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-モジャ日記-バングラデシュに行った話
モジャ!
ギフトフードプロジェクトバングラデシュ担当の古川しゅーとです。
それでは早速!!!
本日のモジャ!!!
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昨日までバングラデシュにいました。
毎日子どもたちと他愛もない話をしながらご飯を食べています。
彼らの笑顔の基盤に食事は欠かせません。
いつもありがとうございます。
■まずは告知!■
【-男性限定-2024年1月!バングラへ行こう!】
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【-お子さん連れOK-2024年2.3月!バングラへ行こう!】
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2024年度1月・2月に、代表の藤原がバングラデシュへいきます!
もし渡航を検討している方がいらっしゃれば、こちらのインスタグラムのプロフィールからリンクをチェックです!
■2023年度一大イベント!?■
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さて今回の本題に入ろうと思います。
内容は、2023年度GOODEARTH!!!の一大イベントについてです。実は、半年に1回!!!毎年恒例の“学校へ行こう!フィールドワーク”を開催しています。
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2023年10月11日−15日にかけて開催し、今回は40人を超える参加者の皆さんとバングラデシュを訪ねたんですね。
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目立った観光資源の乏しいこの国で日本人40人が街を歩いているというのは、なんとも奇妙な光景でございます。笑
まず空港に着くと、物珍しい目をする現地の方の視線が半端ではありません。
一歩間違えれば、ハリウッド俳優並みの注目度です。
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またこちら側も”人生初パスポート!作成がドキドキ!”という方もいるくらい、”海外が初めて”という方もいらっしゃいまして。。。
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現地の方と日本人が両者キョトンとした目で見つめあっている姿は、カオスを通り越して微笑ましさでありました。
かれこれ5年ほどフィールドワークを行なっておりますが、これまでに”実際に現地で何をしているの?””どういうフィールドワーク?”ということを聞かれることが多くなってきました。
今回の投稿では、フィールドワークの内容と最後に参加者の皆さんの声を発信したいと思います。
バングラデシュを訪ねたいと考えている人にとって有益な情報となるよう張り切って、記事を書いていきます!
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■実際に何をするの?■
では、行程から共有しましょう。
フィールドワーク渡航期間は4泊5日です。
到着日と解散日を除く3日間の濃密な時間を現地の方々や参加者の皆さんと過ごします。
0日目:事前準備
1日目:到着日
2日目:新学校訪問
3日目:ゴミ山訪問&スラム訪問&お土産タイム!
4日目:新学校訪問&ボートクルーズ
5日目:解散日
さて、順を追って説明していきます。
-0日目:事前準備-
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最初の難関が事前準備であります。
出発までが8割とよく言います。
パスポート作成・航空券の取得・ビザの取得・日本出発・日本帰国までの手続きをご自身で行っていただきます。
少し面倒なのですが、この過程を全て自分で出来るようになると、いつでもどこでも海外に行けるようになります!
あの憧れの海外ひとり旅ができちゃうようになるのです。
でも。。。
言いたいことはわかります。
「そんなの無理だ!!!」
「めんどくせえんだよ」
「断念だわ」。。。
安心してください。(履いてますから。。。)
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冗談はさておき、ややこしく見える手続きを一つ一つ丁寧にこなせば、意外と自分で出来るものなんです。
「あかん!分からん」ということに関しては、渡航する数ヶ月前から時間をかけてスタッフや参加する皆さんで助け合って進めていきますのでご安心くださいませ。
ボク自身、空港に着いた時に感じる高揚感はいつになってもワクワクするもんです。家からスーツケースを転がして空港へ向かう自分を想像して、負けじと取得しましょう!
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-1日目:到着日-
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それぞれ搭乗する空港に到着します。(必ず2時間前)
(心配な方はスタッフのチケットに合わせて航空券を取得ください)
(次回から成田国際空港発の直行便でスタッフは向かいます)
ここで心配になるのは忘れ物です。
飛んでからでは、引き返すことは出来ません。
これだけは忘れるな4点があります。
①チケット②ビザ③パスポート④現金
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正直、これさえあれば大丈夫です。
もはやこれ以外に必要無いと言っても過言ではありません。笑
早速バングラデシュに向けて離陸するわけですが
脅威の直行便だと約7時間であります。
ボクみたいに同じ場所にずっと居られない輩に関しては
結構タフです。もはや拷問に近い感覚です。
しかしながら、心配無用。
長年の経験からの対策があります。
こちらです。
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気になる映画を4本程度ダウンロードを行っておき、飛行機内で観て時間を潰すことをお勧めしています。
他にも離陸前に、アルコールをぶち込み、泥のように飛行機で眠ること。それでも寝れない人は前日オールで来ることなどが効果的です。笑
そうすれば、気がつけばバングラデシュ。
東京〜大阪間の夜行バスに乗るのとなんら変わりません。笑
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あっという間です。
そして遂に!!!バングラの地に足を踏み入れる時であります。
まず、強烈な熱波とスパイス臭に圧倒されることでしょう。
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異国間満載・摩訶不思議な世界の体験に興奮すること間違いなしです。
次に入国審査に入るわけですが。
事前にビザを取得していることもあり
入国審査をすんなり通過できます!!!
