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好きの反対は・・・?【ぐりこらむvol.21】
おはようございます^^
昨日はバレンタインデーでした。
昔みたいに「好き」を伝える子もいるのでしょうか。
そういうの考えるとニヤニヤしちゃうのはおばちゃんだからかな(笑)
「好き」という言葉の反対って考えたことありますか?
おそらく「嫌い」という言葉だと思います。
でも、実は「好き」も「嫌い」も、その対象に対して興味関心がある、という点では同じです。
その対極が「無関心」ですよね。
だからよく、「好きの反対は無関心」と言ったりします。
「反対」という言葉の捉え方かなとも思います。
興味関心があるという同じ条件の中での反対は、好き⇔嫌い
(+の感情か-の感情か)
関心⇔無関心という対立の中では確かに、好き⇔無関心
「好き」の反対は「嫌い」だとして、
きらいな人の悪口を言ったり、愚痴を言ったりってあると思うんですけど、
これもね、本人は「きらいな人」として話してると思います。
でも、ちょっと見方を変えると、愚痴が出るのは期待しているから。
期待するってことはそれだけその対象に+の関心があるってことではないのかな。
悪口を言ったり「あの人きらい」って言ったりするのって怒りの感情だと思うのですが、
怒りは二次感情と言われていて、その裏というか奥には、悲しいとか寂しいとかの一次感情があるんですよね。
ということは、悪口を言うのって結局、心の奥にはその対象が自分にとって+のことをしてくれなくて(あるいは-なことをされて)悲しい、寂しい、があるってことで、
それはもはや「好き」なんじゃないか、と思います。
「嫌い」って言葉の裏には「好き」があるよな、と。
そう考えると「好き」と「嫌い」は一つのもので、
やはりその反対は「無関心」ということになりますね。
クラスの子なんかに対して「あの子嫌い」という言葉も、本当は「あの子と仲良くしたいけどうまくできない」という寂しさ、悲しさが含まれているかもしれません。
もちろん、なんか合わない、とか、この人無理、っていうことはあると思いますけど、その場合ってそれ以上の関わりを持たなくなると思うんですよね。
人間っておもしろいなと思います^^