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山回りでは何をする?

【テクニックブック Vol.15】

前回のターンの区分けで、使用頻度No.1の『山回り』
今回は山回りを深掘りです!
ちなみに『山回り』『抜け』『後半』『捉え』『前半』『谷回り』『ピーク』がエントリーしていた言葉と使用頻度の順になります。

そもそも一番使用頻度が多いのはなぜか?
横方向への推進力を一番作れるからです。

斜面を滑り降りる。ターンする。
滑り降りるには落下力ですが、ターンするには落下力に抵抗して、推進方向を変える必要があります。
滑り降りながらターンすると、推進方向の変化ではクロスラインが最大になります。
ターンには「横方向への推進力」が必要なのです。
#斜面を横に向かう力がターンを生む

「横方向の推進力」が一番作れそうな言葉って。山回りになりませんか?
フォールライン方向から、クロスラインに向けて推進方向が変化してい『山回り』が、ターンに必要な推進力を作り出す重要な局面です。
#だから大切

では。
山回りでは何を楽しみますか?

フラットバーンならスピードや遠心力を!更には加重することでの加速もあります。
ボコボコしていたら、スピードをロスしない吸収動作でクリアーする達成感を!
他にも様々ありますが、この2つはスムーズに共感して頂けると思います。
山回りでのスムーズさが、それぞれの攻略に繋がりますね。

では、テクニックに突っ込んでいきます。
この時の「角付け」ってどうしてますか??
1_ピークまでに角付けを作り山回りは維持している。
2_ピークを過ぎても角付けを強める意識がある。
ポイントは山回りで角付けの変化があるか?ないか?ですが。

山回りでいつまでも角付けを強めようとする(2)は、かなり無理がありテクニックも難易度が上がります。雪質によってはエッジが埋まりすぎるので、クリアーなターンが出来なそう。

フラットバーンでのカービングも、ボコボコバーンでのライディングも、ターンピークまでにボードを立てておいて、それに乗りながらクロスラインへ向かう。
こんな意識がオススメです!
#早く板を立てるってこういうこと


山回りでの角付け

=ピークまでに立てておく

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