サービスがどんどん好きになる!ドッグフーディングとは?
皆さん、日々ドッグフーディングしてますか?
ドッグフーディングとは、自社のプロダクトや、サービスを自ら率先して日々利用し、ユーザビリティなどの課題を見つけ、改善していく取り組のことで、日本では単に「ドックフード」や「自社実践」と言われることもあるそうです。
なぜそれが「ドックフーディング」というのか私も最近知ったのですが、あるペットフード会社の社長が株主総会にて「自社のペットフードを食べた」ことに由来しているという事。要するに、自分が自信をもって食べられないもの(使っていいと思えないもの)は、世の中にだしても売れないよ。ユーザー視点をもっていますか?の最たるエピソードだな…と衝撃を受けました。
詳しくはWikipediaで
ドックフーディングを実践している企業として、マイクロソフトやGoogle、Airbnbなどが事例としてよく上げられますね。私もユーザーと利用していたサービスで、ドックフーディングをおこなっている社員の方に、たまたまお会いしたことがあります。
「自分たちのサービスを自分たちが使ってみないと、本当のユーザー体験は分からない。サービスの良さや、不便さを知っていないと。だからうちの社員はみんな体験しているんです」とその方から聞いた時に、だからこのサービスは使いやすいし、改善スピードが早いんだなと感じました。
特殊なスキルがなくても始められる「ドックフーディング」のメリット
1:リリース前に問題点・課題を発見し改善できる
2:リリース後実際のユーザーが使う状況で自社製品・サービスをテストできる
3:使い続けることでそのプロダクトやサービスに更に愛着がわく(愛着がわいてくる過程も体験することができる)
実は個人的には3:使い続けることで自社サービス・製品に更に愛着がわく、が一番のメリットかなと思います。
1,2はドックフーディング以外の手法を使っても、同じような事ができますが、ユーザーが使い続けたくなる瞬間や、理由、過程は日々使い続けることでしか知ることができない貴重なインサイトです。
またまだカタチになりきらないサービスの検討段階でもドックフーディングは有効です。
この1ケ月でfigmaのプロトタイプを使って簡易的に「検討中のサービスをドックフーディングしてみる」ということを行っていました。今回はPO、UXデザイナー、UIデザイナー、プログラマーなど様々なメンバーで行ったのですがそれぞれの視点から、色々な気づきがうまれました。
まずは使ってみる、体験してみる。その過程でどんどん好きになる。
その行動があるとプロダクトやサービスの良さを、ユーザーによりリアルに、具体的に伝えられるようにもなる。
ぜひ皆さんも今日からやってみてくださいね。グッドコミュニケーションズの新倉でした!
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