9月のハッピーボード使用前・使用後
こんにちは。学校が少しでも子どもにとって楽しみになるように、絵を描いたり工作したりというスクールアートセラピー活動をしています。
コロナ以前は昼休みに工作をしていました。ものづくりは子どもに人気でしたが、コロナで密を防ぐため、今はお休み。代わりに昇降口付近の大きな掲示版に子どもの気持ちが上がるような装飾をしています。
アートというより、ハッピーな気持ちを引き出すものなので、結婚式のウエディングボードにならって、ハッピーボードと呼んでいます。9月のハッピーボードはこんな感じ。
本当は7月に予定していた海のボードですが、事情で9月に延期となりました。9月もまだ暑いので、まあ、子どもたちも納得してくれるといいな。
この製作過程はこちらです。
魚の顔やエイの模様は子どもたちが描いてくれています。こんなエイがいたら、かっこいい。
くらげの足はティッシュのような薄紙です。貼り付けていないので、風が吹くとふわふわ動きます。
小さな釣り堀には「さかなつりしてね!つれたらもどしてね!」と書いてあります。書いておかないと、持っていくかもしれないので。前回の玉入れの時には、玉をお持ち帰りした子ども達がいたので、その教訓をいかして。
釣り堀の中は、こんな感じ。実際はカラークリップをつけています。
釣り竿。割り箸でもいいのですが、ケガしないように紙筒です。マグネットシートが針。これは力が弱く、絶妙に釣りにくくなっています。簡単すぎると面白くないのは、本当の釣りといっしょ。
なかなか釣れない。釣り上げたと思ったら、途中で逃げられる。 おしい!
後から魚だけでなく、メッセージカードも入れました。
こんな感じで開けると文章が入っています。
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ところが、1か月たって本日(10月4日)に見に行くと
魚はもどしてあるけど、カラークリップはついてない。釣れない魚になっていました。たしかに魚はもどっていたの。ふむ。子どもって賢いな。
カード自体は残っていたので、表と裏をご覧ください。
たくさん遊んでくれたようです。
箱がだいぶヨロヨロになってゆがんでいました。途中で箱が落ちたのか、透明テープで補強がされていました。
ま、今月も遊んでくれたということで、よかった、よかった。