なんの自慢にもならない、私だけかもしれないレア体験
前置き
一記事書いていつものようにnoteのトップに戻り、「私だけかもしれないレア体験」のバナーが目に入りました。
うんうんと首を捻ったんですが、特にこれといって人に誇れるような人生を送ってきてはいないうつ病ニート。
何をネタにしたもんかなあと思いつつ、みなさんの作品を楽しみながら参考にしました。
余計に頭を抱えました。
優秀な体験だったり、事件絡みだったり。
仕方がないので、恥を偲んで自らの意味不明な行動の結果を綴ろうと思います。
金欠大学生オタク時代のお話
コロナ禍に入る前の私は、とある女性声優さんの大ファンになり、とにかくイベントやグッズ収集にお熱でした。
中部のあたりに住みつつ、バイト戦士をし、毎週末のように数十分から2時間程度のイベントのために東京へ行く。そんな金欠オタクを1年ほど続け、貯金はおろかギリギリプラマイ0を保っていました。
そんな私がしたレア体験話
・財布の中に16円だけ入れ、帰りの夜行バスの予約だけ取って東京に遊びにきた
・台風が迫っている徳島県のイベントに行ったにも関わらず、宿の予約をせずに深夜歩き回っていた
の2本です。
財布に16円で東京を歩き回った話
あれは真夏―8月中旬頃のこと。
いつものように声優さんのお渡し会のため(だけ)に夜行バスで約7時間。朝の6時に東京駅で降りた憂。この時点での所持金は約数百円。
イベントのため、東京駅から秋葉原へ。もちろん徒歩。
しかし夜行バスで着いたが故、イベントまでは数時間。視線に耐えかねた憂は残金を気にせずタリーズへ。
アイスラテを頼んでTwitterガン見。ここの支払いでお金がないことに気づく。
しかしイベントは楽しむ。推しはかわいかった。ニヤケたまま猛暑の秋葉原へ出る。帰りの夜行バスまでは約9時間。何をして過ごそうか。
とりあえず秋葉原は(今どきどうかともかく)オタクの聖地。そこら中を歩き回って欲しいグッズや漫画を探す。買えないけど。
そして大好きなアニメの三ツ星カラーズの聖地である上野に向かう。もちろん徒歩で。
これは地味に秋葉原から上野に向かう途中も聖地が多くて楽しかった。当時すでに10回は行ってたけど。
そしてあとは上野公園と東京駅までの道を散策し続けた。お金がなかったので振り返っても散歩しかしてない。
公園で遊んでいた子供たちが私を見る視線がただひたすらに痛かった。。。
宿の予約なしで台風警報のでた徳島県を歩き回った話。
これは東京16円事件から約1年後と2ヶ月後のことだった気がします。
10月ごろ、徳島といえばオタクの方ならお察しだと思います。マチアソビ。
まあ説明すると大変長くなるんですが、企業がブースを出して徳島の街でイベントを楽しめる大きめのイベントがあるんですよね。
その頃の私は、まあそれなりに貯金もしていたので金欠にあえいでいたわけではないんですが、普通に社不だったのでいつまで経っても行くかわからないとか言って宿の予約をしませんでした。
その結果、10月の台風迫る徳島の街を深夜1時ごろまで散歩してました。なんとかたどり着いた快活クラブで最後の一部屋を奪取し、カレーを貪りながら一夜目を越しました。
イベントを楽しんだ二夜目は大量のグッズを抱えて同じ快活クラブに走り、無事夜を過ごしました。
普通に初日は暴風警報も出ていたので、だいぶ危なかったです。あと徳島ラーメンうまかった。
余談ですが、三日目の朝を楽しんだ後は、台風と逆行するように北九州に行って推しのイベントを楽しみました。
まとめ
以上、なんの自慢にもならないし、大して珍しくもないかもしれないオタク体験でした。
ただイベントは楽しかったし推しはかわいかったしいい思い出だし逞しくなれて今はうつ病ニートです。
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