【原稿&トーク音声】2022年10月ゴスペルアワー「スヌーピーとギター」
父母コンビでお届けしているラジオ「ゴスペルアワー」の「原稿」を、トーク部分の「音声」と共に、ラジオの再放送が終わってから投稿しています。ラジオ内で紹介した歌は、どなたかがアップされているyoutubeから探して埋め込ませていただきます。(youtubeで見つけられなかった場合はご紹介できませんがご了承ください。)
ラジオでゴスペルアワーを聴くことができない方にも、ゴスペル(=福音・良い知らせ・グッドニュース)が届きますように!
下記リンクの、Youtube「ラジオ・ゴスペルアワー」の再生リストで、これまでのトーク音声&音楽を通してお聞きいただくこともできます。
https://www.youtube.com/channel/UCg5lUSpJFyO8OE7s9ONhGiA/playlists
ーーーーーーーーーー
トーク1
父:みなさん、(父母)こんばんは (母)2022年10月のゴスペルアワーの時間です。
父:ゴスペルアワーの「ゴスペル」とは、「福音・良い知らせ・グッドニュース」という意味です。天地万物をつくられた創造主・神様がおられて、私たちを罪から救うため、約2000年前に、神が人となってこの地上にうまれてくださったのが、イエス・キリストです。
母:このイエス・キリストが、私たちの罪の身代わりとなって、十字架で死んで、葬られ、三日目によみがえり、復活したことがゴスペル・福音だと聖書は教えています。
父:イエス様を私の罪からの救い主として信じるだけで、罪がゆるされ、神の子とされ、永遠の命が与えられて、神の国、天の御国に入れていただけるということが聖書の中で約束されています。
母: 2022年10月、今年、10回目のゴスペルアワーです。
父:今日を数えても今年のゴスペルアワーは残り三回となりました。
母:この前まで暑かったのに、今は朝晩すっかり寒くなりましたね。
父:はい、それでは今日のゴスペルアワーは「スヌーピーとギター」というテーマでお届けします。
母:「スヌーピーって1922年11月26日に生まれて2000年2月12日に77才で亡くなったチャールズ・モンロー・シュルツさんが1950年から書き始めた漫画『ピーナッツ』に登場するオスのビーグル犬で、飼い主がチャーリーブラウンのあのスヌーピーのことですか?」
父:「よくそんなこと知ってましたね。」
母:「今回も、お父さんが書いた原稿に書いてありましたからね・・」
父:「インターネットで世界一有名な犬のキャラクター」と検索すると、たいてい一番に上げられているのがスヌーピーです。」
母:スヌーピーのハンカチや人形やペンダント、本などスヌーピーのグッズが家にあるという方が多いのではないでしょうか? 今日はスヌーピーのお話を紹介したいと思います。
父:スヌーピーの作者のチャールズ・M・シュルツさんはクリスチャンでした。スヌーピーの漫画の背景には、作者のシュルツさんのクリスチャンとしての信仰・人生観・世界観があると言われます。
母:最初に紹介したい漫画のストーリーは次の様な内容です。
父:近所の友達のルーシーがスヌーピーを見ながら言います。
母:時々、わたしはどうしてあなたが犬なんかでいられるのか不思議に思うわ。
父:するとスヌーピーが答えます。
「配られたカードで勝負するしかないのさ…..それがどういう意味であれ。」
「自分が犬であるというカードや近所に口うるさい友人がいるというカードや自分の飼い主が少し頼りないチャーリーブラウンであるというカードを私に与えて、配ったのは天地万物を創造し、私たちを愛して下さっている神様なのだ」という人生観が背後にあります。
母:「障害は不便です。でも不幸ではありません。」と言ったヘレン・ケラーの言葉にもどこか通じるところがありますね。
父:「もっと○○だったら・・」とか「どうして自分は○○じゃなかったんだろう」とか、配られなかったカードのことを考えて嘆くのではなく、自分に配られたカードを、自分の与えられた人生を、「最高に喜び、感謝して生きる人生」もあります。
母:はい、それでは、今日最初の賛美をおとどけします。
小坂忠さんの「感謝と喜びを」という歌をおとどけします。
父:それでは、どうぞお聞きください。
※ゴスペルアワーで紹介した歌をyoutubeから探して貼り付けています
トーク2
父:小坂忠さんの「感謝と喜びを」という歌をお届けしました。