念願のバングラデシュ入国です!!!
現地スタッフが空港で待ってくれているので、その日はフライトの疲れを癒すことを優先し、ホテル直行です。怒涛の3日間を乗り越えるための休息は欠かせません。
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-2日目:新学校訪問-
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朝起きるとまずは朝食。
(準備に余裕がある人は、散歩がてらローカル屋台のココナッツミルクを飲みに行きます。笑)
出発準備をした後、その日はグループ分けをして新学校へ向かいます。
※新学校ってどんなところ?に関してはこちらの記事をお読みください。
今回の参加者は40人だったので、10人✖︎4グループに分けてハイエースに乗り込みます。
各自グループメンバーの顔を覚え、誰も迷子にならないようにお互いに見張り合ってもらいます。(重要!)
大所帯ですので、常にチームワークが必要とされる現地活動であります。笑
ホテルから約1時間。新学校(兼孤児院)到着です。
まずは現地パートナーのディノが迎えてくれます。
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次に、学校の門を開けると、、、
子どもたちが元気に迎えてくれます。
子どもたちによる歓迎の写真や動画も載せたいのですが、、、実際に見た時の感動を損なわせないためにも、イメージ写真のみ載せておきますね。
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そして学校中に入っていくなりです。
見渡す限りが学校です。
代表の藤原と愉快な仲間たちで建てた学校を
身体いっぱいに感じた時の感動は極上です。
誰しも関わってよかったと。そう思えっていただけるはずです。
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しばらくしてから昼食の時間がやってきます。もちろん手で食べるのですが、手で食べた方がこれまたとんでもなく美味しいのです。
学校のご飯が美味しい!と評判なのですが理由は、有名ホテルのシェフとして働いていた経験のある料理人さんが作ってくれているからですね。
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心もお腹も満たされた後、子どもたちと遊んだり、自分の名前が刻まれたプレートを見たりと、夕方前まで学校で過ごします。
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想像通りかと思いますが、間違いなくヘトヘトになります。笑
その日は、さっさとハイエースで爆睡をかましながら、ホテルへ直行です。
-3日目:ゴミ山訪問&スラム訪問&お土産タイム!
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少しハードな3日目を迎えます。
朝7時前に出発します。
朝が苦手な方は大抵、気分が良くなさそうな顔をしています。笑
バングラデシュの交通事情って、実は過酷を極めております。朝8時以降から夜まで深刻な渋滞です。
歩いて10分の距離が、車で30分かかる時もあるくらいです。
ですので、渋滞になる前に、その日は”ゴミ山”へ向かいます。
街中に突如として現れるゴミ山。
環境問題・ゴミ処理の課題・ゴミ山に付随して起きる課題について肌で感じ、学びましょう。
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その後ホテルに戻り、朝食を食べ、少し休憩を取ってからスラムへ向かいます。
現地パートナーのディノが20年ほど活動していることもあり、現地の方々からの信頼は厚いです。
その信頼があってこそスラムの学校・スラムの子どもたちのお家を見学させていただきます。
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ボクたちが普段ギフトフードを通じてサポートさせてもらっている子どもたちの住居や生活のリアルに迫ります。
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普段はまずできない貴重な経験ですし
このフィールドワークの醍醐味のひとつです。
スラム訪問が終われば、次に向かうのは念願のお土産タイムでございます。
雑貨・食品・民族衣装などが売られているショッピングセンターに向かいます。買い物をするのも良し、カフェでゆったりするのも良し。
自由時間を1時間ほどとります。
ここだけの話ですが、次の日に民族衣装を着て新学校の子どもたちに会いに行くとものすごく喜んでくれます。一緒に写真を撮って記念の1枚を残すのもまた楽しみの一つですね。
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ちなみに、ボクはジャージです。
ジャージ一択です。笑
-4日目:新学校再訪問&ボートクルーズ
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いつも通り朝食、グループ分けを行い。
ハイエースに乗って新学校へ向かいます。
今回は現地団体主催のイベントと重なったこともあり、学校内の飾り物も綺麗に施されていて、もはやお祭りに参加するという感じでした。
子どもたちの生演奏。
日本からの歌のプレゼント。
そして!なんと今回は蕎麦職人がいたことから日本の十割蕎麦を子どもたちに振る舞ったりもしました。
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特技があるという方には、是非ともこの日に披露して欲しいんですね。
料理を作ったり、髪の毛を切ったり、歌ったり、基本的にはなんでもOK。
特技がないよという方は、子どもたちが遊べるおもちゃや、日本語の絵本などをお土産に持ってきてください。笑
渡航前に是非ともご相談くださいね。
そしてまたヘトヘトになるまで遊んだ後。
バングラデシュの疲れのみならず日本で蓄積された?
