畑サンデー part.1 不耕起畝作り
今月から畑クラブ第一期生がはじまりました!
今回のテーマは“不耕起畝を作ろう”
ゲスト講師ハマーさん指導のもと
みんなで新しい畝を作りました!
畝のサイズに合わせて周りの土を畝に乗せて
微生物のごはんと住処となる
米ぬかと竹炭を加え
刈草でミルフィーユに。
最後に畝の周りの掘った溝に落ち葉と米ぬかを
入れて1か月ほど寝かします。。
今回は畑をやる際、自分の区画や野菜の畝を
管理することだけに集中しがちだけど、
さらに大切なことはその周りにあるということを教えていただいた気がします。
その一つに“点穴(てんあな)”というものを教えていただきました。
点穴は地上の空気と水の通り道を
作ることによって目に見えない部分に
作用していくというもの。
自分が管理している場所だけではなく、
それがだんだんと周りにも
影響していくそうです。
畝や畝間に20〜30センチの深さの穴をあけて
木や落ち葉や竹などの有機物を詰め込む。
もしくは20〜30センチの長さのドライバーを片手にしゃがむタイミングでプスッと刺すだけでも
良いそうです。
ドライバーじゃなくても棒であればなんでも。
そして畝間の大切さ。
畝の中だけをよくしていくのではなく
畝の間を育てることによって
畝自体にも良い影響を与える。
畝だけに集中してもだめだし
まわりだけを良くしようとしてもだめ。
つい目の前で起きていることだけに
目を向けてしまいがちだけど
大切なのはそのもとの部分にあったりして
それを改善することによって
連鎖のようにまわりもよくなっていくということ。
逆のパターンもありえるので
むやみに何かを加えたりするのではなく
しっかり考えることの大切さ。
自然の中では動物たちが穴を掘ったりして
それが点穴代わりにもなるようです。
畑のように人が手を加えて育てる場所は最後まで人がしっかりと管理をしなくてはならないですね。
今回の畑サンデーでは畝の作り方だけではなく、畑をやるにあたっての考え方や管理に対する
視点が広がる時間でした!!
来月はいよいよ苗の定植!
夏野菜で大活躍な支柱の立て方にも
挑戦しますよ〜
どんな畑になっていくのかお楽しみに。
mari