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銀シャリ大盛りで
銀シャリさんの単独ライブ「シャリとキリギンス」に行ってきました。
※銀シャリさんを語るが故にどう考えても上から目線すぎるのですが、思ったことを書きたいので悪しからず(銀シャリさんの話で米印がややこしいのも悪しからず)
とにかく一言で言うならやはりこのお二方はしゃべくり漫才師の殿堂でした。橋本さんは相変わらず終始ボケツッコミ例え倒してました。飄々とボケながらも段々橋本さんに振り回される鰻さんも相変わらずでした。印象的だったのはやっぱり「水平リーベ僕の船」ですかね。あれは元素記号を覚えるんじゃなくてスポーツの覚え方の語呂合わせという設定。最初の水平は水泳。水で水泳じゃなくて水平で水泳、そんな2枚抜きあんの?と始まりそこからリーベ僕の船まで進んでいくのですが、2015年のM1でやっていた「料理のさしすせそ」に近い感じがしました。本来ある固有の物を崩してそこに橋本さんがツッコミながらちゃちゃをいれる。最高に面白かったです。
そして腐っても同じく芸人である僕はお笑いライブに行くと、ネタの中身よりその芸人さんの所作や発声の仕方とかに目がいってしまいます。テレビで見ている時だとあまり気にしないのですが。今回でいうと橋本さんの手と体の重心の連動性が美しすぎました。手を出す時は少し体を引くように、鰻さんの発言に呆れるような時は少し体を外に開くように動いていて、とても丁寧にやっているんだろうなと感じました。鰻さんはとにかくマイムと表情が滑らかでその時々のボケにあった声のトーンの使い分けが上手くて、やっぱりM1チャンピオンは凄いんだと改めて感じました。
銀シャリさんを初めて見たM1グランプリ2010。結成5年目で設定は普通なのにしゃべりだけでこんなちゃんと4分面白くできるの凄すぎるやろ!って思ったのを覚えています。そこから2016年の優勝までとにかくしゃべくりだけで勝負した姿はやっぱり僕の憧れです。ただとても真似しようとは思えません。この2人だから為せるものすぎて、真似したら大怪我するのが目に見えています。なのでこれからも憧れは憧れのままで、いつか同じ舞台に立てたらなと思います。
正直全ネタ、橋本さんの脱線するとこまで書きたいのですが、そこまで書き出すと日付を2回ぐらい跨ぎそうなのでこれぐらいにします。
というわけで銀シャリさん単独ライブ「シャリとキリギンス」の感想でしたが、米は普通おかずがあって成立します。唯一単独で成り立つ米は銀シャリさんだけでした。
最後になりますが、ネタ間のVTRで鰻さんが車掌の帽子を被っていたシーン、鰻さんが想像以上に車掌顔だと気づけたのが今回の一番の発見でした。
来年の単独も必ず行かせてもらいます!
本当に素敵な時間でした!