サンタさんからの予想外なプレゼント
まだ11月になったばかりというのに
もう街はイルミネーションに着飾られ
すっかりクリスマスモードだ
ふと去年のサンタさんからの
プレゼントを思い出す
それは
"手紙"
だった。
わたしが描いてしまうのはとってもとっても
もったいない気がするのだが
素敵な文章なのでぜひともここに残したいと思ったので
すこし、ご紹介を。
手紙の始まりは
Merry Christmas
東京に慣れてきた?
東京に飽きた?
東京の魅力を感じなくなった?
去年わたしたちは東京に来て
2年が経っていた。
田舎育ちのわたしが、大都会トーキョーにいるもんだから、時が流れるのが早すぎて、
すこし疲れていたのかもしれない。
そんなわたしの心情をなんとも
捉えていて、読みはじめた途端から、
心を奪われてしまった。
手紙は、もちろんサンタさん(彼)からだ。
そして、サンタさんは
わたしのことをいつも遠くからと近くから、 彼とともに
何を感じてどうすれば楽しく生きて行けてるのかを
見て考えて幸せを探してくれているそうだ。
ほんとうにその通りだ
つづいて手紙の途中には
こんな素敵なことばが添えられている
いい1日をコーディネートしたい。
それがずっと続くように優しく思いやりのある1日を過ごしていきたいと思っています。
サンタさんは彼に5つのことを託しました。
1つ目にはこんなことが...
未知の旅の道具を集めること
そして、2つ目に彼に託したことは
わたしの才能を開花すること
と書き留められていた。
あと3つ、託したことがあるのだが
彼とわたしの素敵な思い出としてしまっておこう。
"未知の旅の道具を集めること"とは??
それは手紙のほかに用意されていたプレゼントに
隠されていた。
-カラフルな筆とスケッチブック-
彼はわたしに"道具"を与えてくれたのだ。
何度も素敵なクリスマスプレゼントは
もらっていたが、こんな予想外なプレゼントは
初めてだったよ。
私の可能性を引き出してくれる、
もしかしたら開花する才能のため、
素敵なオレンジ色の裏表紙のスケッチブックと24色ものカラフルな筆を
選んでくれたのだ。
もらって、おわりじゃない。
これからこの大事なスケッチブックに
描いていけるのだと思うと
ワクワクが止まらなかった。
さすがだ、感服したよ。
もうわたしはワクワクしていた。
このスケッチブックを描きおえた際には、
新しいスケッチブックを買ってくれると彼は
言っていた。
なんだかとても素敵なことに感じた。
まだまだ綴られていた手紙には、
素敵なクリスマス、素晴らしい1年。
それよりも、
1日1日が苦しくて、踏ん張って、その我慢と退屈さをハジキ飛ばす毎日にしよう。
いつも遠くからと近くから見ています。
そして、手紙のさいごは
なんとも素敵な言葉が記されてあった。
愛してるよ
旅に出よう
そして、みつけよう
全て上手くいく
来月、彼にも
サンタさんから手紙が届くかもしれないね。
*photo by
movie
"さよなら退屈なレオニー"からスティーブとレオニー