意外と(?)②

続いてしまった。このシリーズ。
前回、高雅さを伴った色気が欲しいと書いた。人の悪口を書きまくってる時点で高雅さとは程遠い気もするがそれでも考えてみる。考えた結果、高雅さとは本当に自分の属性としてあるものを表した結果にじみ出る品格なのではないかと思った。だから、たとえばだがインテリでもなんでもない私がインテリ的な雰囲気を出してもダメだし、貴族的な生まれでもなんでもない私がそういう雰囲気を出してもダメなのである。あくまでも自分の中にあるものを自然に出した結果表れる品格といったものなのである。
というわけで、私の中にある属性を分解してどう見た目の上で強調できるか表してみた。

①肉体労働者(カジュアル)
②少女(ガーリー)
③おとなしい(オフィスカジュアル)
④エロいのが好き(???)

それぞれについて書いてみる。上3つはすでにやっている。

①肉体労働者(カジュアル)
 私は職場の人の中では体を動かすことが多いと思う。よく歩き回るし、比較的重いものも持つ。手をグーにしていわゆる「マッチョです」というポーズをとると若干上腕二頭筋が盛り上がる程度には筋肉がついている。
現在のポジション的にどちらかというと頭脳労働というよりは肉体労働者といった方が近い気がする。
これらの特徴を鑑みるに、ショートヘアであることも生かして、カジュアルに振りきる。Tシャツやパーカにジーパン。サイズ感はぴったりめでもゆるめでもいい。動きやすさを重視した服装にしてみる。タフな感じに見えていいんじゃないかと思う。

②少女(ガーリー)
いやいやいや29歳が少女って、と突っ込まれそうだが、好きなテイストだし、いまだに10代に間違われることがあるぐらいの芋なのであえてそれを生かしてみることにする。
セーラー襟のついたワンピースか、ブラウスとシンプルなフレアスカートという組み合わせが鉄板だ。これが自らの内面的な幼さも相まって一番色っぽさが出ると個人的には思っている。

③おとなしい(オフィスカジュアル)
普段私は割と声が小さい方だと思う。挨拶しても8割ぐらいの確率で返事が返ってこない。(人柄のせいだよ、とか言うな。)
そのせいか、よく私のことを知らない人からは「まじめだ」とか「品がいい」とか言われることがある。その表面上の印象を生かし、シンプルなシャツにスラックスという「はい今仕事中です」という服装にする。おとなしいところがあることは事実なので、これはこれで自分らしさが出てるんだろうとは思う。

④エロいのが好き(???)
基本、ずぼらなので、仕事も休日も着回せるような服しか買わないところがある。休日にしか着れないような服はほとんど持ってない。もしそんな服を買うとしたら、この項目のようなテイストにしてみてもいいかもしれないと思う一方で、すぐやめそうな気がする。私はエロいのが好きなようで、好きではない。セックスは好きじゃない。一人で自慰してる方が楽しいタイプだ。だから、あけすけにエロい格好(ボディコンシャスな服とか網タイツとかハイヒールとか)は似合わない気がする。痛みに弱いし。そもそも体型がだらしないし。
それでもややそういった方向を目指すとしたら、スリット入りのロングタイトスカートにリブ素材のトップスで、足元はいつものスニーカー、とかそういったレベルなら職場にも着ていけるしちょうどいいんじゃないかなとは思う。

最後に、現実的な条件を度外視して、私が高雅さと聞いたときに思い浮かべるキャラクターを挙げておこう。「少女革命ウテナ」というアニメに出てくる姫宮アンシーである。彼女は普段髪をコンパクトに編み上げているのだが、それを下ろすと、ふわあっとしたウェーブのかかった髪が腰まで伸びてとてもきれいだと思った。ウテナ、面白いんでおすすめです。私はアマプラで全話見ました。

以上、なんか結論として現状維持に落ち着きそうな自分のファッション系統の分類でした。いつか髪を下ろしたアンシーみたいな感じになりたいような、永遠になれないような、なれないことがわかってるから憧れるような。そんな気持ちを抱きつつ今日も寝ます。おやすみ。


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