(北海道)最北端と最東端を一気に回る!日本の最果て巡り、2泊3日モデルコース🎶
日本本土の最果て。
最北端の北海道稚内市(宗谷岬)、最東端の北海道根室市(納沙布岬)、最南端の鹿児島県南大隅町(佐多岬)、最西端の長崎県佐世保市(神崎鼻)。
旅好きとしては、一度は訪れてみたい、そう思う方も多いのではないでしょうか。特にハードル高めなのは、最北端と最東端。訪問できる季節やルートなど、実際にどういったらいいの?という疑問を、この記事では紹介します。
おすすめの場所の関連リンクも満載なので、この記事を読めば、2泊3日で楽しみながら最北端と最東端を回れちゃいます!
(なお、この記事では、東京:羽田空港発着でご紹介します。フライト時間は2024年春現在のものです)
モデルコース1日目、羽田〜稚内で最北端制覇
まず初日は、最北端の稚内市、宗谷岬を目指します。初日からテンション上がりますよ〜!
羽田空港から稚内空港への直行便は1日1便。羽田発、10時40分で、稚内には12時30分に到着します。到着後は、隣接するレンタカーショップへ。そこから空港から宗谷岬までは、宗谷湾に面した国道238号を北上すれば一本道。 空港から約25キロ、所要40分ほどで日本本土の最北端、宗谷岬へ到着。
宗谷岬についたら、さっそく記念撮影を!遠くに島々も見えます。
広い駐車場を囲むようにお土産やさんがあるので、ぜひそこで記念となるグッズを購入して、お店に設置してある記念スタンプをおしてみましょう!
近くの高台には、紅白のツートンカラーが鮮やかな「宗谷岬灯台」があります。ここからは雄大な海の写真が撮れるので、写真撮影におすすめです。
その後、「白い道」へ。約3kmの散策路は稚内の名産であるホタテの貝殻を敷き詰めてできています。青い空と海、緑の生い茂る草、そして一本まっすぐに伸びる白い一本の道。最近はSNSのフォトスポットとして人気です!
車で行くこともできますが、宗谷岬灯台の近くの道から進んで、歩行者のおじゃまにならないようにしましょう。
続いては、利尻湿原方面へ、日本海沿岸の南北20数kmに及ぶ海岸線、通称オロロンラインと呼ばれる道道106号をドライブしてみましょう。潮風が心地よく、爽快なドライブコースとしても人気です。
そして、電線や電柱が一本もなく、晴れた日には海に浮かぶ利尻山が一望できる絶好のロケーション! しかもこのルートの場合、ちょうど時間的に、利尻山の山頂付近に夕日が沈む「ダイヤモンド利尻富士」になるチャンスが。
太陽と山頂が重なる瞬間、神秘的な絶景が撮影できるかもしれません。
そして、夕暮れの名所、ノシャップ岬へ!利尻富士と礼文島、サハリンの島影をも一望することができ、夕暮れ時には地平線に沈む夕日が異国感をつくりだしています。
https://www.ana.co.jp/ja/th/japan-travel-planner/hokkaido/0000015.html
夕飯は、稚内名物の「たこしゃぶ」がおすすめ。淡白な味わいのたこと、シャキシャキのおやさいはヘルシーで美味。
🔸おすすめホテル🔸天北の湯ドーミーイン。天然温泉(露天風呂つき)があり、日中に風で冷えた体が温まります。
モデルコース2日目 稚内〜札幌経由で釧路〜根室へ
さあ2日目。午前中は、ぜひ「日本最北端の〇〇」を色々と探して遊んでみましょう。おすすめは、「日本最北端の線路」。JR稚内駅の駅前にかつて使われていた線路が、駅構内に現役の最北端の線路があるので、両方忘れずに要チェック。
そして、「日本最北端のファーストフード店」である、マクドナルド40号稚内店!駐車場のドナルドと写真を撮るのが定番です。
さて、残念ながら稚内から道内への移動先は限られているので、まずは札幌・千歳空港へ。そこから乗り換えて釧路空港へ向かいます!
