第1回 開示王 1回戦

開示脳の総合格闘技　開示王

日本全国の開示マニア３６４０人が予選に参加。
その超ハイレベルな激戦を勝ち抜いたのはこちらの7人の天才たち。

日本で最も開示に詳しい人物が今夜決まります。
最強の開示脳日本一決定戦いざ開幕！！

まず最初のステージは常識をはるかに超えた開示知識を問う問題。
驚異の開示脳とひらめき力を持つ天才たちの戦いが今幕を開ける。

司会者「それでは問題です」

「今から述べる東京証券取引所上場会社の証券コードをすべて足してください。三菱商事、住友商事、伊藤忠商事、三井物産、まr」

司会者「開示大好きマン　江出寧人。」
江出寧人『はい、40145』
司会者「正解です！！」
江〇マキコ「えええっ！！」

司会者「解説をお願いします」

江出寧人『住友商事まで聞こえたところで、五大商社の証券コードを全て足す問題だとわかりました。商社系の証券コードは8000番台なので下三桁のみに集中して計算してその答えに40000を加えました』

司会者「知識もさることながらこの短時間での計算力、さらには洞察力と
単なる開示マニアを超えた頭脳を今目の当たりにしております。江出寧人10ポイントを先取です。」

　
司会者「参りましょう。問題です」

次の？に入る数字を答えなさい。

司会者「会計大学院教授　福沢茂吉」
福沢茂吉『15』
司会者「なぜわかった！？」
観客席「？？？？」

会計大学院教授　福沢茂吉
東京大学経済学部を次席で卒業後ケンブリッジ大学で博士号を取得。
その後は会計大学院で院生に講義を行いつつ会計本を出版するまさに会計エリート。その中でも開示に関する著書はなんと30冊を超える。開示と会計のスペシャリストが第1回開示王の優勝を勝ち取る！

司会者「解説よろしいでしょうか？」
福沢茂吉『2025年2月24日現在適用されている実務対応報告を数字の若い順に並べたものになります。15は「排出量取引の会計処理に関する当面の取扱い」です』
司会者「なるほど。」
SHE〇〇Ｙ「言われたら『ああ…！』って感じですが。。」

司会者「さあ参りましょう！問題」

監査基準報告書 700 実務指針第１号に記載の監査報告書の文例のうち文例3の監査意見欄に記載されている文章を全て答えなさい。ただし条件は以下のとおりとする。
・文例3は連結財務諸表（IFRS任意適用会社）の監査報告書である。
・文例内の〇〇の箇所は実際にIFRSを任意適用している会社名や事業年度を使用することとする。

司会者「親が公認会計士　弥生快慶！！」　
弥生快慶「当監査法人は、金融商品取引法第193条の２第１項の規定に基づく監査証明を行うため、「経理の状況」に掲げられている日本製鉄株式会社の2023年4月1日から2024年3月31日までの 連結会計年度の連結財務諸表、すなわち、連結財政状態計算書、連結損益計算書、連結包括利益計算書、連結持分変動計算書、連結キャッシュ・フロー計算書、連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項及びその他の注記について監査を行った。 当監査法人は、上記の連結財務諸表が、「連結財務諸表の用語、様式及び作成方法に関する規則」第93条により規定された国際会計基準に準拠して、日本製鉄株式会社及び連結子会社の2024年3月31日現在の財政状態並びに同日をもって終了する連結会計年度の経営成績及びキャッシュ・フローの状況を、全ての重要な点において適正に表示しているものと認める。」

司会者「正解！！よどみない！よどみないぞ弥生快慶！」
弥生快慶「文例通り記載されている監査報告書を回答に使いました。ちなみにあくまで文例なので、特に1文目のうち連結財務諸表作成以降は各監査法人によって若干違う可能性があり注意が必要です。そして現在日本d」
司会者「解説ありがとうございます！もう大丈夫です！」
BIG4完全制覇　ＸＸＸ「そうなんだぁ！」
司会者「今大会最年少12歳の弥生快慶が今静かにベールを脱ぎました」