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仕事の近況報告と最近感じたことなど、まとめ

いつも読んでくださるみなさん、ありがとうございます。今回は最近の仕事の様子や、感じることなど自由に語ろうと思います。

まず阪井まどかちゃんの「mdk magazine」という活動の一環であるクラウドファンディングが先日終了しました。正確にはわたしの仕事がまだ残っているのですが、なんとなくわたしもひとつ「おつかれさま」という気分になっております。

これからは購入いただいたみなさんにお届けする印刷物の諸々を納品までもっていいくというゴール目前の段階です。

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まどかちゃんのプロジェクトをお手伝いするにあたって、いろんな経験をすることができました。まずYouTubeのバナーを作ったこと。

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そしてときどきYouTubeに自分も登場したこと笑。
これは新しい体験でした。
動画の世界がどういうものか全く無知だったので、なんとなく体得できたような気持ちになっています。YouTubeは毎週更新だったので、あっという間に作業がやってきて、あまり思考せず反射神経で作るという感じが続きました。毎日アップしているユーチューバーのみなさんは本当にすごいと思います。撮影に動画編集がメインでバナーまで。尊敬です。

昨日でまどかちゃんのチャンネルは一旦最終回を迎えましたが、またいつか更新してくれることを楽しみにしています。まどかちゃんのYouTubeはこちら


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あと「産業能率大学 湘南キャンパス」の学生さんたちによるオンライン学園祭がありまして。こちらのサイトつくりのお手伝いをしています。

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サイト担当の学生さんたちが準備してくれた絵コンテを元に、わたしがデザインデータを作成し、その後コーダーさんにお願いしてサイトができあがっていきます。見る側が見やすいようきっちりデザイン的に整える部分と、学生さんらしい手作り感がほどよくミックスされたサイトになればと個人的には思ってます。

コロナの影響で大学の学園祭もオンラインが主流になっているようです。生まれたころからデジタル慣れしている世代だと思うので、動画を作ったりデータを作ったりの反応がいいですよね。昨年も感じたことですが、社会人と学生さんが組んで何かを成し遂げるという機会はそうそうないので、お互いにとってプラスの発見もあるのではないかと思います。まだプレ公開の段階ですが、これから少しずつページが増えていき、11/6、7に本番を迎えます。サイトはこちら


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あともうひとつは、光文社新書さんの新刊が完成しました。田原町にある「Readin' Writin' BOOKSTORE」の店主である落合博さんが書かれた「新聞記者、本屋になる」です。

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新聞記者をされていた落合さんが、定年直前の58歳で新聞記者をやめてその後本屋さんを立ち上げるまでのお話なのですが、研ぎ澄まされた文章からいろんな感情が渦巻くといいますか、ドラマチックなんですよね。クールな雰囲気の中、読むたびにいろんな感覚が湧き上がるんです。ちょっと個性的なユーモアのある表現が隠し味みたいに入っているのがまた面白くて、すぐに読んでしまうけど、またすぐ見たくなる本です。

カバー作成では紆余曲折がありました。最初にどそっぽなデザインを作ってしまって担当の編集さんを呆れさせてしまったのですが。そこで一旦仕切りなおさねばと思い、アポ無しでご本人に会いにお店まで行きました。駅からお店に向かうまでの雰囲気からよかったんですよね。浅草やかっぱ橋からも少し離れた静かな路地で、有名なレモンパイやさんの看板を目撃したのち、外観、店内へ。そしてご本人との談話! 本を拝見。などなど。最後は落合さんに聞いた近所の定食やさんでお昼ごはんまで食べて帰りました。いろいろ感じて帰ってきて再度デスクに向かい完成したのがこちらのカバーなんですね。

お店の壁がオフホワイト。扉が阪急電鉄のエンジ色になっていまして、その色を拾ってシンプルに仕上げました。お店はロゴも内装もナチュラルで開放的ですごく落ち着くのですが、この阪急電車の色というのが個性的ですよね。(どのように店舗ができあがっていったのかも本の中に収められています。)

帯や口絵に撮り下ろしの写真が入ってますが、とても優しく暖かく雰囲気よく撮ってくださっていて、これまたいい味がでております。東京近郊にお住まいのかた、本が好きな方にはぜひ足を運んでいただきたいです。読書があまり得意でない方でも楽しめると思います。何か自分が変わるきっかけを与えてもらえそうな、そんな本屋さんです。

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落合さんの本はこちら
お店のサイトはこちら


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とこんな感じで3本立てにしてみました。

おかげさまで仕事はいろいろあって、そういえばまだ紹介できてない仕事もありますね。また近いうちアップします。

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最後に最近感じたこと。

まどかちゃんのプロジェクトでも語られていましたが、「自分の思いこみや刷り込まれてきたものを、自分の内側を整理して取り払うことで、自分らしく快適に過ごせるようになっていく」ということ。これについて考えました。振り返ってみるとまどかちゃんだけに限らず、昨年からあちこちで「自分らしく生きよう」って声が聞こえてきていたなと感じておりました。「個性的に生きる」「あなたはあなたでいい」などが代表ですが、私達はいくつかの枠やゴールみたいなものを与えられ、その頂点を目指すような価値観の時代を生きてきましたが、これからはそれがフラットになっていくのだなあと思うと、無意識に安堵している自分がいます。「あー。わたしらしくていいのかー」とふわっとしていたら、私の頭の中に「日本人らしく」という言葉が湧いてきました。日本のみんなが世界の基準に振り回されず、自分たちの心地よさや文化を軸において生きていったら、もっと生きやすくて、優しくて、個性的で、調和のとれたいい文化が広がりそうだなと、ふとそんなことを思ったのでした。そもそもわたしたち争うこととかトップを目指すって文化じゃないんじゃないのか、なんて思ったりして。そう思うと「日本っていいなぁ」「日本人っていいなぁ」って思えてくるんですよね。

最近は「こうでなきゃいけない」っていうことから、徐々に自分を解放しているので思いが自由です。自分も自由でいたいし、みんなにも自由で気分よくいてほしいし、そんな個々が時々交差する温かい世界を望んでいるなぁと。自分の周りはすでにそんな感じになっています。幸せです。

また次回も自由に語ります。読んでくださったみなさん、どうもありがとうございました。


おわり

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