母:今日のゴスペルアワーは「スヌーピーとギター」というテーマでお届けしています。
父:1968年にスヌーピーはアメリカ航空宇宙局の有人飛行計画のマスコットとなりました。そして1969年スヌーピー(のぬいぐるみ)は、アポロ10号に乗って月に向かって飛び立ちました。このとき指令船と月着陸船の名前に採用されたのは「チャーリー・ブラウン」と「スヌーピー」という名前でした。その後、ますますスヌーピーは人気者になりました。
母:それでは2つ目のスヌーピーの漫画を紹介したいと思います。
父:のどの渇いたスヌーピーが、自分の水飲みボウルをくわえて水道までやってきます。スヌーピーは蛇口をひねることができないので、蛇口の前で呆然として座っています。すると雨が降ってきて、水飲みボウルは雨でいっぱいになり、水を飲むことができました。そして最後のスヌーピーがつぶやきます。「このことは、しばらく考えてみなくちゃいけないな。」
母:「のどが渇いて死にそう」なときに、雨によって満足をえられたので、スヌーピーは雨によって恵みを受けたのです。しかし、このマンガで、作者のシュルツは雨を使ってこう言っているようです。
父:イエス・キリストをとおした神の恵みというただの贈り物〟は、人間がつくった恵みのための道(この場合は水道)をとおして来るとはかぎらない、ということです。
「渇く者は来なさい。命の水がほしい者は、それをただで受けなさい」
(ヨハネの黙示録22章17節)
母:はい、それでは今日の2曲目の歌は小坂忠さんの「恵の雨」という歌をお届けします。
父:歌をききながら、みなさんもしばらく考えてみてください。それではどうぞお聞きください。
※ゴスペルアワーで紹介した歌をyoutubeから探して貼り付けています
ーーーーーーーーーー
トーク3
父:「恵の雨」という歌をおとどけしました。
母:今日のゴスペルアワーは「スヌーピーとギター」というテーマでお届けしています。ところで・・・スヌーピーのお話はありましたが、「ギター」のお話はなんですか?
父:今回のゴスペルアワーのCDのイラストは、スヌーピーがギターを弾いているイラストが印刷されています。
母:インターネットやスマホのGoogle(グーグル)で、「スヌーピー」と「ギター」で検索するとスヌーピーが色々なギターを弾いているイラストが沢山でてきますよね。
父:私も高校時代から数えると5回位ギターを買いましたが、ある伝道者が有名なマーチンというメーカーのギターをそれなりの高い値段で購入したそうです。うれしくて、うれしくて、毎日丁寧に磨いて手入れをしていました。
母:しばらくしてから部屋の掃除・片づけをしていた奥さんがそのギターの上に何かを落として、ギターの表面に傷がついてしまったそうです。
父:ご主人は大事なギターに傷がくっきりと付いてしまった大騒ぎです。
「えー、このギターはすごくたかかったんだぞぉ」と怒るやら、がっかりするやら・・・
母:大事なものならちゃんとしまっておかないで、そんなところに出しっぱなしにしてるあんたが悪いんでしょ・・・とは言わず、「ごめんなさいね」と詫びたものの、ご主人とは気まずい雰囲気になってしまいました。
父:ご主人はご主人で、「なにしてくれてんだよ!と怒り狂うわけにもいかず、ごめんなさいねと詫びる奥さんを赦しはしたものの、ご主人も心が重くなりました。
母:しばらくしてからご主人がギターを持ち上げて、弾こうとした時に、うっかりギターを机の端にぶつけて 別の傷をつけてしまいました。ご主人は言いました。
父:「新品は必ず傷がつくもんだぁ。しかたないか・・・」
母:奥さんがギターに傷を付けた時は、大騒ぎしてなんて不注意なんだと怒り狂ったのですが、自分がギターに傷を付けた時は、「ま、しかたないか」で済ませてしまいました。
父:私たちは、他の人が犯した罪はひどく感じて、ひどく相手を責めたのに、自分が同じことをしてしまった場合は、そんなに怒りません。みなさんも同じような経験はありませんか?
母:ある中学生が友達に相談したそうです。「僕ね、ある友達にバス代貸してあげたことあるんだけど、借りた友達はそのことを忘れてるみたいで、全然お金返してくれないんだ。」
父:「いつ貸したんだい?」
母:「1年前・・・」
父「一年前か・・・もう忘れてるかもしれないなぁ。」
母:「しかも、1回だけじゃなくて、2回も貸したんだけど、2回とも返してくれないんだよ。友達に「お金返してください」と言うべきだと思うかい?
