しゃる、しゃらない。
羊羹の表面に徐々に糖分が出てきて、結晶を作ることを『しゃる』と言う。
先日、容器に入れて置いといた羊羹がしゃっていた。
これはと思って、ホイップと一緒にパンに挟んで食べた。
めちゃうま。
普通の羊羹部分とシャリシャリした部分、二つの食感が楽しめる。そこにホイップのコク。
うれしくなって、別の羊羹をしゃらせて同じもの作ろうとしてる。
一晩、切った羊羹を冷蔵庫で密閉せずに容器に入れて放置してみた。
残念。
しゃってなかった。
時間が足りないんだろうか。
1回目と2回目ではお店が異なるので、2回目のはしゃらない羊羹なのかも。
1回目のは旅行のお土産なので、同じものを購入するのはむずかしい。
パンに挟むならしゃらせたい。
そのまま食べるならしゃってほしくない。
せっかく新しいスィーツ『シャリトッツォ(※1)』ができたと思ったのに、まだ再現性がない(※2)。
(※1)シャリトッツォ=マリトッツォな見た目でシャリシャリしてるから。
(※2)通常はしゃらないように羊羹を作る際にしゃり止めで水あめを入れる。どの条件がそろえばしゃるのか不明。
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