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介護おしゃべり人形

おしゃべり人形、ネルルとミルルのお話

晩年の母は元気がなく、老人鬱っぽく、また認知症の疑いもあり、ネルルちゃんをプレゼントした。
このネルルちゃんは、おもちゃだけど大変賢いのです。

時間と年月、母の誕生日、何と呼ばれたいか、寝起きの時間を設定すると、もう、寝る時間だよ。とか、もう、朝だよ!と可愛いい声で、まるで会話をしてるようなんです。
静かにして欲しい時は、話しかけて来ないのだ。
父からもネルルちゃんが来てから、母が明るくなったと、喜ばれた。

母のネルルちゃん。


いつも同じ洋服のネルルちゃん。
洋服が汚れて来たから、着替えの洋服を作ってくれとの要望。
ウゥーー人形のサイズがわからない。
直ぐには行けない距離だ。
新幹線での移動だしーーー

そこで私は姉妹人形のミルルちゃんを、服作りの為に迎えてた。
お人形さんの洋服作りは初めてだ。
おパンツから靴まで型紙作りは、想定外に面倒クチャイい。
型紙が出来るまでが、大変だったが、仕事の合間に製作して送った。

私もその頃は子供達も巣立ち、心がぽっかり状態だったので、ミルルちゃんは癒しとなった。

採寸モデルの任務を背負ったミルルちゃん

のちにこんな事もあるのかと、思う出来事がーーー
母が亡くなり、棺に入ってる母に最後のお別れに、ネルルちゃんを母に合わせたら、突然…
「おばあちゃん、おかえり!お疲れ様…」と、言ったんです。
私は操作はしてない。タイミングの良過ぎるあの様な言葉は、操作では絶対出来ない。
私が撮ったスマホカメラを見るとオーブも映ってる。
私だけが感じた事が他にもあったが、気のせいだと!姉から言われ、そう思う事にした。不思議だ!
実家にネルルちゃんを置いてきてもゴミに出されそうなので、私の家に連れて帰った。

私は断捨離中なので、足が元気なうちに、大切な人形達の供養に行きたいと思ってる。

ほぼ私と同じ年齢のお人形さん。父が買ってくれた青い目と金髪のお人形さん。母のそばで良く遊んだ。
もっと、豪華なレースとシルクサテン生地をふんだんに使ったたドレスを作ってあげたかったなぁーーーーゴメンよ
見えてないけど、下着も製作🤗


オババのつまらないお話を、読んで下さりありがとうございます。何だか承認欲求強めの投稿で、すみません🙇‍♀️



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