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バリ島移住日記(出発30日前~到着)

バリ島に夫婦2人で移住してそろそろ3か月が経とうかしています。
2024年もそろそろ終わりとうこともあり、これまでのバリ島での生活を振り返ってみたいと思います。
まずは出発30日前から目的地のウブド到着までです。
※以下の3部作の予定です。
 ・出発30日前~ウブド到着
 ・ウブド初日~1か月目
 ・1か月目~現在(2ヶ月半)

※生活


出発30日前~10日前

現在の住まいの家財整理と引越の準備

当面の間、日本を離れるので家財などの荷物は僕(夫)の実家に預けることにしました。
実家には使っていない部屋があり、荷物は置ける状態なのですが大きくはないスペースなので、できるだけ荷物を減らすことにしました。
・売れる物はフリマサイトやリサイクルショップに売る。
・売れない物はご近所へ「ご自由にどうぞ」コーナーを作って寄付。
とにかく荷物の量を減らしました。

減らしつつ、段ボールへ梱包をして。。。
そんなこんなをしている最中に、なんとギックリ腰になりました・・・。
腰痛をコルセットと痛み止めでごまかしつつ、無理して引っ越し作業を続けていました。

移住後の住居の確保

引っ越しの作業を行いつつも、当面の住居を探しました。
ですが、日本のように多くの物件を掲載しているサービスなんてありません
あるのは街の不動産屋さんが自社のWEBサイトで紹介しているような程度(こんなのは高い物件ばかり)。
取り急ぎAirbnbで部屋を確保して、後々にゆっくりアパートを探す作戦にしました。

※部屋のその後談
洗濯機あり、ゲストルームあり(寝室+ゲストルームで2部屋)で検索して選んだ部屋だったのですが、実際にことなり↓の状態でした・・・。
洗濯機ありは有料のクリーニングサービスでした。
ゲストルームは「貸し出す部屋にゲストルーム付」ではなく、貸し出す部屋が家主にとってのゲストルーム(よって1部屋のみ。最初は意味不明でした)。
条件面についてはしっかりオーナーへ確認した方が良いです。
最終的にベットがツインのはずがダブルになっていたりと・・・。
さらにサイトに出ていた写真が新築当時で、現状と異なり老朽化した設備があり状態が良いとは言えませんでした。
別のAirbnbへの移動を考えて、掲載されている他の部屋をいくつか実際に見に行ったのですが、同じように新築時代の写真、別の部屋の写真を使っていたり、写真と違う家具(ぴかぴかの机が、物を書くことができないくらい割れてボロボロな机)になっていたりと・・・。
かなり高額を出せば変わるかもしれませんが、平均的な価格だとこんなものなのかもしれません。

航空券の予約

大きな段ボールを持ち込む事になるので、荷物の追加料金重視で探しました。
多くの日本↔︎バリ島の路線がある航空会社からセブエアーを選びました。
理由は基本の料金も安かったですが、追加荷物の料金も安かったからです。
荷物は32キロまでで1名分で13120円の追加料金とこちらも安い(オチあり)。
以下を条件に探してみました。
・とりあえず片道で買えること(帰国日を決めていないので)。
・直行便、経由がある場合は同じ航空会社であること。
・経由の場合、荷物の積み替えも航空会社でやってもらえること。
・重量のある荷物を持ち込めて、追加料金も安いこと。

Wise(両替サービス)の手続き

両替手数料が安くて、為替レートが良いwiseを申し込みました。
入金して両替しておけば現地のATMで引き出すことができます。
しかもレートが良いタイミングで両替してプールできます。
申請からカードが到着するまで、2週間くらいかかりました。

この時期はギックリ腰の痛みもあって必死に作業を行っていました。
とにかくあふれている物を整理して梱包する。
作業を終えた後は腰の痛みを癒すために休憩をする。
こんな感じで日々をこなしていました。
腰の痛みが無ければ、もう少し何かを考えたり、近所の人たちと過ごしたりできたのかもしれません。
気心しれた近所の人たちなので、日本に帰った時にまたゆっくり会いたいと思っています。
引っ越しが近づき、荷物が徐々に整理されてすっきりしてきた部屋を見て移住する実感がでて、少し寂しくなった気持ちにもなりました。

10日前

引っ越し

出発10日前になり、荷物を実家へ運ぶ引っ越し本番の日になりました。
引っ越しは大手の引っ越し会社へ依頼して、スムーズに終えることができました。
2LDKで夫婦2人の生活、削りに削った荷物でもトラック2台分ありました・・・。
これだけの荷物の移動を1日で終わらせてしまうプロの作業に圧巻されました。

