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【廃線】のと鉄道は確かにそこにあった(その1)

能登半島にある前々から訪問したかった廃線。探索に不向きな降雪期でしたが痕跡やその退廃風景はより引き立つものとなりました。
撮影日:2022.2


穴水駅から

能登半島の南岸、国鉄能登線から三セクで「のと鉄道」にして存続させるが
好転せず穴水〜蛸島間は2005(平成17)年に部分廃止へ。
穴水駅から構内線で残る部分。車止めは終点の蛸島駅から移設したものらしい。
橋脚跡
レール、橋桁、信号設備などの「鉄」はほぼ撤去されている
国道沿いなので路盤は追いやすい
ここはガーター橋が残っていた

中居駅

中居駅
雪の合間に青空がのぞく
レールは無いが気動車が走ってきそうな風景
築堤下に鉄道杭
一面一線の絵になる無人駅
どの駅の待合室もガラスが割られずに残っている
止まった時計と賞状もそのままだ
高い築堤で国道を跨ぐ
第一鵜川架道橋 国鉄が敷設時の1959(昭和34)年
奥能登への観光線として期待されたが半島内の道路網整備で短命な路線となった
築堤と緑のガーター橋は現役のようだ
上がってみたいが雪が深い

波並駅〜藤波駅

波並〜藤波間
雪で人工物はより見つけやすくなる
第4種踏切
海にも近いので錆びが進む
本日のメインイベント!
のと鉄道NT100型が橋の下に残してあります
※こちらの車輌は2022年に解体されました
立入禁止ではなくご丁寧に注意喚起
またまた大袈裟な挿絵でそんな深いことは…
ま、所詮雪解け水のたまる側溝だろう
冬用の長靴を履いてたので過信しました…
片足が膝下までしっかりハマり長靴が完全に泥水に没しました(泣)
落書きや割れたガラスはないがもう動体では無さそう
長靴はガボガボいってるがもうシャッターが止まらない
完全ではないが橋で多少は雨がしのげている
ここを車庫とし動態で保存運営するつもりだったのか?
※2022年に解体されました
比較的新しい車輌なだけに痛々しい
レールも200mほどは残してあった
なるほど、これでは空からでもわからない


終点の蛸島駅にも一両放置してあるようだが
今回はこれで時間切れでした(その2へ)


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村上伸(Murakami_SHIN)
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