100年前デンマークの心理学者でエドガー・ルビンという人が書いた、ルビンのツボという絵があります。同じ一つの絵が、ツボに見えたり、横顔の人が2人向き合っている様に見えたりする絵です。

父:同じ絵を見るときに、2つの別々の見方・見え方があるんですね。この天地・宇宙・そして地球上の動物を見るときにも、偶然に進化したと見る進化論的な見方と、神がデザインし、創造されたという創造論的な見方の2つがあります。

 歌 1/4

母:はい、今日の最初の歌をお届けする時間になりましたので、ここで最初の賛美をおとどけします。

父:それでは「migiwa」さんの歌で「愛の世界」を お届けします。

母:それではどうぞお聞き下さい。
(※ゴスペルアワーで紹介した歌をyoutubeから探して埋め込んでいます。)

★原稿&トーク音声 2/4

父:「migiwa」さんの歌で「愛の世界」をお届けしました。

母:今日のゴスペルアワーは「ワンダーネット」というテーマでお届けしています。

父: 物の見方には、「進化論的見方」と「創造論的見方の」の2つがあることを紹介しましたが、もうひとつ有名な例えを紹介したいと思います。グラスに水が半分入っていました。

母:「半分しか入っていない」という見方をする人は「消極的・否定的な見方」をする人です。

父:「まだ半分も入っている」という見方をする人は「積極的・肯定的な見方」をする人です。

母:みなさんはどちらですか?

父:更に第三の見方があります。「だれかが私のために水を注いでくれた」と見る見方です。物事の背後に第三者の存在、第三者の愛を感じることのできる生き方です。

母:新約聖書ローマ人への手紙8章28節にはこう書いてあります。

父:神を愛する人々、すなわち、神のご計画に従って召された人々のためには、神がすべてのことを働かせて益としてくださることを、私たちは知っています。

母:苦しいことや悲しい状況の只中にあっても、神様がすべてのことを益としてくださると聖書は教えています。最善以下のことはなさらない愛なる神様を信頼できることは素晴らしいと思いませんか。

父:今から300年前に生きていた、万有引力の法則を発見した有名な、イギリスの科学者アイザック・ニュートンの逸話に、次のようなものがあります。

母:ある時ニュートンは、太陽系の模型を作りました。

父:そこへ、ひとりの無神論者の科学者の友人がやって来ました。彼は太陽系の模型についている手回しハンドルを、ゆっくり回しました。すると、模型の各惑星が、様々な速度で太陽のまわりを回転するのでした。

母:それを見た彼は、いかにも驚いた様子で 「うーむ。実に見事だ。誰が作ったんだい」 と尋ねました。

父:ニュートンは、「これは誰が作ったのでもない、いろいろな物が集まって、たまたまこんな形になったのだ」と言いました。しかし無神論者の友人は言い返しました。 

母:「ニュートン君、人をばかにしないでくれ。誰かが作ったのに決まってるじゃないか。これを作ったのは、なかなかの天才だよ。それは誰かと聞いているんだ」。

父:ニュートンは友人に言いました。「これは、壮大な太陽系を模して作った粗末な模型でしかない。この単なるおもちゃが、設計者も製作者もなく、ひとりでに出来たと言っても、君は信じない。ところが君は、この元になった偉大な本物の太陽系が、設計者も製作者もなく出現したと言う。いったい何故、そんな不統一な結論になるのか説明してくれたまえ」。
 こうしてニュートンは、宇宙の背後に、知性を有する偉大な創造者がおられることを、友人に得心させたということです。

 歌 2/4

母:それでは今日の2曲目の歌ですが、「小坂忠」さんの「威光・尊厳・栄誉」という歌をおとどけします。
  
父:それでは お聞きください。
(※ ゴスペルアワーで紹介した歌をyoutubeから探して埋め込んでいます。)

★原稿&トーク音声 3/4

父:  「小坂忠」さんの「威光・尊厳・栄誉」をお届しました。

母:今日のゴスペルアワーは「ワンダーネット」というテーマでお届けしています。

父:それでは、いよいよワンダーネットのお話を紹介したいと思います。首の長いキリンさんには進化論では説明ができない不思議な機能があります。

母:1つ目は、キリンの首の血管には弁がついています。キリンは水を飲むときなど、5メートル近く頭を下げたとき、脳から心臓へ向かう血液が逆流し脳にたまると、血管が切れてしまう危険がありますが、この弁が血液の逆流を防いでくれます。