引っ越しの準備は引っ越し当日の午前中まで行い、午後から引っ越しでした。
実家への搬入が翌日の午前中からだったので、作業が終わったらすぐに実家へ移動しました。
最後に仲良かった近所の人たちに挨拶をしたら寂しさがどっときました。
今までは忙しさがあったのでこの地から離れる寂しさが薄れたのかもしれません。

10日~出発日

引っ越し後の整理

引っ越しの荷物の搬入は午前中。プロの力であっという間に終了しました。
荷物の整理を行いつつ、僕(夫)が実家に住んでいたときの荷物の処分も行いました。
引っ越しで持ってきた物は、いつかは日本に戻ってくるので何がどこにしまっているのかを整理して、できるだけ表に出さずに押し入れやクローゼットの中に荷物を押し込みました。

移住の荷物の準備

移住先に持っていく荷物の梱包も行いました。
また、この期間に持っていきたい食材や物の購入も行いました。
荷物は160サイズの段ボールが2箱分+Lサイズのスーツケースが2つ
段ボールの中にはフリーズドライのお米や味噌などの食品、調理器具と食器、薬箱、洗濯ハンガーなどを初期の生活で必要な物を詰め込みました。
・食品はフリーズドライ。お米も味噌もだいぶ軽い。
・薬は必要最低限。現地の病院の場所と保険をしっかり。
・洗濯物を干すスペースが限られるのでハンガーは必須。
・食器はキャンプ用のプラスチックが割れずに便利。

持ってくればよかった物は↓
・鍋。バリ島ウブドでは鍋が高額。18㎝の鍋は安くても3500〜4000円くらいする。炊飯できる鉄鍋も持って来たかった。
・食器。数が少ないとおかずのレパートリーも減る。食器も瀬戸物だと高くて、プラスチックだとかなり安い。
・金属のボールと網。野菜を洗ったり、お米を研いだりするボールと網がウブドでは無い。あっても米が通ってしまうくらい目が粗いザルしかなかった。
・服。現地で買えばよいと思っていたが、好みに合うものが無い。ユニクロはあるがウブドから遠い。
最近になり、食器やボールと網は、デンパサールの食器屋さんまで行って購入しました。

事前の申請系

この期間に入国時に必要な申請(SATUSEHAT、E-CDなど。観光の場合はVOAや観光税も)も事前に済ませておきました。
入国審査の時にもできるけど、手続きが終わるまで結構な時間がかかるので事前にやっておいた方が良いです。


実家から離れて生活するようになって●●年、過去に実家に住んでいた時の荷物が大量に残っていました
学生時代の参考書、本、古い音楽CD、古い服(古着ではない)、ゲーム機などの趣味の物が大量にあったのですべて処分!ゴミとして捨てました!
両親には、本当にこんなに無駄なスペースを長いこと使って、さらに引き続きスペースを使うことになってしまって本当に申し訳ない気持ち。
自分たちはいつか日本に帰ってくるつもりでいて、そこまではと思っていなかったのですが話は親戚中に広まってしまい「一族で海外に移住する奴がでたぞー!」となっていました(汗)。
そのためなのか実家へあいさつに来る親戚も・・・(緊張するじゃないか)
この期間も必死時準備をしていて、日本を離れる寂しさや心配はありませんでした。
むしろ手続きや書類に不備が無いかの方が心配でした。

出発当日

なんだかんだすぐに出発できず…

出発当日まで引っ越しの物の整理や、持っていくものの準備に追われていました・・・。
さらに出発直前に親戚が挨拶に来たりと・・・。
20時に出発する便だったので家族と食事をしてから出発と思っていたのですが、チェックインに間に合うギリギリのタイミングで空港に到着になりました。

いざチェックイン!

大きな荷物もあれば、長期滞在に合わせたVisaを持っていて、手続きしたチケットは片道。かなりドキドキでした・・・。
チェックインで荷物の計量を行ったところ総重量105キロありました。
32キロ×2人分=64キロあれば足りるだろうと思ったら、かなりのオーバーでした。。。
オーバーしたとは言え、事前に手続きをしていたので窓口での追加料金は2名分で9500円で済みました。
それよりも、窓口の担当者の方がインドネシアの入国は片道チケットではNGという認識があったようでVisaの種類や条件を調べられたりとこっちの方が緊張しました。
結局、Visa的に片道でも問題なかったようで無事にチェックインすることができました。


空港までは両親に送ってもらいました。
親戚方とは違い僕らの気持ちや詳しい計画もわかっていたからなのか、両親は普通に旅行に行くかのように「いってらっしゃーい」と言われただけだったのが印象的でした。
荷物の重さは計りが無かったので最終的には感を頼りにした結果、見事にオーバーしていました笑
最初のうちは荷物のことでドキドキしていましたが、後半につれて片道キップで問題ないか確認された方が緊張しました。
結果、Visaの種類で長期滞在と判断されて片道キップがOKとなりました。
チェックインが完了した後に、軽く食事をして搭乗ゲートへ向かいました。
飛行機に搭乗した後、経由地のマニラまで爆睡。
マニラで次の飛行機の待ち時間も爆睡。
トランジットした後の飛行機でも爆睡。
今、思うとかなり疲れがたまっていました。
ただ、バリ島に到着するちょっと前に目覚めて、島に近づく様子を眺めていました。
午前中の到着で良く晴れていたので景色が良く見えて、日本と違う雰囲気に異国に来た実感を感じていました。

