グッドローカルが異業種に挑戦! もっとジモトを良くするための「中古リノベーション事業」って何?
システム開発を軸に成長してきた株式会社グッドローカルは、中古リノベーション事業を立ち上げました。現在は、2024年4月のオープンに向け、絶賛準備中です!
今回は、事業にかける想いやスタートのきっかけを知ってもらうため、代表・永田優樹(通称「たいしょう」)さんにインタビュー。システム開発を強みとするグッドローカルがなぜ中古リノベーション事業を始めるの? どんな家づくりを進める予定なの? とさまざまな疑問をぶつけてみました。
また、湘南への移住を検討中の方にも役立つ「湘南のおすすめポイント」も必見です! ぜひ最後までご覧ください。
「ジモトのためになる」自社サービスにチャレンジしたい
__中古リノベーション事業を始めようと思ったきっかけを教えてください。
グッドローカル設立時は、地元の自治体に使ってもらえるシステムを提供したり、商店街のお店にホームページ制作をしたりと、まさにローカルに根ざしたことをしようとしていました。
ただ、さまざまな縁でとある会社さんのシステム開発に関わらせてもらうことが増えていった。このおかげで会社も成長していったのですが、一方で「もっと地元に根ざした活動をしたい」という気持ちと、自分一人でシステム開発をしているグッドローカルは「会社」といえるのか? という疑問も抱えていました。
2023年4月に地元のママさんのためになるワクフルも始めたんですが、それとは別のやり方も模索していて。
そんな中で採用活動を精力的におこなった結果、エンジニアののぶりんが入って、僕一人で抱えていた仕事をどんどん進めてくれるようになりました。
__新しいことを始める環境が整ってきたんですね。
そうですね。その後マーケティング担当のあすりんも入ってくれたので、役割分担もできてきました。
あと僕は根っからのリスクヘッジおたくなので、多様な事業を展開し、会社としてのリスクヘッジもしたかった。お仕事をくださる会社さんの状況に関係なく、自分で仕事を生み出す意味でも自社サービスを視野に入れ始めました。
__そこで「中古リノベーション事業」を選んだ理由は何だったのでしょうか?
僕にとって自社サービスは初めて。せっかく新たなチャレンジをするなら、DIYも好きで、建築士に憧れもあったので「自分の好きなジャンルにしよう」と思っていたんです。
あと、僕自身10年前に家族との家を建てたのですが、当時は30代前半で…用意できるお金も限られていました。「このお金でできる範囲でお願いします!」と、最初から僕が下手(したて)に出るような関係になってしまって。
もちろん完成した家や工務店さんには満足しているんですが、お客様と、家を建てる立場の人が対等に関われたらいいな、という想いもあったんです。
__当時の体験もこの事業のきっかけになっているんですね。新しいことを始める中で不安はありませんでしたか?
経営者は常に不安を抱えていると思います。でも今は不安を最小限にしてくれる頼れるメンバーがいる。2023年11月にはコーディネーター担当のかよりんも入り、2024年1月に宅建士の資格をもつ営業メンバーもジョインしました。マーケティング担当のあすりんは前職が住宅業界だったので、その経験も集約してくれている。
そしてここでもリスクヘッジなんですが、中古リノベーション事業はフランチャイズとしてスタートすることにしました。その企業のノウハウも教えてもらえるので、運営や接客の基礎を十分に吸収してから、4月のオープンに臨めるのではないかと思っています。
僕たちは「おせっかい」でいい。お客様と、家と長く付き合っていく
__グッドローカルの中古リノベーション事業で大切にしていることはありますか?
一番大切にしたいのは、アフターフォローです。僕がまさに家を建てて10年経つんですが、10年目って何をしたらいいのかよくわからないですよね。
おそらく建てた後は「何か起きたら対応する」のが基本だと思います。でも何かある前にどうにかしておきたい。たとえば「配管検査をしましょう」「コンセントの見直しをしましょう」と言ってもらえたら安心ですよね。
そういうおせっかいをして、お客様と長く付き合っていきたい。だから、家を買ったら僕がついてくるというか、僕と友達にもなれますよ(笑)。
__たいしょうさんがついてくるのはいいですね! 移住して不安な方も多いから心強いと思います。他に大事にしていること、今後とくに意識したい考え方があったら教えてください。
お客様には、未来を見据えたご案内をしていきたいです。
中古リノベーションといっても、そもそも戸建てとマンションという分類があります。子育て世代は戸建てを検討する方が多く、自分の家でのびのびと暮らせるメリットがたしかにある。でもシングル・DINKSの方々ならややコンパクトなマンションで自分なりのリノベーションをしてもいいですし、リセールバリューを見込んだ選び方もできます。
手続きやローンのハードルはあるにしても、お客様の生活スタイルや考え方に合わせて「こんなやり方、生き方もありますよ」という提案をしたい。あとは、僕が湘南に住み始めて10年経つので、湘南の魅力も伝えたいですね!
__このnoteでも、たいしょうさんから見た地元の魅力を教えてほしいです!
湘南はまず空が広いです。東京はビルが多いので、空を見上げることも少ないかもしれませんが、湘南は空がひらけている。これがすごく気持ちがいいんです。
また「東京にすぐ行ける」点が魅力だともいわれていますが、買い物なども湘南で揃います。新しい風がどんどん入ってくるので、ハイセンスなショップも増えていますし、逆にファミリーが安心して買い物できるエリアもある。
その上、海も公園もあり自然が豊かです。潮風はほんの少しデメリットですけどね(笑)。
そして何より人がいい。東京から移住した僕にとってはとくに、お店やご近所さんと交流しながら過ごせる今の生活が心地いいです。もし興味がある方がいたら、ぜひグッドローカルの中古リノベーションの利用と合わせて、湘南エリアの移住を検討してもらえたら嬉しいですね。
__最後に、中古リノベーション事業の今後の目標を教えてください。
今はスタートラインに立ったばかり。これから多くの方に知ってもらい、お客様の輪を広げて地元と深くつながっていきたいです。
組織としては、将来的に僕がいなくても事業が運営できる仕組みづくりをしたい。ここは、僕より不動産業界に詳しいメンバーがいるのできっといい方向に進むと思います!
そして5年のうちに成果を出して、グッドローカルの主軸となっているシステム開発事業を超える売り上げを作りたいと考えています。その結果、2〜3店舗ほどに広げられたらすごく嬉しいですね。
取材協力:CASTER BIZ 採用
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