花束
午前中、実家がらみの用事をこなし、
一段落してモールをうろちょろして、
文房具を買ったり、本を買ったりした
(もう手帳を買ったのに、ブロック型手帳で表紙のワンポイントにサメが描かれたいい感じのものを見つけた…
なんか悔しい…)。
用事は早く終わる予定だったけど、
普段読まないジャンルの本を探すにあたって、時間がかかってしまった。
8月に退職してから、職場から花をもらってない。
別にほしいとも思わない。
休職からの退職という、義理を欠いているにもほどがあるから、
しょうがない。
だけど、私は私をねぎらいたい。
よく頑張ったね。よく我慢したね、もつ大丈夫だよ、
そんな言葉を自分にかけながら、花束わあげたかった。
お気に入りの花屋さんに、閉店30分前に行く。
明日以降だときっと忘れてしまうから。
忘れたらずるずると日が過ぎて、また実家に帰る頃あたりになる。
今日じゃなきゃダメな気がした。
予算と、目についた花をメインで入れてほしい、
と花屋さんに伝えたら、
その花だけ束ねて、ユーカリをあしらおう、
と提案を受けた。
閉店30分前だから、花屋さんもアレンジメントを考えるのが嫌だったのかもしれない。
ちゃんと覚えて、アレンジを考える余裕がある日に改めて行けばよかった?
でもカスハラでメンタルやられて、辛いことから逃げた私には、
この程度に雑な花束がお似合いなんだ、
花にめちゃくちゃ失礼。
夫は家に帰ってた。
花束のいきさつをさっと話した。
「かっこいい」と夫に言われた。
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