見出し画像

モヤモヤしながら足踏みしている感覚だった私が一歩進みだすことができるようになるまで


「このままじゃだめだ!」と、思い切って退職したはいいものの、先のことはさっぱり…退職してからゆっくり考えようなんて思ってたけど何も浮かばないどころかそもそも転職へのやる気が出ない…

そんな私の経歴について
【年齢】30代
【学歴】大卒(教育系)
【経歴】保育士を11年間やって退職→パートで3社経験

POSIWILL CAREERを始めるまで


自己肯定感が低く、保育士時代は毎日家に帰って一人反省会をしては自己嫌悪で憂鬱になることが多かった。
何年もずっと「自分に保育士に向いていない」と感じつつ11年…意を決して退職した。 退職後のことはノープランだったので転職活動!と思って始めてみたものの、転職先で働いている自分のイメージも持てない。
エージェント登録や求人を見たり転職関連の本を読んだりしてもいまいちピンと来ず…自己分析をやってはみたものの「それで?」「こっからどうするの?」という状態で活かし方がわからなかった。
とりあえず数社応募してはみたが「もし面接にいけたとして、私はその企業へ入りたいという熱い思いを何一つ話せない」とか思ってしまい転職活動自体を一旦やめることにした。

まるで転職を他人事のように考えていた自分

転職活動を一旦お休みしてからは、この一年はフルタイムや正社員にこだわらずやりたいことやってみることにした。そしたら何か見つかるかも、なんて軽い考えもあった。
その後3か所でパートとして仕事をしてみた。結局何か劇的に変わるわけでも、これ!と何かを見つけるわけでもなく1年が過ぎようとしていたところで「そろそろやばい」と思いPOSIWILL CAREERに申し込んでみることにした。

正直無料カウンセリングのあとはすぐに「はじめたい!」とはならなかった。 料金も即決できる金額ではなかったし、やっても何も変わらず終わってしまうのではとの思いもどこかにあった。
でも自分以外の誰かと一緒にやらなくちゃ、ひとりでは今の状況を変えることができないと思ってPOSIWILL CAREERを始めることにした。



POSIWILL CAREERを始めて


担当してくれたトレーナーはりかさん
前半は自己分析、後半で転職活動というスケジュールで進めていくことになったのだが、この時の私はまだ転職活動がどこかすごく遠い先の未来のように感じていて2か月後には転職活動の終盤に差し掛かっている自分など想像できなかった。


自己分析の中で

自己分析って目を瞑って忘れたい過去にも向き合わなければならず、正直進んでやりたいものではない。でもやらなければならないこともわかってはいた。
自己分析を一緒にやっていくなかで、
ネガティブは自動的に発生するものでポジティブは意識的に作り出していかなくてはいけないことを教えてもらった。
これまで自分はネガティブな性質を持って生まれ、ポジティブな人に比べてうっすら劣等感を感じていたように思う。だけどネガティブな思考って人間の本来の性質なんだと思えてなんだか安心した。

私の、ネガティブで自己肯定感低めという思考の癖についても分析した。
「ネガティブなのはしょうがないこと」という思いが強かったのだが、トレーニングの中ではその言葉でまとめてしまわず、ネガティブの中身を詳しく調べた。
・自責の念が強すぎる(無駄に自分のせいにしがち)
・他責はダメという強い思い込み
・感受性が豊か(その中のネガティブ部分を強く受け取ってしまいがち)
これらが私を苦しめている思考の癖だとわかった。

バランス思考ワーク

バランス思考ワークというトレーニングがあった。その中ではモヤモヤする出来事、または反省して落ち込むような出来事に対し、客観的に捉え自責の部分、他責の部分を分けて書き出し、冷静に次への課題を考えていくようにした。
これまでだと失敗した・モヤモヤすることがあった・反省するべき出来事がった時には自分を必要以上に責める、そして心を消耗しないよう解決しきってないのに無理やり忘れようとしていたのだと思う。それが蓄積されて「自分はダメだ」とか「私は悪い」の感情をどんどん大きく育てていたように思う。それをバランス思考ワークで一旦整理することにしたのだ。

ある日仕事の中でモヤモヤすることが起こった。その時「今すぐバランス思考ワークやりたい!」と思う自分がいた。
バランス思考ワーク=冷静に整理することで自分の気持ちを落ち着けるためのツールだと思えたのだ。

自己分析のフェーズの中では思考の癖の分析、バランス思考ワーク、仕事理解ワーク、ライフキャリア設定ワークに取り組んだ。
仕事理解ワークではこれまでの職歴を振り返っていった。私の話を聞きながらりかさんが「それは強みですね」とどんどん強みを挙げていってくれ、自己PRの作成も行った。