父:2つ目は、ワンダーネット。キリンの後頭部には「ワンダーネット」という網目のような毛細血管があって、首を下げた時など、血液が一気に脳に集まって脳溢血になるのを防いでくれます。血液の急な流れを一時的に吸収し、脳に血液が急に流れるのを防いでくれる働きをします。

母:英語の「ワンダーネット」は日本語では「不思議なネット・不思議な網」という意味ですが、そんな物がついているなんて本当に「不思議」ですね。

父:キリンと同じ仲間の オカピという動物がいます。このオカピは首が長くないので、ワンダーネットは要らないはずなのに、オカピにもワンダーネットがあります。キリンの首はなぜ長くなったのか、よく進化論では説明されますが、長くなるのと同時に 血液の逆流を防止する弁が付いたり、
血液が一気に脳に流れるのを防止するワンダーネットが偶然、身に着けるということは考えられません。

母:首の長い高血圧のキリンさんのために、素晴らしいデザインを神様がしてくださったと考える方が理解しやすいのではないでしょうか?

父:おまけにキリンさんの体のデザインが最先端のロケットの宇宙服にも採用されているのです。キリンの足は丈夫な皮膚できつく覆われているため、血液が足に集まることがありません。地球の重力で、足に体中の血液が流れ込もうとするので、人間は長時間立っていると足がむくんでしまいますが、キリンにはそれの心配がありません。

母:ロケットの打ち上げなど大きな重力の変化で、人間の血液は下半身に集まり、脳の血液が不足し、目まい、失神などをおこしてしまう危険があります。

父:しかし、キリンの足は、強く包む皮膚で覆われていて、足に血液が溜まるのを防いでいます。この同じ仕組みで、血液が下半身に集まることを防ぐ宇宙服が開発されているのです。

母:最新の宇宙服のデザインがキリンさんの足を参考にして開発されているなんて、キリンさんの足をデザインした神様が一番すばらしいとは思いませんか?

父:①逆流を防ぐ弁や ②不思議なワンダーネット、③かたい足の皮膚のおかげでキリンさんは普通に生きていくことができるのです。

母:神様がすばらしいデザインをもってキリンを造られたんですね。

 歌 3/4

父:それでは、今日の3曲目の歌は、「こどもリピングプレイズ」から「すばらしい世界」という歌をお届けします。
 母: それではお聞きください。
(※ゴスペルアワーで紹介した歌をyoutubeから探して埋め込んでいます。)

★原稿&トーク音声 4/4

父:「こどもリピングプレイズ」から「すばらしい世界」をお届けしました。

母:今日のゴスペルアワーは「ワンダーネット」というテーマでお届けしました。

父:神様はワンダーネットという不思議な網をキリンの頭にデザインして、準備されました。聖書の中でイエスキリストは、「ワンダフルカウンセラー」(不思議に満ちたカウンセラー・助言者)と紹介されています。神様は愛と知恵をもって世界を、また私たちを造られました。

母:君は愛されるために生まれた。作られたということをみなさんにもぜひ知っていただきたいと思います。

父:進化論の大前提は、偶然、たまたまということが大前提です。私たちが生きているのも、偶然、たまたまで、進化論的な人生では、意味や目的はありません。しかし、神様が私たちを造られたとしたら、生きている私たちには、つくられた目的、意味があります。作られた物には必ず作られた目的があるのです。

母:神様に愛され、神様を愛し生きるために、私たち一人ひとりを神様は作られました。

父:私たちひとりひとりに対して神様は、「私の目にあなたは高価で尊い。私はあなたをあいしている」と聖書の中で語りかけておられます。

母:一度も聖書を読んだことがない方、一度も教会に行かれたことがない方も、ぜひお近くの教会を訪ねてみてください。たいていの教会は、日曜日の朝10時半から礼拝が始まります。

 歌 4/4

父:それでは最後に、ゴスペルアワーのテーマソング、「きみは愛されるために生まれた」を聞きながらお別れしたいと思います。

父:あなたも愛されていることを忘れないでください。今夜もゴスペルアワーを聞いて下さりありがとうございました。それでは
母: この次は
父: 11月にまた
母: お耳に
父母: かかりましょう。
(※ゴスペルアワーで紹介した歌をyoutubeから探して埋め込んでいます。)