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生活や趣味に役立つアプリのグッドデザインを紹介します
グッドデザイン賞公式ホームページでは、各年度の受賞対象全件の概要やデザインの背景、審査委員からのコメントなどを一覧で見ることができます。
今回は、2022年度受賞対象のなかから、日々の生活や趣味で役立つアプリ・サービス10点をご紹介します!
毎日のアクションを最小限に、続けやすく身につけやすい健康習慣をサポート。
スマートフォンアプリ [QOLism(キュオリズム)]
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「健康リズムが自然と身につく」をキーワードに、なるべくシンプルにわかりやすく、続けやすさを重視した健康スマホアプリです。たくさんのことをやろうとして続かないという問題を解消するため、1日の健康アクションは最大でも3つに絞り、運動動画・食事メニューをパーソナライズすることで「何をやるべきか」をユーザー自身が考えて選ぶプロセスを最小限に。徹底して続きやすさが追求されていて、ゲーム感覚で使えるデザインも評価されています。
日々の気持ちをみんなで共有し、共感しあうコミュニケーションツール。
感情日記アプリ [Feelyou(フィールユー)]
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Z世代を中心に「SNS疲れ」や「コロナ疲れ」という言葉が聞かれるようになった昨今。そんな中「まずは自分を大切に」をコンセプトに開発されました。フォロワーやいいね、アルゴリズム広告などの機能はなく、ユーザーは日々の感情を日記のように発信し、「わかるよ」という共感のリアクションとコメントを相互に行うことができます。現在170カ国以上にユーザーが広がっていて、SNSの現代的なあり方を体現しています。
夜間休日に自宅で医師の診療を受けられるサービス。
スマートフォンアプリ [みてねコールドクター]
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夜中や休日の急な発熱や体調不良時に、最短30分で簡単に医師を呼ぶことができるサービスです。夜間休日の往診だけでなく、電話での医療相談や、24時間365日対応のオンライン診療にも対応しています。あたたかみややさしさが感じられるデザインで、登録から診察予約、支払いまでシンプルでわかりやすいUI/UX設計です。今後は医療体制が整っていない離島など全国各地への展開も見込まれていて、社会的な需要も高まっています。
あっという間に大きくなる子どもの足を計測し成長を予測する、ウェブアプリ。
子どものあし成長予測ツール [ASICS STEPNOTE]
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シューズメーカーが、自社の研究所に蓄積された子どもの足形計測データをもとに、未来の足の成長を予測。適切なシューズを適切なタイミングでお知らせしてくれます。子育てや仕事でいそがしくしている保護者にとっても、気づいたら子どもの靴のサイズが合わなくなっていた、という事態を回避できるツールです。
家計簿の「続かない」を解消する、家計管理アプリ。
モバイルアプリケーション [Mable]
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「お金が貯まらない」「お金のことは気になるがよくわからない」などの本質的なユーザーのお悩みに応える家計管理ツールです。銀行口座や証券会社、クレジットカード、ポイント等の情報を自動で集約・把握でき、現在の状況把握から中長期的な資産形成までをサポート。1画面の情報量は少なく、機能もシンプルで「金融=難しい」という心理的なハードルをさげながら、リラックスした気持ちで自分のお金と向き合うことができます。
1つのアプリに手書きノートを集約して、効率的な学習をサポート。
スマートフォン・タブレット向けアプリ [Carry Campus(キャリーキャンパス)]
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ノートや参考書をスマホやタブレットで撮影するだけで簡単に取り込み、いつでもどこでも勉強をはじめられる勉強アプリです。情報整理機能や赤シートを再現した暗記ツール、勉強計画やテスト結果の記録などデジタルならではの機能が充実しています。100名以上の現役中高生からのヒアリングを繰り返して開発されたという、新しい勉強のスタイルを提案しています。
人と街が継続的に関わりあう、デジタルのスタンプラリー。
モバイルアプリケーション [デジタルスタンプラリー furari(フラリ)]
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従来の紙のスタンプラリーをデジタル化したプラットフォーム型のネイティブアプリケーションです。利用者はアプリ内で開催されている複数のスタンプラリーにいつでも参加することができ、ラリーの主催者は非対面・非接触で開催と管理が可能に。「観光スポット巡り」「地域・街おこし」だけでなく、商業施設や商店街、出版社や劇場、大学など様々なスタイルでのスタンプラリーイベントに導入され、人と街のコミュニケーションツールとして活躍しています。
車両とスマホアプリを連携し、ライダーに安全なナビゲーションを可能にするサービス。
バイク専用ナビゲーションサービス [ツーリングサポーター]
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スマートフォン向けのバイク専用ナビゲーションとして、NAVITIMEが提供する「ツーリングサポーター」をバイクの車載ディスプレイに表示できるサービスです。アプリを起点として、車両やデバイスと連携し、環境変化に対応しながら安定的なナビゲーションが提供可能に。ハンドルバーのコントローラーにも対応しているので、画面をタッチすることなくハンドルバー操作でルートを選んでナビゲーションを開始することができます。走行中には操作制限が行われるなど安全面にも配慮が行き届き、安心安全にツーリングを楽しめます。
AIでくずし字を現代文字に変換できるアプリ。
スマホ・タブレットアプリ [みを:AIくずし字認識アプリ]
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最新のAIくずし字認識技術を活用し、ボタンを押せば数秒でくずし字を現代文字に変換することができます。ニッチで専門的とも思える古典文化ですが、1000年にも及ぶ日本の古典文化を読み解くのにAIの活用によって得られる効果は大きなもの。身近なスマホを用いて過去の資料に光をあてることで、専門家だけではなく古典を楽しむ文化が広がり、地域の歴史発見につながるなど観光や教育にも大きな効果を及ぼすことが期待されています。
山に登ることと山を豊かにすることをつなぐ、新しい仕組み。
【2022年度グッドデザイン・ベスト100】
スマートフォン アプリ、WEBサービス [循環コミュニティポイント「YAMAP DOMO(ヤマップ ドーモ)」を活用した山の再生事業]
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登山者自身が自分たちのフィールドである山を手入れし、再生する仕組みをうむ循環型コミュニティポイント「YAMAP DOMO(ヤマップ ドーモ)」。登山者の間では既に大きな支持を得ている「YAMAP」で「活動日記の保存」や「みまもり機能をONにする」など他者やコミュニティに貢献する利他的な行動をすることでポイントがもらえ、貯まったポイントが植樹や登山道整備など山の再生事業の支援に活用できます。ポイントはユーザー同士での交換も可能で、共感や応援の気持ちを育みこれからの新しいコミュニティやビジネスのあり方を実践しています。
これまでの受賞対象はこちらから。
また、グッドデザイン賞公式インスタグラムでは、毎日1点ずつさまざまな受賞作品をご紹介しています。こちらもぜひチェックしてみてください!