理系院卒のためのインターンや就活のコツ
私は現在自動車メーカーでエンジニアをしています。2020年大学院修士卒の理系で大手自動車メーカーに内定し勤務しております。現在は第一志望の会社に勤めることで、日々の満足感が高く、目標に向かって仕事に邁進できています。第一志望に落ちたとしても、日々の満足感を高めることができますが、やはり目標とした企業で働くことの満足感には変え難いものがあると感じてます。もちろん第一志望の企業に就職してみたけど、思った会社ではなかった。という思いをしている人も見てきています。しかし、自分自身で決めたことであるので、別の会社へ転職する際も晴れた気持ちで転職していく人が多いように感じます。
第一志望の企業へ就職するために実践したことや、就職活動を成功させて感じたことをもとに、より多くの方に同じように就職活動を成功させて欲しいと思い、本記事を作成しました。これから理系の就職活動を控えている方や、子どもが就職活動をしているご両親など、当時のものにはなりますが、ご参考になる情報になれば幸いです。今とは制度が違っていたり、就活時期が異なっていることがあると思いますが、ご了承ください。
私と同じように、理系かつ大手製造業などを目指されている方へ参考になる情報になるよう心がけて執筆してます。
基本情報:私の大学入学から大学院での生活
まずは、私の基本情報をお伝えすることで、どこぞのスーパーマンではないことをお伝えできればと思います。 興味のない方は次の章まで読み飛ばしていただいて構いません。
私は旧帝大を志望し1浪したのち、第一志望校へ合格できず、理系の私大へ進学しました。学科の偏差値は53程度の化学系です。私の模試の偏差値も55程度でしたので、実力相応の大学に入学した感じです。今思えば、この程度の偏差値で旧帝大合格は絶望的ですね。
大学生活は、親元を離れ一人暮らしでした。アルバイトは飲食チェーン店で週3日くらい4時間程度働き、部活・サークルへの所属はありません。成績は、学科100名程度の中の上位10%くらいで、比較的真面目に授業等は受講していました。就職活動に関わることとしては、学部の3年生に1ヶ月程度の留学プログラムへ参加してました(3割強観光でした)。TOEIC500点、資格は普通自動車運転免許です。特別なことはそこまでしていないかなと思ってます。今ではもっといろんなことに挑戦すればよかったと後悔してます。
学部生の頃は、授業を受けて、バイトしたり、友達と遊びに行ったり、家で動画見ていたり、料理してみたり、、、そんな日常生活であっという間に時間が過ぎていたのを覚えています。私のスペックはこのくらいで、特筆した成績があるわけではありません。強いて言うなれば、学科内の成績が比較的良い、ということくらいでしょう。
あっという間に3年生の夏がやってきて、早い人はインターンシップなどに応募し、いよいよ就職活動が始まってきているなという時期です。私は、特に就職したい企業があるわけでもなく、なんとなく理系を活かして就職したいなと思っていました。そして周りにも影響されて、大学院へ進学することにしたので、学部生の頃は全く就職活動をせずに、友達との日常をただなんとなく過ごしていました。
3年生の秋になり大学院の研究室選びの時期が来ました。私は同じ大学の大学院に進学する、いわゆる内部進学でしたので、試験もなく面接と学部での成績のみで合否が決まります。大学院での研究室選びは、どの研究室も何をやっているのか、自分の生活にどのように関わってくるのか具体的にイメージしずらいものが多く、唯一身近に感じた”電池”の研究室を選びました。大学の成績は比較的良かったので希望の研究室に入れました。
その研究室はできたばかりで、私は2期生でした。そのため、研究室の仕組みやルールなども教授、先輩と作りながら、研究していました。初めはもちろんわからないことだらけでしたが、身近な簡易な電池を自作したり、材料を合成して、その材料を使って電池を作って見たりと、手を動かして試行錯誤する日々はかなり楽しかったです。
大学院では取り組んだテーマとしても成果が出やすいもので、学会での発表をかなり経験させてもらえました。その中で海外なども行かせてもらえてとても良い思い出です。
理系大学院の実際の就職活動
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