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BeYourLeader.(ビルド)とは
学生リーダーをリアルをご存じですか?
こんにちは!私はリーダー経験を持つ大学生が集まるコミュニティ「ビルド」の企画考案・責任者である、Goodfindインターン生の松野と申します。大学2~3年生のとき、ダンスの全国大会でリーダーを務め、全国優勝/準優勝に約50名のチームを導きました。
でも、リーダー活動に楽しさはありませんでした。
20年しか生きていない学生の所感でしかありませんが、辛さが99%でした。
まず目標に共感してもらうところからスタートし、メンバーを巻き込んでいく必要がありました。目標達成においても、前例もなければ正解もない状況でした。メンバーの士気も高くありません(全国優勝って何?状態)。
そのため、辛さを理解できるメンバーは、自分以外いない状況でした(目標達成のことを考えると、話す意味もないと考えていました)。でも、50名の時間を奪う以上、目標達成に責任を持っている意識でリーダー活動に奮闘していました。
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というのも、学生のリーダー経験は、たいていの場合自力で課題解決をしなくてはなりません。だれも、リーダーシップの方法論を教えてはくれませんし、教えてくれても大体あてになりません。なぜならば、とるべきリーダーシップは状況やリーダーシップを執る人によって変容するためです(N=1の経験を先輩から教えられても、文脈が違いすぎて参考にならないことが多い。)
だから、リーダー活動の深部や課題感は、明かされないままになることが多いのです。
だけど、N=1がたくさん集まったら、どんな組織/目標であれ課題感やその解決方法の共通項が見えてくるはず。その過程で、話しても共感されにくい私やリーダー学生たちの孤独感も解消されるはず。
だからこそ、自分一人でなく、似た経験を持つリーダーたちと共に、我々のリーダー経験を学びとして深める。そのうえで、内に秘めるのではなく学びや成長を伝え発信すえる。そんなリーダー学生のためのコミュニティを、全国からメンバー募集し、いちからつくりあげることにしました。
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30秒まとめ
①ビルド=さまざまなリーダー経験をもつ大学生50名による
選抜コミュニティ。全て学生が運営している。
②目的:キャリアとリーダー経験を接続させ、孤独を自信に変える
③問い:どうしたら、学生リーダーたちは社会で花開くのか
④求める結果:「自分らしい」リーダーシップとキャリアにであう
将来に熱狂しあえる仲間に出会う
ビルドとは?
2026年卒・2027年卒の約50名からなる選抜コミュニティです。
今年の10月~来年の2月まで、運営される予定で、今年がその第1期となります。
株式会社SLOGANが運営するGoodfindを母体に、
いちインターン生が0から立ち上げました。
所属者全員がリーダー経験をもっており、ほとんどが就活中です。
例えば…
地域密着型ボランティア団体リーダー。
大学体育会系部活動の副キャプテン。日本一経験。
学生起業家/起業代表者。
国際交流団体の立ち上げ。
アイドル/芸術作品を自主プロデュース。
‥‥
居住地・大学・年齢・性別の異なるユニークなメンバーが、
全国から集結しました。ただリーダーをしていれば入れるというわけでは
なく、企画者の松野自ら面接をし、160名から50名を選抜しています。
立ち上げた目的と背景
目的は2つです。
1.キャリアとリーダー経験を接続させ、
2.孤独を自信に変える
1.キャリアとリーダー経験を接続させる
私は25卒で、すでに就活を終えています。
ダンスの全国大会リーダーをしながら、就活をしていました。50数名のメンバーが選抜されて、全国優勝を目標に半年間活動しました。初心者が9割以上のサークルにとって、2回目の挑戦。前年はコロナでほとんど活動できていない中での大会出場でした。そんな中で2年生ながらリーダーに選抜されて、院生2年生~1年生までを率いていました。
実は、全国大会のリーダーと同時に、動員数400名規模のイベント運営の代表も1年間兼任していました。ゆえに、かなり忙しい就活期を過ごしていたと思います。
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就活と2つのリーダー経験を通して思っていたのは、
「こんなに身を削って頑張っているけど、リーダー活動って、キャリアに何の意味があるんだっけ?」
でした。
リーダー経験が自分のアイデンティティに影響を与える機会だったからこそ、就活とリーダー活動を並行する中で感じることができた課題感だと思います。
アイデンティティに影響を与えるほど、ストレッチな目標へ挑んだのが全国大会でのリーダー経験でした。というのも、関東私立が入賞を独占する大会で、地方の無名大学が優勝するのはもはやだれも想像がつかない目標でした。
自他のモチベーション管理も、振りをつくることも、メンバーとのいざこざも…すべてが新しく、正解のないストレッチな課題でした。朝4時まで振りを作り、次の日10時からの練習で声を出し続ける、というような日々が続いた期間もありました。
気づけば、7kg 痩せていました。受験とは違うプレッシャーがありました。私の頑張りで、メンバーが投下してくれた時間が有意義にも無意味にもなる。低学年2年生でしたが、先輩たちと喧嘩しながら、とにかく優勝という目標に向けて全力でメンバーやダンスと向き合いました。
そして、結果はまさかの全国優勝。メンバーたちや、見に来てくれた母親と号泣しながら喜びました。初めて、リーダーをしていてよかった、と思う瞬間でした。
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しかし、就活を控える中で、目の前のキャリア選択にこの経験が何の意味があるのか??
