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怖いのは高血糖だけではない!まず見直したい低血糖の話

いつも読んでくださり、ありがとうございます。
今日は血糖値について、ポイントを纏めたいと思います。


まず、血糖値とは血液中のグルコース(ブドウ糖)の濃度のこと。
私たちのエネルギーになる元です。
よーく噛んで消化されるとグルコースまで分解されます。
空腹時70〜110が理想。
血糖値スパイクに陥ると140〜160まで上がり多尿に。
食後3時間くらいで元通り下がります。


①高血糖 140以上

血糖値を下げるホルモンはインスリン。一度は聞いたことありますよね。
逆に血糖値をあげるホルモンってご存知ですか?
・アドレナリン
・コルチゾール
・グルカゴン
・成長ホルモン
・甲状腺ホルモン

アドレナリンやコルチゾールは別名ストレスホルモン。
原始時代ではこのホルモンを出して狩りに行く、“命を守る為に出すホルモン“だったのですが、現代ではストレスホルモンの分泌が日常的になりました。
血糖値が上がるのも不思議ではありませんね。

勿論、血糖値が上がる食事も影響しますし、
膵臓が弱ると、糖や脂肪、タンパク質の消化力が低下する為、インスリン分泌が弱まります。


高血糖な状態=体に糖が多すぎる=糖化
体は頑張ってインスリンを分泌し、血糖値を下げようとします。
インスリンって、一生涯に分泌される量が決まっているんです。
つまり、高血糖な状態が続くとインスリンはいつか枯渇します。
その状態が、糖尿病(注射を打って血糖値を下げる)なのです。



②低血糖 70以下

一方、低血糖といって、糖が不足している状態も体にとっては危険です。
低血糖が起きるのは..

・空腹時間が長い

・腸で栄養を吸収できていない(リーキーガットについては下記リンクを)

・血糖値スパイクが起きている(食後血糖値がドンっと上がると反動で急激に血糖値が下がる。高血糖時に肌に痒みがでたり、急降下時に頭痛や眠気が出たり‥体のしんどさを感じます)

・糖新生が上手くいっていない(脂肪や筋肉の組織を分解して血糖を作りエネルギーに変えること。肝腎機能低下や痩せていると、糖新生が上手く働かない)☜糖新生って面白くて、アトピーや肌荒れが酷い時って皮膚からも糖新生を起こします。真皮や皮下組織はタンパク質なので、それすらもエネルギーに変えてしまうと、肌の改善が遅れます。肌悩みと胃腸肝腎、低血糖はとっても奥が深いです。


原因はいくつかありますが、血中や体に糖が不足している=エネルギー不足。
でも脳や体は動かさないといけない‥
そんな時私たち人間は、交感神経を優位にしてストレスホルモン(アドレナリン、コルチゾール)を分泌することで生命を維持します。☜そうすると..益々血糖値は上がりやすくなる..
凄いですよね、私たちの体さん。


一方、この状況下だと
消化力、栄養吸収力、睡眠の質、細胞修復、セロトニン分泌‥低下します。
そこまでエネルギーが回らないのも当然ですよね。


血糖コントロールが上手くいかないと、免疫力は低下します。
→細菌や真菌に感染しやすくなり肌トラブル
→血流が悪くなり、皮膚に栄養や酸素が行き渡らない

栄養が足りていないので、甘い物やジャンクフードを欲します。
イライラ、頭痛、気怠さ、胃腸障害、生理不順、子供の夜泣きや癇癪‥大体の症状の大元は血糖値が絡んでいますね。


血糖値をコントロールするってなかなか意識が向かないのですが、これだけでも体は楽になります。

よーく噛んで、高カロリーな食べ物(動物性や甘い物)は程々に。
そして何より、心も体も緩むこと。
考える、悩む、脳を使う作業は想像以上にエネルギーを使います。
交感神経優位で、ぎゅーーっと頑張りすぎな体は、更にエネルギーを使います。
皆さんは普段どうですか?


ご自分が食べた食べ物がどれくらいエネルギーになっているか?
血糖値が高すぎたり、低すぎたり、乱高下しすぎていないか?
体の体感こそ全て、是非一度観察してみてくださいね♡




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