僕の新しい特徴~にぎやかな場所~
僕は10年前に『うつ』なるものを発症してから新しい自分の特徴ができた。次の通りだ。
・考え方が3日に1回変える必要がある。
基本となる考え方が3日に1つ必要なのである。車に例えると、ガソリン、ハイエク、軽油と毎回いろんなガソリンを入れる必要がある。3日に1回、考え方の新しい燃料が必要になる。
・自分と他人との壁が薄くなる
突然野生のサバンナに放り出される感覚がある。
周りの目が気になり、自分がやってる行動がどう見られるか気になる時がある。自分と他人を仕切っていた壁がなくなる感覚を感じている。
・1つの物事に集中できなくなり、色んな空想が出てくる
空想を人に例えてみよう。科捜研ばりの危険察知能力、落ち着けと諭してくるクールな学者、とんでもない空想をしてくる小説家、などなどだ。
例えば、トートバッグを持って街を歩いているとする。歩いていると、『トートバッグの隙間に爆弾を入れられるんじゃないか。警戒しなければ。』と科捜研が言ってくる。私にもなぜ爆弾なのか分からない。とにかく危険なものが入れられるかもと空想が入っている。
一方、落ち着けと諭してくるクールな学者は冷静に、『目の前を歩いてる風景が見えなくなるぞ』と反論している。『目の前にいる人の会話聞けよ』と。
このような激論が脳内で交わされているから私の頭は大変である。周りの声や風景が入ってこなくなり、激論にカメラがクローズアップされる。こういう時は議論のレフェリーが止めに入ると、余計議論が激しくなっていく。なので、そのまましておくのがいいと思っている。ずっと激論をしているエネルギーはないから、徐々に議論が冷めていく。
これら挙げた特徴には、最初は私も手を焼いた。レフェリーとして何度も制止をしたが、議論は収まらなかった。
そのため、最近は、制止しないで収まるのを見守ることにした。少しずつやり過ごすことができるようになった。もしかしたら、この特徴も変わっていくと思うから、こんなことあったんだと思う
一旦終わり