稚内発11:45、12:40新千歳着で、そのまま新千歳発13:20に乗りましょう。14:05には釧路空港に到着です。
釧路空港でレンタカーを借りたら、根室方面へ。
釧路空港近くの、丹頂鶴公園や釧路湿原を訪れるのもGOODです。ただし、こちらだいぶ楽しいので(とくに鶴は珍しくてじっくり見たくなるのですが)、時間管理には気をつけて。
ドライブの休憩がてら、根室までの途中にある「厚岸(あっけし)」で牡蠣を食べるのもおすすめ。道の駅「味覚ターミナル コンキリエ」は、北海道内でもグルメな道の駅として有名。ここでは牡蠣ひとつから、魚介市場で買うことができ、その場で炭焼きで楽しめます。ここの牡蠣は大人のてのひらよりも大きい超ビッグサイズで、炭焼きの香ばしさと相まって美味しい!
でも食べ過ぎには注意。夕食は、根室まで我慢です。ここでは、根室名産の花咲蟹をいただきましょう。例えばレストラン「おさかな食堂」では花咲蟹のほか、根室ならではの地元海鮮やお野菜がいただけます。
🔸おすすめホテル🔸ねむろ海陽亭。大きめのお風呂で24時間はいれるのがありがたい!なぜかというと、それは3日目朝のあるビッグイベントがあるからなんです。
モデルコース3日目 最東端の朝日〜摩周湖〜女満別空港
いよいよ3日目。
さてここで考えてみてください。日本最東端。ということは、日本本土で一番早く朝日がおとずれる場所ということ(厳密には地球が丸いので言い切るのは難しいのですが、ここでは割愛)。
そうとなれば、朝日を見にいきましょう!朝日を見るべく、朝3時にがんばって起きて、出発!
早起きは辛いですが、朝日を見て戻ってもまだ5時台。北海道の有名コンビニ、セイコーマートで朝食を買って、24時間入れる温泉であたたまって二度寝する時間はあります(これが海陽亭がおすすめな理由)。
がんばっていきましょう。早起きの価値のある、美しい朝日を見ることができます。
https://www.visit-hokkaido.jp/plan/detail_18.html
さて、ホテルに戻って仮眠をとった後は、釧路空港に戻る・・・のではもったいない。北上して摩周湖を見て、女満別空港から羽田へ戻りましょう!女満別空港20時発、21時55分羽田到着便を選べば、3日目もたっぷり遊べます。
特に、せっかく北海道に来たので、牧場とかソフトクリームとかも食べたいな、と思った方。ご安心ください。ちゃんとルート上、「厚床(あっとこ)」にすてきな牧場とレストランがあります!
明郷(あけさと)伊藤牧場さんのレストランATTOKOでは、新鮮な牛乳と和牛を使った料理をいただけます!食事の締めに、濃厚なソフトクリームをいただくと、あ〜北海道に来たな〜、と思うはず。
腹ごなしをしたら、絶景を目指して摩周湖、そして、美幌峠へ。
摩周湖は「神の湖」と言われる、美しい青い水をまんまんとたたえた湖です。
そして、美幌峠は、その摩周湖のおとなり。日本最大のカルデラ湖である「屈斜路湖(くっしゃろこ)」と、今なお噴煙を吐く「硫黄山(いおうざん)」を見ることができます。湖、山、すべてが計算されたような配置の美しさは必見。
どちらも車をとめてすぐ絶景スポットがありますし、お土産屋さんも豊富なので、ここまででお土産を買う暇がなかった!という場合はここでぜひ買い込みましょう。
http://www.town.bihoro.hokkaido.jp/docs/2014031300013/
ここまで終えたら、そろそろ旅も終わり。女満別空港へ向かいましょう。
空港では、有名スープカレー店「奥芝商店」の味が味わえます!えびだしスープカレーを堪能して、北海道最後の食事を満喫したらちょうどいい時間。羽田へ飛行機で帰りましょう。
https://tabelog.com/hokkaido/A0110/A011001/1060623/
いかがだったでしょうか。3連休を使えばここまで堪能できちゃう、日本本土の最北端&最東端コース。ぜひ楽しんでみてくださいね!