コロナ禍でも上方修正した企業と家計の簡単な見直し方法
コロナの影響で業績が落ち込む企業が多い中、
東京商工リサーチの調査によると
業績を上方修正した上場企業が9月16日までに
延べ186社あるそうです。
上方修正は見通し として立てていた数字を
プラスの方向に修正することで
このコロナ禍の中で上方修正された業種として
食品や衛生用品関係の製造業、
スーパーやホームセンター、そして
情報通信業などがあげられています。
上方修正の理由としては
商談のオンライン化が進み出張がなくなった、
人件費等削減による経費減少が挙げられています。
上方修正の額として一番大きかった一部上場企業は
スーパーのライフコーポレーション。
ライフコーポレーションの次に
大きな売上修正額となっているのが
同じく小売業の神戸物産。
業務スーパーといった方が
ピンとくるかもしれませんね。
ここまでの話は企業単位の大きな額の話ですが
家族単位で考えてみる、
つまり家計に当てはめて考えてみると
コロナ前と現在とでは
支出する対象の物が皆さん変わっているのではと思います。
引きこもりになりがちですので
固定費、水光熱費が増えている家庭が多いと思います。
その代わり、
外食や遠方への旅行費などは減っているはずです。
家計の見直しをする場合
てっとり早いのは固定費の見直しです。
この機会に水光熱費・通信費
を見直してみるのもいいかもしれません。
それから家計簿をつけるのも難しいという方には
まずはレシートの管理をすることをお勧めしています。
キャッシュレス決済になっても
レシートは発行されて渡されることが多いですので
まずはレシートを一ヶ月分ためて
レシートを見ながら、使った時のことを振りかえりましょう。
振り返りつつ、このとき使い方について
投資・消費・浪費の3つに分けてみます。
これだけでもざっくりとお金の使い方のくせのようなものが見えてきます。
自分のお金の使い方の傾向が見えてきたら
次の月は、出来るだけ浪費が減るように
心掛けていくだけです。
お金の管理、
あまりきちきちやると続かないという方も
少なくありません。
まずは、自らを知るところから始めてみましょう。
家計の上方修正は企業と違って
やる気になれば、すぐに結果を出すことができますよ。
音声配信スタンドエフエム「聞くお金のニュース」にて
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