父:「2回も借りっぱなしで忘れているんかい、ひどいやつだな。
そりゃちゃんと返してくれって言った方が良いと思うよ。
母:でも、たった何百円のバス代返せなんて、けち臭いと思われてもいやだし・・
父:「けちくさいとか関係ないよ、ちゃんと言った方が良いと思うよ。」
母:それをきいた友達は言いました。「やっぱり言った方が良いよね・・・
じゃ、言うよ。 お金返して!」
父:「えー、おれのことかよ」という笑い話ですが・・・、私たちは人の犯した罪は大きく見えて、自分の犯した罪は小さく見えて、いやすっかり忘れてしまうことがあります。
自分勝手で身勝手な私たちを神様は愛して、私たちの罪を赦すためにイエスキリストは私たちの身代わりとなって十字架で死んでくださいました。
母:それでは今日の3曲目の歌をお届けします。
「 賛美歌461番 主われを愛す」という歌です。
父:それではお聞きください。
※ゴスペルアワーで紹介した歌をyoutubeから探して貼り付けています
ーーーーーーーーーー
トーク4
父:「讃美歌461番」をお届けしました。
母:今日のゴスペルアワーは「スヌーピーとギター」というテーマでお届けしました。
父:それでは今日は最後にスヌーピーの名言を少し紹介しましょう。
チャリーブラウンが言います。「ボクたちは一度しか生きられないんだよ。
スヌーピー」 するとスヌーピーが答えます。
母:「違うよ! ボクたちは一度死ぬだけさ。毎日生きるんだよ!」
父:スヌーピーが犬小屋の上でタイプライターを打ちながら言います。
どんなにきみを愛しているかちょっといっておきたいんだ
(スヌーピー 1983/2/7)
母:上を見続けるんだ…それが人生の秘訣さ… (スヌーピー 1999/5/29)
父:1989年の夏頃から、チャーリー・ブラウンはスヌーピーを幸せにするためには、学校を辞めてずっとそばにいてやることが必要だと考えるようになります。
10月末にそれを実行に移して家に残るようになったのですが、スヌーピーを喜ばせようとクッキーをたくさん与えたためスヌーピーは体調を崩してしまいます。
新しい校長先生の呼び掛けもあり、チャーリー・ブラウンは再び学校に行き始めるのですが、その際に「僕の人生全てをかけて君を幸せに出来ると思ってた」
「でもごめんよ、うまく行かなかった」とつぶやきます。それに対してスヌーピーがことばを返します。「ヘイ、どうってことないよ…ぼくはとっくに幸せだったもの」
1989年11月10日
母:私たちが何かをして幸せになるのではなく、イエス様が私たちのために十字架で成し遂げて下さった救いのみわざ、あがないの御業のゆえに、私たちはとっくに幸せをいただいているのです。
父;教会に一度も行かれたことのない方は、ぜひ、今月、いや次の日曜日、お近くの教会に行ってみてください。
日曜日の朝10時半から、普段着のままで、手ぶらで、お気軽においでください。
それでは最後に、ゴスペルアワーのテーマソング、
「きみは愛されるために生まれた」を聞きながらお別れしたいと思います。
あなたも愛されていることを忘れないでください。
今夜もゴスペルアワーを聞いて下さりありがとうございました。
父:それでは 母:この次は 父:来月11月にまた
母:お耳に 父母:かかりましょう。
※ゴスペルアワーで紹介した歌をyoutubeから探して貼り付けています
【ゴスペルアワーfacebookページ】
http://www.facebook.com/radio.gospelhour
◆本放送:第1金曜日 19時~
◆再放送:翌週金曜日 19時~
★秋田県南の「FMゆーとぴあ」の放送を、パソコンやスマホで全国から、ゴスペルアワーの放送時間にお聞きいただけます。
【聴く方法】
■スマホの場合、
アプリインストール後「選曲」を押し、画面の下の方を見ていき「FMゆーとぴあ」を探して押したあと、再生ボタン?を押してください。
■パソコンの場合、下記サイトの左上の再生ボタン?を押してください。
【ゴスペルアワーfacebookページ】