移住の前にトコジラミ対策を調べてみた

世界中で流行中のトコジラミ。どこかの国では国会に話題になるぐらいにはやっている模様。
最近は日本でも被害がでているので世界中から人が集まってくるバリ島にもいるはず。
最近になり日本では殺虫スプレーが出てきたり、少々安心できる印象(とは気が抜けない)になってきました。
移住先でできるトコジラミの対策方法について調べてみました!

※移住後に行っている対応に修正しました。現時点までトコジラミの被害にあっていません!
 調べたり、現地で出会った人に聞いたりした内容が含まれています。


トコジラミって?(軽く説明)

トコジラミはカメムシのように平たい体で小さな虫。
刺されると強いかゆみが出て、通常のかゆみ止めではかゆみが抑えられない、強いかゆみ止めが必要です。
小さいので気づかないうちに体につき、家の中に入ってしまう可能性があります。
さらに1日に何個も卵を産むため爆発的に増えてしまい、刺されてかゆみがでるのが2~3日後なので気づいたころには爆発的に増えてしまっているようです。
夜間に吸血するため、寝室、布団、ベッドの周りに多く生息します。
体が小さく平たいので、カーペットの下などの狭い場所にもぐることができ暗くて、温かい場所を好むようです。
生息している場所には、「血糞」という赤黒いシミがみられるそうです。

予防と対策

トコジラミを持ち込まないためには?

以下の対応を行っていました。
・不潔な(ほこりが溜まっていて掃除をしていなさそうな)場所を避ける。
・座る場所に「血糞」のシミがないかを確認する。
 ソファーやクッションなどの隙間を確認する。
・人混みを避ける。
・トコジラミに対応した虫よけを使用する。
 DEETという成分が効果があるようです。
・自宅に入る前に、着ている衣類や持ち物をよくはたく。
 衣類についてしまったトコジラミをはたき落とす。

ほかにも、ツルツルしたものが苦手なようなので、ソファーにビニールを敷いた上に座ったりしていました。
(寝るときもベットの上にビニールを敷いて寝たという話も聞きました)

とにかく自室に持ち込まないのが重要。

自室に戻る際は服をよくはたいたあとに入る、トコジラミがついている可能性が高い場合は風呂場など密閉され熱湯を流すなどを行いした。
トコジラミが熱に弱いようですので、服に熱湯をかけてしまうのが良いようです。
お湯は80度で5分以上浸けるか、熱で乾かす乾燥機を使うのが良いようです。

トコジラミに効く虫よけがある?

「DEET」という成分を嫌う習性あるようです。このような虫よけを持っていくのもよいかもしれません。
現地の「DEET」の配分量が多いものか、日本でも30%のものがあります。
(飛行機では手荷物で持ち込みがNGのところが多いようです。利用する航空会社へ確認しましょう)


防虫剤に含まれる「パラジクロロベンゼン」も苦手のようです。
この成分は防虫剤に含まれているので、事前の対策として防虫剤をうまく使って対策するのもよいかもしれません。

「パラジクロロベンゼン」市区町村のホームページでは駆除にも使用可能のようですが、トコジラミがついた衣類といっしょに袋に入れて1か月程度かかるようで現実的ではないです。
バリ島では使用されているところが多いようで、宿泊先のAirbnbやレストラン、アイスクリームバーでも使用されていました。結構、防虫剤の匂いがする場所があります
※「パラジクロロベンゼン」の香りを嗅ぐと頭痛やめまいを起こす場合があるようです。
 一部の航空会社で、機内持ち込みがNGのところがありましたので、事前の確認が必要です。

部屋に入ってしまった?場合

ホテルの場合は部屋を交換してもらうしかありませんね。
次の部屋へ持ち込まないように対策を行ってから移動しましょう。

とにかく掃除!

普通の殺虫剤は効果が無いようです。とにかく掃除機で吸い取る、ガムテープで捕まえて潰す。
※素手で潰すのは体内にあるアレルギー成分が皮膚に付着する可能性があるので避けましょう。

熱を利用する

80度以上の熱に弱いようです。狭いところにも入るので、注意しながら熱を使って駆除する方法です。
熱湯や高温スチーム、熱乾燥機、アイロンなどを使用して熱を利用して駆除する方法があるようです(髪を乾かすドライヤーはそこまでの熱を出すことができないようです)。

究極の駆除方法は、潔くあきらめて燃やして(捨てて)しまうのも手段の一つです。

専用の殺虫剤を使用する

入手できればこの補法も手段の一つです。
ただ、近場やさらに狭い場所や奥に逃げてしまう場合もあるので広い範囲で散布する必要があります。

細かな場所に入ってしまうので、素人では完璧な駆除は難しいようです。
駆除しても卵が残っている場合があるようですので、自分が所有している部屋の場合は潔くプロに駆除をお任せした方が良いかもしれません。

ちなみに多くの航空会社で殺虫剤の持ち込みがNGでした。
もし、OKならこの辺を使ってみるのもよいかもしれません。

刺されてしまった!

かゆみ止め外用薬では抑えられないほどの強いかゆみが生じるため、治療には「抗炎症作用」や炎症をひきおこす免疫系の働きを弱める「免疫抑制作用」があるステロイド外用剤(塗り薬)が有効。
ステロイド入りの「強いかゆみを止める」かゆみ止めが有効な模様。

頭皮に刺されると厄介のようです。
頭皮には液体がよいかも。


番外編(とりあえずの対応方法)

とりあえず、刺されることを避けるための対応(対策ではない)方法をまとめました。
・虫よけを使う。
 「ディート」という成分を嫌う習性あるようです。
・ツルツルしたびにーるなどを使用する。
 滑りやすくてツルツルしたものビニールのようなものが苦手な模様。
 ベットやソファーにビニールを敷く。
 テーブルクロスで使用される厚みあるビニールが使いやすいかもしれません。
 ※レジャーシートがガサガサうるさいし、薄いビニールは汗をかいた肌にまとわりついて邪魔くさいです。

・部屋を明るくして寝る。
 夜行性なので部屋を明るくして寝る裏技的な対策があるようです。
 空腹だったら刺してきそう・・・(-_-;)

とにかく対策、対応が難しい厄介な害虫。。。
うまく対策しながら日々を過ごしていきましょう。

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