iDeCoで税制優遇を受けるたった4%の特別な人になる
全体の中の4%が優遇を受けているというと
特権階級のような印象を受けますが、
大人の方なら、大体の方は希望すれば
この仲間入りをすることが可能です。
数日前に音声配信したものを文字に起こしていますので
特別待遇に興味のある方はこのままお読みくださいませ。
6月8日日本経済新聞の記事から
取り上げました。
タイトルは
iDeCo200万人時代の希望と不安
カギ握る若者の動向
こちらの記事によりますと
iDeCoの加入者が200万人を突破したとのことなんですね。
200万人って結構な人数ですよね。
でも、iDeCoに加入可能な方は
5000万人弱位いるそうで
加入者200万人というと
その4%程度ということになります。
で、どうしてここまで加入率が低いのか
というと
iDeCoをやらない理由を
2020年に調査したそうなのですが
まず、お金がない
それから、制度を知らない
これに続いて
投資は元本が保証されない
投資の知識がない
という理由があげられています。
iDeCoの利点は掛金の全額が所得税・住民税の
課税対象から外れることで
運用中の運用益には税金がかからず
受け取りの時も
退職所得控除や公的年金控除の対象となります。
これだけ色々と税制優遇されていても
利用している人は全体のたった4%
ということを考えると
投資に対する不安は
根深いものがあるように思います。
まぁ、不安というと言い過ぎかもしれませんが
単純にそういう
金融教育を受けていないということが
大きいと思います。
アメリカなどでは
子どもに株の口座を持たせたり
授業で金融教育があったり、
ちょっと、投資とは違いますが
子どもがレモネードを作って
庭先で販売して商いを学んだりとか
日本に比べると
お金に関しての体験を小さなころから
積極的にさせる傾向があります。
こういう環境で育つと
投資や株、お金を増やすといった行為に対して
特別なものであるという感覚は
少なくなるんじゃないかと思います。
まぁ、とにかくですね
全然知識がないまま
誰かに勧められて金融商品を選んで
iDeCoを始めるというのは
私はあまりお勧めはしません。
とにかく投資初心者の方、
iDeCoでもNISAやつみたてNISAでも
また、普通の株式投資でも同じですが
投資を始めるときには
まず、金融教育を受けていない世代であるということを
自認しましょう。
特に退職金をもらうことが近い世代の方なんかは要注意です。
ちょっとまどろっこしいかもしれませんが、
基本的な知識や情報を理解してから投資を始めましょう。
これが結局のところ
お金を生かす事へと繋がります。
資産運用しつつ
税制優遇を受けることは
特別な行為ではありません。
あなたにもできる方法です。
ちょっとだけ勉強してみて
4%の仲間入りをしてみませんか。
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