巾木は奥が深い
こんばんはテンプラです。
以前も記載した通り、住宅の商品化をベースに仕事をしています。なので、誰でも同じように建設できる、技術力がなくても80点とれる材料を使いたいわけです。
そうすると、大手メーカーなどが製品化した材料(外部・内部共)を使った方がある程度目指す精度に近づきます。無垢材や造作を伴うような材料を使いたいのですけどね。ナカナカ・・・。ただポイントとなる部分には標準図面化して使ったりもします。バランスですね。。
室内の床と壁との境にある巾木。一般的な建築屋さんが作る木造住宅には必ず設置されますね。大体は内装建材(床、室内ドア、窓枠、廻り縁)で選定したメーカーの巾木を選定します。
ただ、一般的な巾木は小ダサいので(笑)、ここだけは造作にして無垢集成材を使って製作したり、写真の様にアルミ巾木、この時はサンワカンパニー製を使って薄くして見せたり、工夫することもあります。
数年前、樹脂メーカーから新しい巾木資材の意見を伺いたいと相談が来ました。その際は巾木部分を目透かしして、壁と床との境が浮いている様な納まりにできる樹脂下地の製品化。隙間が影になってシンプルでかっこいいがゴミがたまりそうで再調整。
巾木は奥が深い。デザイン性が高い製品化をお願いしたいところです。
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