骨折日記 その40 8月16日編
いかにも台風来るぞ、と言わんばかりの朝。
薄日がさしたかと思えば土砂降りの繰り返し。
ホテルのチェックアウトもせっかく遅めになってたのに、
電車が動いてるうちにとっとと帰らなきゃいけない。
もう一泊とも思ったけど、夕食の買い出しはどうする？
と思って、
普通にとっとと帰ることにした。
もちろん朝ごはん食べて、『虎に翼』見てからだけど。
ホテルの朝食バイキングのために、
おひとり様泊の夜にエグい量の間食は控えめにして
（というか胃が気持ち悪くなるので）、
6時に起きて辛くならないように、可能な限り早寝をした。
6時に起きて、7時ごろに朝食会場に向かって、8時ちょっと前に『虎に翼』待機をする
…という計画をたてた。
ホテルの朝食バイキングは思い残す事なく食べたい、
と自分の胃のキャパシティを考えず、あれこれ取りまくった…
窓からの様子が見えるおひとり様席に座ったけど、テレビが見えにくい。
普段と違って、台風情報が見たいんだけど。うっかりしてた…
部屋に戻って『虎に翼』見て、その後は荷物をまとめながらテレビの台風情報を見ようとしたら、
普通に高校野球をやってたので、ラジオに切り替えて、
台風情報を聴きながら荷物をまとめる。
荷物をまとめ終わったら、速やかにフロントへ。
駅まで歩いて行けないわけではないけど、
台風が近づいてるし、足はシーネ固定されてるし、
と、フロントでタクシーを頼んだ。
配車料はかかるけどしょうがない。
思ったより早くタクシーが来て、池袋駅へ。
池袋に行けば、タカセへ。
家へのお土産のクッキーは、買えるなら買っておきたい
（前日夕食時にアーモンドチュイールの切れ端詰め合わせが売られてて、
次の日でいいや…と見送ったけど、なかった…）。
使えるものなら使いたい湘南新宿ラインは、
11時までは一部区間で運転していたので、
乗ろうとしたら乗り場を間違えてしまった…
次は15分ぐらい待つので、埼京線から新宿、
新宿から中央線で東京、東京から東海道線に乗ることにする。
東海道線に乗って、やっとラジオを聴く余裕が出てきた。
それもNHK。
ツイッターも見たいと立ち上げたら、ラジオのアプリが止まってしまう。
もうツイッターを見ても、ろくな情報はないだろうから、ラジオに集中する。
地元最寄駅に着いて、駅ビルで買い出しを済ませてタクシーで帰るつもりだったけど、
ラッキーなことにバスが出ていたので乗って帰る。
汗だくだったので、家に着いたらシャワーを浴びて、
『虎に翼』の再放送を見る。昼ごはんはあまりお腹が空いてないので、まだ食べない。
テレビの台風情報をぼんやり見たり、家の窓の外を見てた。
そうこうしてるうちにお昼1時半。
いくらなんでもこれは遅すぎると、お昼ご飯を食べる。
食べ終わって、今日テレビで放映される『サイダーのように言葉が湧き上がる』の録画をセットする。
セットしようとしたらHDDの容量が少なくなっている、
と警告が出た。
遡ってもうこれは見ないだろうという録画をバッサバッサと消す。
けど『真珠夫人』と『牡丹と薔薇』は消せない…
ていうか『真珠夫人』録画してたんだったら見なくちゃ。
…という謎の決意をして、また見ない録画を消す。
その中にUHFで2年前の正月に録画した『蒲田行進曲』が！
私が風間杜夫にグッときたきっかけの映画。
と言ってもそれも高校生の頃にテレビで見たんだけど。
台風も関東直撃からコースを変えたのか、
台風情報も落ち着き始めた様子なので、せっかくだから『蒲田行進曲』を見る。
確かこの映画がきっかけで、風間杜夫や平田満は有名になったんだよねえ。
風間杜夫演じる銀ちゃんは、今見てもどうしようもないクズでチキンなんだけど、
チキンだからビッグマウスを叩くんだろうと、今なら思う。
平田満が風間杜夫にひどい扱いを受けてるのを見て、
「星先生になんて事を…！」と思ってしまう『虎に翼』脳になってしまったという事も再確認した…
『蒲田行進曲』が良すぎて、私が覚えていた記憶の再確認やら、
風間杜夫の芸歴やらあれこれ調べてしまった…
私の記憶も『スチュワーデス物語』の頃、歌も歌ってたよね？
サバイバーの「American Heartbeat」のカバーとか。
そのあたりに林真理子に「モリオ・イグレシアス」と言われていた…なんて事を引っ張り出された。
いろんな事があって、台風接近、お泊まりから帰ってきて疲れた事をうっかり忘れてた。
金曜日、家にいる時の定番、
新潟のラジオ『スーパー・ササダンゴ・マシンのセッパン！』を聴きながらうとうとして、
やっぱり家はいいなあ、と思った。
今回の画像は、お土産に買ったタカセのチーズクッキー。
もう食べちゃったので、ラベルを剥がして手帳に貼りました。