憧れだった筆記具、遂に。
どうも、Gです。お久しぶりです。
2025年もマイペースに綴っていきますので、お付き合いいただければ幸いです。
実は昨年最後の投稿後、ずっと憧れていた筆記具を購入しました。
今回はその購入品について綴ります。
初見のインパクトが忘れられず憧れの存在に
筆記具にハマってから、各カテゴリごとに自分がカッコ良いと思った黒い筆記具を手に入れてきました。
万年筆・ボールペン・シャーペン・多機能ペン・芯ホルダーと、時間はかかりましたが納得のいく買い物ができたんですが、最後に難関が待ち受けていました。
それは…
『 完璧 』を目指して作られた鉛筆
カッコ良い黒い鉛筆を探していた僕は、とんでもない物と出会ってしまいます。
書く・削る・消す。鉛筆が短くなった時に使う補助軸。
それら全ての機能を内包した完璧な鉛筆、パーフェクトペンシル。
その中でも僕は、通常モデルよりも軸径が太く、見た目に迫力のあるマグナムのブラックに惹かれました。
ただ、そう簡単に手を出せる物ではありませんでした。
まず定価が60,500円。実売価格も安くて4万円オーバー。
普通に考えると、鉛筆1本としてはあり得ない価格。
また実用面を考えると、社会人である僕は鉛筆をそこまで頻繁に使う機会はありません。
更に、鉛筆の交換用リフィルは4本で7千円強とランニングコストもかなりのものです。
所有欲は間違いなく満たされるけど、いざ手に入れるにしても、僕にとってはかなりの勇気と覚悟が必要でした。
まぁ結局最後は『欲しい!』という欲に負けてしまいましたね。
どうしても欲しかった。ただその一念だけです。
開封の儀
それでは、購入品紹介も兼ねて開封していきます。
白い化粧箱…ではなく、これは化粧箱の外箱です。
シンプルデザイン。
更に開封すると…
これが化粧箱の本体。
木製で蝶板が付いており高級感抜群です。
そして、蓋を開けると…
ロゴ入りの白い布の袋が一つ。この中に製品が入っています。
こういった付属品一つとってみても、ファーバーカステル社のこだわりを感じますね。
さぁ、いよいよご対面。
『デカっ』が第一印象。
いわゆる鉛筆のイメージからはかけ離れたサイズ感です。
エクステンダー単体は約33gあり、軸径は約15.5mmあります。
鉛筆は約13gあり、軸径は約10mmとこちらもなかなかのサイズ。
想像はしていましたが、実際見るとド迫力です。
ちなみに、鉛筆がまだ長い状態でエクステンダーを後軸に装着すると、重量バランスが超絶リアヘビーとなり、筆記どころではなくなります。
本来エクステンダーは鉛筆が短くなった時に使う物ですから、当たり前の事なんですけどね。
上の写真をご覧になってわかる通り、鉛筆を削って見える木の部分まで黒いんです。
つまり、削り屑も真っ黒。
素材はシダーウッドらしいのですが、元々断面が黒い木という訳ではなさそうなので、染めてるんですかね?
調べましたがわかりませんでした。
どうでも良いような細かい事ではありますが、黒好きな僕にとってこういうこだわりは大好物です。
エクステンダーはPVDコーティングされたツヤツヤの黒。
上部にはロゴマーク、下部にはメーカー名の刻印。
塗装の質感と持った時の重量から、もの凄い高級感を感じます。
また、シャープナーが内蔵されており、エクステンダーから引き出す事で鉛筆を削る事ができます。
鉛筆の軸の部分は、木目の整ったカリフォルニアシダーのみを厳選した材料が使用されています。
表面には蜂の巣から採取したハニービーワックスを何層にも塗り重ねてコーティング。
何と言うか…しっとりした肌触りです。
また、太めの軸径と表面の波縞加工の恩恵により、しっかり安定してグリップできます。
鉛筆の天冠部分にはエクステンダーと同じ塗装が施されたキャップがあり、キャップを取ると白い消しゴムが現れます。
交換用も売っているとはいえ、何だか使うのは躊躇しますね。
余談ですが、贅沢を言うなら消しゴムも黒だったら良かったなぁ…。
さすがにそこまではやり過ぎですかね。
でも、せっかくならそこも黒で統一してもらえたら最高だったなという、単なる僕のワガママです。
鉛筆の芯の硬度は4B。
実際に書いてみると、日本の鉛筆の2Bの文字の濃さくらいに感じました。
柔らかめの芯で紙への当たりが優しいです。
ちなみに、鉛筆の芯の径は黒鉛芯としては最大級の約5.5mm。
通常の鉛筆の芯は2mm程なので、倍以上の太さがあります。
ここも見た目の迫力に寄与している気がしますね。
筆箱紹介
せっかくなので、愛用のペンケースに入れた様子もご覧下さい。
筆箱の中身
・万年筆
セーラー万年筆 プロフィット ブラックラスター Fニブ
(インクはセーラー万年筆の極黒を使用中)
・ボールペン
グラフフォンファーバーカステル ギロシェ ブラックエディション
(リフィルは初期リフィル 黒のBをそのまま使用中)
・シャーペン
カヴェコ スペシャル ペンシル ブラック 0.5mm
(ブラッククリップ装着 芯は三菱ユニのハイユニのBを使用中)
・鉛筆
グラフフォンファーバーカステル パーフェクトペンシル マグナム
・定規
ワイスタジオ ブラッシングルーラー 15cm
・消しゴム
シード Gレーダー ブラック
(バハギア&クラフトの革製消しゴムケースを使用中)
・クリップ&ブックマーク
ユアンデザインスタジオ 1.618黄金比ペーパークリップ
あとがき
僕にとって史上最高額の筆記具にして、恐らく筆記具収集の最後の砦・パーフェクトペンシル マグナム。
所有欲が満たされ、眺めていると惚れ惚れするし、使っていると気分がアガるし…もう最高。満足感MAXです。
ただ、僕にとって唯一デメリットがあって、出会って以来ずっと憧れていた逸品を手にした達成感で、燃え尽き症候群みたいになってしまいました。
ただ、筆記具への興味が完全になくなった訳ではなく、この後もポツリポツリと購入した物もありますし、今後欲しい物もあるので、いずれご紹介できればと思っております。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
それではまた次回。