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肺炎!(一日目)ー茶トラゆずとの幸せな日々 vol.31

一日目(土)vol.30の続き

風邪ひいてなかった?  
  いいえ。
鼻水出てた?  
  いいえ。
ゆずの鼻水、見た事ありません。クシャミ、咳は?   
  いいえ。
(猫ってハクション、コンコンやるの?)
クシャミじゃないけど、2回ほど何かゴミか毛でも吸ったのか、フッフッフッってしてましたね。
外猫?
  いいえー。
(少しの期間にやっていた冒険遊びを隠しつつ)
他の猫と触れ合った?
  いいえ。絶対触れ合っていません。
ワクチンは打ってるよね。
  はい。
食欲は?
  普通にあります。
うんち、オシッコは?
  普通です。

こんな感じでも肺炎になるのかなと不思議に思います。
近年はコロナのせいで、肺炎と言う言葉をよく耳にしています。
(コロナ…?私がキャリアになってコロナのウイルス持って来ちゃったの!一昨日鎌倉散策したけど、結構混んでたなー。
私は3回ワクチン打ってるけど猫はどうなんだ。
それとも窓開けてるから、ウイルス飛んで来た?変な病原菌飛んで来た?歳取ると肺炎ってヤバイけど、ゆずはまだ6歳だから大丈夫だよな。えーー!)

「熱測ってみますね。」
っと先生がお尻に体温計を差し込み、嫌がるゆずを押さえ、大丈夫、大丈夫。
「39度5分もあるよ。耳も熱い。猫の平熱は高いけど、39.5度は高いよ。」
先程の問診の否定の勢いが急に萎んでいきます。
しかし風邪らしき症状は見ていない!
点滴注射と皮下注射2本をしている間も嫌がるゆずに話しかけます。
「大丈夫、大丈夫。すーぐ治るからね。ごめんねー」
床に液体の線状があるのに気づいた先生が、ゆずの尿だからこれも調べておこうと、試験紙をつけて、正常である事も確認してくれました。
私は、ゆずが粗相した事にプチパニックです。
(それゆずのオシッコ?前のワンちゃんのじゃないの?でも入って来た時は無かったし、慣れている先生が間違えるはずないし…)
先生も
「オシッコ我慢してたのかな、レントゲン取りに行く時お腹に力が入ったね」
(なるほど、病気や病院という違う状態、環境になると思いもよらない事が起きるんだな。いちいち取り乱してはいけないな。)

今後の治療の仕方や、家での対応の指示を受け、少しの質問をして引き上げ、待合室で待っていたお父さんに肺炎である事、明日の午前中にまた診察しに来る事を告げて帰宅する事になりました。

毎年の健康診断で、体重をこれ以上増やさないでと言われていたので、いつもの5キロ越えが4.9キロだった事だけが苦笑いです。
あー疲れた。
持ち運びリュックから出して、車酔いしているゆずも、あー疲れた
…と言うようにヨタヨタ歩き好きな所で倒れ寝しています。

家族LINEでゆずの病気と状態を知らせ、心配を共有する事にします。
ゆずは、病院に行った事で今まで隠していた苦しさから観念した様に、病猫の様子になってしまった感じです。
和室の畳の上でじっとしている姿は涙が出てしまいます。
ごめんね。
お注射したし、少し長引くけど絶対治るからね。

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