とも、同時に考えていました。
リーダーシップが自分のアイデンティティになったことは間違いなかったのですが、それが何を意味するのか?を言語化することはできていませんでした。
1.つまり、リーダー経験によって磨かれた能力や生まれた志向性(=自分だけのリーダーシップ)は何か?
2.その能力や志向性を最大限発揮できるキャリア選択はなにか?
まずは、自分だけのリーダーシップが一体どう言語化できるのか。固有の、自分だけのリーダーシップとは何なのか、知りたいと考えました。
そのうえで、自分だけのリーダーシップが改めてキャリアにどう意味を持つのか、考えたいと思いました。自己分析というと軽く聞こえますが、リーダー活動というアイデンティティを形成した経験を通して、自分のやりたいことややりたくないことが見えてくるはずです。
やりたいことややりたいことがなくて、困っている就活生は非常に多いですし、不安になります。キャリアとリーダー経験を接続させることは、自分の選択に自信を持つことにつながるのです。そんな機会を、リーダー学生と共に作りたいと思いました。
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そしてこの活動は、「自信を持つ」を言い換えると、ブランドや偏差値ではなく本心ベースで就活を進めることにも役立つと考えました。
私が就活市場でインターンをする中で、本心を企業の人事に打ち明けられている学生は非常に少ないと気づいたことがきっかけで、考えるようになりました。Xなどで蔓延する、就活偏差値に翻弄されて企業選択をした就活生と何人も会います。そのたびに、「本心でキャリアを選べた自分や他の就活生は幸せだ。」と感じています。
誇張した表現ですが、リーダー経験を振り返りつくして就活を進めたことで、就活市場で言う幸せではなく自分の幸せを定義し、就活を行えたと思っています。自分だけのリーダーシップを通して、自分だけのキャリアを考えられたのです。就活は偏差値的なもので比べられるものではないと考えているからです。
そしてこの活動は、自分一人ではなく、ほか多くのリーダー学生と話すことで達成できると、自身の就活を通して感じました。なぜならば、リーダーシップは人によってその特性が異なるので、自分だけのリーダーシップは他者との比較の上で成立すると考えたからです。
リーダー活動を打ち明け合って本心で自分の特性に向き合う。個々人で異なる、リーダーシップの差を感じる。それによって、いつの間にか自分だけのリーダーシップが言語化される。その結果、自分だけの特長が見えてきて、本質的な自己分析が進む。だからこそ、本音ベースでキャリアを選択できる。
すなわち、リーダー活動を考えることが、自信をもってキャリアを選択することの近道になるのです。
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そして、個別の就活最適化のみならず、ビルドは社会的にも意義のある活動であると考えています。
昨今、リーダーシップ教育が全国の大学で進行されています。現代は変化の激しい時代で、安定の定義も十人十色です。先行きの見えない中で、全員が受動的でなく、自分から未来を選び取っていく必要があるのです。社会に出る前に、社会で役立つリーダーシップを身につけさせようと、奮闘しているのです。
ただ、リーダーシップは、それを経験したうえで振り返り、自分の血肉にしていくことで身についていくものだと私は思っています。つまり、リーダーシップを身につけるには、経験しないと始まらないのです。おそらくこれは、リーダー学生全員が共感してくれると思います。
つまり、起業するにしても、就職するにしても、フリーターになるしても、これから社会に出る学生たちには、自分で未来を切り開くためのリーダーシップが求められている。そして、それは実践しないと身につかない。
それはつまり、学生時代に少しでも実践しているリーダー学生は、時代を切り開くキーパーソンなのではないか?
であれば、学生リーダーと社会で求められるリーダー像を接続させる取り組みを行うことは、これからの日本にとって価値がある。
そう考えるようになりました。だからこそ、ビルドの活動は、就活の文脈だけでなく、日本において次世代のリーダーを育成していく活動としても位置付けています。
2.孤独を自信に変える
リーダー経験で私が一番しんどかったのは、「孤独感」でした。
というのも、悩みはあるけども、それを話す機会はほとんどなかったからです。
なぜなら、その悩みを話すことでチームを暗くしてしまったり、
そもそも共感してくれる人がいなかったり。
また、自分の悩みよりチームの悩みの方が優先順位が高かったり…。
同じ熱量で頑張り合える仲間を見つけたい、という自分のわがままも、このコミュニティを組成した動機です。
リーダーたちで集い、リーダー経験について語る。
課題感に共感したり、目標を応援しあったり、自分とは違う考え方に感動したりする。
暖かく、それでいて熱いコミュニティが出来上がると思いました。
そして、私自身、自分と同じような孤独感を抱えるリーダーたちに
出会いたかったのです。
何を発信するのか
このアカウントでは、さまざまな出自をもつリーダーたちが
リーダーシップとキャリアについての議論を通して出てきた「仮説」を
発信します。
ビルドでは、
同じような立場を経験した学生リーダーはもちろん、
企業の若手リーダーや企業の重鎮である役員に出会い、議論したりフィードバックを受ける機会を用意しています。
ビルド生たちが、自由に、本心で、自分のリーダーシップとキャリアについて考えます。
そして、それを自信をもって発信できるくらいまで言語化します。
自信をもって発信できるくらいまで言語化するために、このnoteを使うことにしたのです。
皆さんといっしょに創るコミュニティ
学生リーダーたちは、
いままで、どんなチームをどう率いてきたのか。
これから、どんな社会をどう率いていきたいのか。
言語化し発信していく中で、皆さんとも意見をぶつけ合えたら、光栄です!
よろしくお願いいたします。