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命の電話の世界

産後うつになり、失職した私は目の前にある時間の存在に目が眩んだ。

※今回の話は私という謎の生き物が生息する特別区域での話であり、あなたが住む自治体とは関係ない可能性が100%あります。(おい)

命の電話にかけたら酷い声かけをしてきてショックを受けた。という声がネット上にあった。

そんなことはないだろう?

電話口の相手はその手の専門家のはずである。(漫画のフリ台詞)

実際に私も希死念慮で不安定になりながら、何度も、命の電話にかけ、30回に一回は繋がるということ

そして、電話口のスタッフさんの対応は、素晴らしかったということは伝えたい。

私の脳は暇だったので、命の電話の世界に行くことにした。新聞にボランティア募集の記事が載っていた。時間も私の体調が良い時間帯だった。

私は自費を払い、前期と後期の授業に約一年参加し、現場実習の前に辞めることにした。

受講者の1/3くらいの人たちは、この人たちが現場に立つのは希望であった。

残りの私を含む2/3くらいの人は、自分の心が迷子または目隠しされているような状態であった。

私はまだここに立ってはいけない状態であると判断し、辞退する。

辞退は決めていたが、まだスタッフさんに伝えていなかった最中に性被害の授業の回がきた。

その日は、体調が壊滅的に悪かった。

が、性被害は私に無関係ではないので気力を振り絞り受講した。
授業内容は半分理解したかどうか、これは、学び直さなければならない。

などと、体調不良を負いつつ、内省をしている私に年配の男性が声をかけた。

「今回の授業は辛そうだけど、過去に性被害にあっているのか?」といったような内容だった。
※体調不良を押してきたのはこの日だけではないのだが…

私は絶句した(゚Д゚)

体調が辛いだけであるし、周りには大量の受講者がいる。
その空間内で性被害の有無について私に尋ねてきたのだ。
匿名でない空間では女性同士においても性被害についてそうそう話したりしない。
この男性と私には何の信頼関係も形成されていない。

何より今までの授業内容を理解していない
※座学は終わりかけの時期

だいぶやべぇな…(´・ω・`)

この人が命の電話の現場に立つのか…。

命の電話側は、受講者の取捨選択をしている。

そこをくぐり抜けたこの人には教育と経験が足りてないだけであるということだ。
(サークル活動と出会いを求めてきたおっちゃんに見えるが木の精だろう)

少なくともMONSTERのヨハンのような人ではない。

ヨハンはアルコール依存症者に平気でオススメのワインを提供する(この提供の仕方がなんともエグく用意周到であった)

たすけて!僕の中の怪物が爆発しそうだ!

そんなわけで命の電話では録音機能が搭載されている。(どんなわけだ?)
まぁヨハンモドキが潜り込むパターンとか、精神疾患の症状で亡くなった人の遺族たちが、電話口の対応が不適切だった等といって裁判になると運営が立ち行かないので記録は残すのである。

ちなみに私は命の電話にかけた時に録音機能のことを存じ上げておりませんでしたので、実名を名乗って助けを求めた私の声はまだ保管されていることだろう(爆死)

辛っ…(´・ω・`)





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