印象に残っている言葉

自己分析の中でりかさんから教わった言葉で印象に残っているのはやっぱり「筋トレ」という言葉だと思う。
思考の癖は少しずつトレーニングを重ねることで変えていくことができるつまり体を動かすわけではないが、筋トレの要領と同じだということだった。
私のめんどくさい思考の癖は仕方のないものだと諦めかけていたが、それは変えられないものではなく変えていけるものなんだと気づき、それだけで気持ちが軽くなった。


転職活動を始めて

ポジウィルをはじめたころは転職活動のイメージが持てていなかった私だが、りかさんのサポートがありスムーズにそこに入っていくことができた。
これは一人だったら絶対にこのスピード感は無理だったと思う。

転職活動の中では、これまでの経歴からの自分の「強み」を挙げて、面接でアピールできるようにまとめておくことが必須なのだが、私の保育士という専門職での経験の強みは未経験転職をする際に通用しないと思っていた。
けれど、りかさんが客観的にそして専門的な目線でアドバイスしてくれて挙げることができた私の「強み」は結果的に未経験の転職活動の中でも通用することを実感した。

「面接対策シート」といわれる面接で聞かれそうなことをまとめておくシートづくりには労力が必要だった。ポジウィルオリジナルのこのシートには例えば「自己紹介」から「これまでの仕事の中で一番頑張ったことは」など20ほどの項目があり、それに対して回答を考えていった。
結果、どの企業の面接でもイレギュラーな質問をたくさんされたのだが、この面接シートで「自分」についてまとめておいたことでそれを応用しながら答えることができた。そんなときに面接シートのありがたみを実感した。

企業選びではこんな軸をもとに選定していった
・キャリアアップしていけるか
・未経験からでも業務範囲を広げていけるか
・ルーティーンワークだけでなく裁量をもって働けるか
・希望の年収にいけそうかどうか
・納得感を持って働けるかどうか

地方だと企業が自分の軸に当てはまる企業の数が限られてしまい、探すのは大変だと感じた。目標は50社くらい応募したかったが実際は半分くらい応募し、面接を受けていくことになった。

数社内定をもらうことができたのだが、正直思い描いていた「第一志望に採用された!やったー!」という感覚は味わうことはできなかった。
最後の最後は2社でかなり迷うことになったのだ。
りかさんとの面談で優先事項の順位の確認、それぞれの企業への懸念点を挙げその漠然とした懸念点を具体的に細分化し、企業へ質問することで懸念点が払しょくできるかどうか調べていった。1社には電話で問い合わせをし、もう一社はWEBミーティングという形で面接とは別に気になっていたことを細かく質問させてもらった。
たぶん一人で転職活動をしていたらおそらく企業のいわれるままに進んでいっていたと思うが、りかさんから「正社員になることを決めるのは大きな決断なのだから」という言葉を受け、積極的に自分からも企業へアプローチしていくことができたと思う。

2社のうちどちらかの内定を承諾したいという最終段階のところで、私の中に、企業がやってる事業に対する社会的意義はどうかという「新しい軸」がでてきてしまい悩みがこじれていったのだ。
そこでもりかさんは冷静に、「新しい軸」を含め企業選定ができるようフォローしてくれなんとか最終決定をすることができた。

内定承諾のフェーズでりかさんにこのようなことを言われた
・どこの企業でも不安が100%ないということはない
・どっちを選んだら正解ではなく選んだ方をこれから自分で正解にしていくようにする

現時点でまだ決定した転職先の企業への入社はもう少し先になるのだが、この2つの言葉が私を支えているような気がするし、支えにしていきたいとも思う。


POSIWILL CAREERを受けてみて


私はポジウィルキャリアを受けて、
原因がわからず体調が悪い時は不安だけど、病名が分かるとちょっと安心できるあの感じを感じた。
今まで何となく「ネガティブなタイプだよな」とか「損な性格だなぁ」と思っていながら、はっきりした治療方法、対処法もわからず不安だった。
それが今回、思考の癖や性質が改めてはっきりわかったことで それに対する対処法を知ることができた。

ポジウィルキャリアを受けて、
モヤモヤがすべて解決した?ポジティブな人になれた?
と聞かれたら答えはNOだ。
前述した「筋トレ」という言葉が表すように1回筋トレしただけで筋肉がつくわけではないからだ。
少しずづ変わっていくためのそのきっかけをくれ、どうやったらいいのか筋トレの方法を教えてくれるのがポジウィルだと思う。

料金に関しては決して安くはないのでどんな人にもすすめるわけではないが、形の残らないものを自己投資する経験って人生の中でそんなにはないと思うので自分のために有意義なお金の使い方ができたと思う。


ネガティブな自分はダメ

ではなく今は「元々ネガティブな私だけど大丈夫」とも思えるからたぶん大丈夫。



#転職 #ポジウィル #ポジウィルキャリア #30代


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?