バリ島到着~Airbnbまでの移動

バリ島到着!入国手続き

途中、フィリピンのマニラを経由してバリ島のデンパサール空港に到着しました。
(空港から見えるマニラの街並みがライトでキラキラしていてきれいだった)
荷物も無事に到着、入国審査を行いました。
入国審査は事前にWEBで申請を済ませていたのでかなりスムーズ、荷物も多かったのですが開封のチェックもなくこちらもスムーズに進みました。
(本当は荷物チェックもあったかもしれません。チェック場?でどこから来たか聞かれたのでパスポートと「We are from Japan.」と言ったら他の係員とゴニャゴニャ話した後に「OK!」と言われただけでした・・・)
入国審査は、前回バリ島に来たとき(普通の旅行でしたが)は2時間くらいかかりましたが、今回は15分で完了!
日本に居る間に申請をすべて済ましておくことをオススメします。

続いては両替して現地通貨の確保

まずは現地の通貨を入手する必要があります。
今回は事前にWiseに日本円をチャージしてレートが良いタイミングでルピア(インドネシアの通貨)に両替しておきました。
ルピアの引き出しは空港の両替所の並びにあるATMで引き出すことができました。
両替手数料も安く、レートも良いのでWiseはかなりオススメ!

通信手段のSIMの確保

旅行者時代からも、現地のSIMを確保していました(こちらの方が安価で通信も安定)。
本来であれば街中のSIM販売のお店の方が安いのですが、今回は空港から出た瞬間から使いたいので空港内のTelekomselで購入しました。
(シドメン村に行ったときにXLを使ったのですが、電波が入らずに困りました。どうやらテガラランあたりも電波が入りづらい様なので今回は潔くTelekomselにしました)
容量が70GBを5000円ぐらいで入手。容量を考えると結構安い?
日本に居る間にインドネシアで使えるSIMの確保も考えましたが、どれも短期の旅行を想定したもので使用できる期間が短かったり、通信状況が良く無い通信会社を使用していたりなので現地で手配することにしました。
合わせて、日本との連絡用に楽天モバイルのスマホを持って来ました。
※この辺りば別に記事を書いています!

空港からウブドまでの足を確保

デンパサール空港にはGrub(配車サービス)のカウンターがあるので、これを使うことを考えていました。
Grubカウンターは駐車場にあり移動するまでの間、定番の空港出口で待ち構えているタクシーに捕まりまくっていました。
事前にGrubの料金を調べていて、どれもGrubの料金の2倍強の料金。
こんな料金の提示を断りまくって、Grubのカウンターへ向かっていたらしつこくついてくる1人のドライバーからGrubよりも若干安いくらいの価格を提示してきました。
で、下の内容を確認。
・車の大きさを確認(大量の荷物がある)。
・これ以上の料金は発生しないか?←これ超重要。
・疲れているので観光や食事も無し。すぐに目的地に行きたい。←重要。

何かがあっても、荷物も多いのでしっかり目的地まで移動できたら若干高くても良いかという気持ちで、若干安めの値段を出してきた彼に依頼しました。
結果、きれい(彼曰く「先月届いた新車」)で大きな車で荷物とともに寄り道も無く快適に移動できました。
(通りすがりのお祭りの様子の説明をしてくれたのが嬉しかった)
到着した後の請求も、彼が提示してきた値段だったのでしっかりチップも渡しました。
空港から目的地までGrubだと日本円で4500円くらいで、彼が提示してきたのは4000円くらい。
丁寧に対応してくれたので、チップを+1000円くらい渡しました(あげすぎた汗)。

到着後はAirbnbのママ(管理人)と会話をして、周囲の確認を含めた散歩をしました。
通りに出てペンジョールがかかっているのを見て、バリ島に来てここでの暮らしが始まることを実感しました。

と、出発30日ぐらい前からウブドへ到着までのゴッタゴタの状態を書いてみました。
ここでは詳しく書いていないのですが、妻が個人事業主で自宅とは別の場所に事務所を構えていたので引っ越しの手間がほぼ2倍ありました。
しかも直前に僕がギックリ腰になり大したことができないので、妻の友人ファミリーに引っ越し作業を手伝ってもらいました。
(大感謝!)

この後、到着翌日~1か月目へ。
到着翌日からいきなりの波乱が・・・。

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