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【コラムvol.13】未成年の保護者様、関わる大人たちへ。

こどもたちの歯を守る鉄則として、声を大にして伝えたいことがあります📣

その一つとして、こちらの記事も読んでいただけたら嬉しいです。


歯は、お口全体の健康に留まらず、心身の健康と成長のためにとても大きなファクターがあります。

日々の診療では、山形県の日吉歯科診療所で予防診療を推奨する熊谷崇先生のお言葉がいつも思い浮かびます🔥

20 歳まで治療を優先することなく、治療をしないように努力、予防すれば素晴らしい40歳を迎え先の取り組みに大きなアドバンテージをもたらすことになる。

熊谷崇先生

まさにその通りで!

いつから歯医者に連れて行けばいい?
何歳からどんなことをするの?
また、学校から歯科検診の結果用紙をもらってきたから受診しないと…
など未成年と一括りにしても歯科医院と関わるきっかけは年齢により様々です。

まずは、歯科医院に対して、なにかあったら行く場所や悪いところを治してもらう場所としてではなく、日々の習慣を一緒に見直すことができる場所としてシフトしていただけたらと思います。

なぜ虫歯ができたのかな?
なぜ歯並びが悪くなるのかな?
歯並びが悪いとどんなことが起きるのかな?
将来、虫歯や歯周病で悩まないお口作りためにはどんなことに取り組めば良いのかな?

予防のための処置の前に、まずはこの時点を持ってください😊

そうすれば、何歳からでも歯科医院に通い、現状の把握、将来のリスク予想、現時点でお家で取り組めることが少しずつ整理することができます。🌱

年代に合わせたアドバイスをその方のペースに合わせて行うことができるのも、状態の良い時も悪い時もお互いに把握しあえる定期的なメンテナンスが可能である歯科医院ならではです。

治療に急がないでください。
なぜ、その歯に問題が生じたのか、必ず木(歯)だけでなく森(様々な背景も含めた人)を見て、専門家と共に現状把握から始めてください。

治療が必要であればどの程度の治療なのか、今後繰り返さないようにするためにはどうすれば良いか、この点についてもご家庭と歯科医院でしっかりとお話する時間を設けて欲しいです。

とにかく、患者さんである本人、その本人をサポートする保護者様も慎重になってください。

20歳までの成長は、習慣がすべてです✨✨🌱

その過程で出来る限り治療という手を加えず、良い習慣の蓄積で、成長を見届けていきたいと思います。
まずは、大人たちがその歯の守り方や顎の成長をサポートする努力をしなければ、歯は何本あっても足りません。🥲

爪や髪のようにまた生えてくればよいのですが…

どうか、治療に急ぐ前に治療をしないための努力を惜しまないでいっていただきたいです。



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