日頃の疲労を取るためにもボートクルーズに向かいます。
約2時間。大きなボートに乗ってバングラデシュの大自然を堪能します。
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できれば綺麗な空気や温かい夕日に包まれて、黄昏ましょう。笑
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元気のある方は子どもたちと歌いましょう。笑
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それが終わりましたら学校へ戻り。
最後は子どもたちとさようならです。
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かれこれ5年ほど。
毎度このタイミングに立ち合いますが。
お別れのタイミングって
いつになっても胸がアツアツ。
グッと来るんです。
別れの瞬間って、なんでこんなにも寂しいんですかね。笑
もしお願いがあるとするなら、、、
またいつ会えるかも分からないので、かけがえのないその瞬間と子どもたちをギュッと抱きしめて欲しいです。
最後は笑顔で別れを告げて、ボクたちはホテルへ戻ります。
帰りのハイエースは疲れが出たのか”シーン”としています。笑
そしてホテルに到着して、少し休憩してからの、、、
お待ちかねの最後の晩餐です。
そう。。。。実は。。。
ー裏メイン企画!?ー
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フィールドワークの裏メイン企画と言っても過言ではないのが、毎晩の夜ご飯です。
参加者の皆さんとの交流や・代表の藤原、現地のパートナーのディノさんもいらっしゃいます。
多少お酒が入るということもあり緊張の糸がほぐれて、びっくりするくらい参加者の皆さんとの会話が進むんですね。
ここでの会話がこの先何十年と共に過ごす人とのきっかけになったり、忘れられない思い出になることは間違い無いでしょう。
日本に帰国してから、また出会った時に溢れる感動。。。
。。。はい。言葉にするのは止めましょう。。。
(あ、目から鼻水が。。。)
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-5日目:解散日-
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感動的な夜を皆んなで楽しんだ翌朝。
最終日は、意外とあっさりです。笑
それぞれのフライトのタイミングで、チェックアウトを済ませて、空港へ向かい日本へ帰国します。
昼過ぎまで時間の余裕ある人は、古川と一緒にちょこっと一緒に街を歩いたり、リキシャに乗ったりします。
ここで忘れてはならないことが!帰るまでが遠足であります。
気が抜けてしまって、体調を崩したり、フライトを逃したりしないようよろしくお願いいたします。笑
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そして、自宅に到着してからです。
スーツケースを開けてみて欲しいのです。
必ずと言っていいほど現地の残り香(スパイス臭)も一緒に着いてきます。
つまりです。今回の企画は日本に帰ってもバングラデシュを楽しめるフィールドワークとなっております。笑
というわけで、最後になりますが、長々と書かれた文章を読んでくださり本当にありがとうございます。
■イメージは沸きましたでしょうか?■
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これを機に”実はずっと行きたかった”という方は申し込みをドシドシ待っています。
楽しみましょう!
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【2024年3月編】
【2024年1月編】
■みんなの投稿!■
一部載せておきます。
■食事提供をする!■
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食事提供のメンバーになろう!(リンク)
■買い物で応援■
買い物で応援!(リンク)
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【学校建設&運営に関して】現在建築中の学校は3階部分までの建設が完了し(4階途中&男子用ドミトリー建設中)、約75人の子どもたちが新しい学校で学んでおります。また一時的に、コロナ禍で職を失った親を持つ子供たちが避難する施設としても活用しております。