![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/73588125/rectangle_large_type_2_9e64f7c89ca294483cebb64cee5fd8c3.png?width=1200)
三度の飯よりピアノ🎹
はじめまして🎶
バリュエンスホールディングス株式会社22卒内定者
ひかるです。どうぞ、よろしくお願いいたします。
題名にもある通り、私はピアノを弾くことが大好きです。学生生活最後の春休み何をしてるかと言うと、もっぱらピアノを弾いています(笑)今回は失敗談を含め私のピアノ人生についてざっくばらんに書きますので、読んで頂けたら嬉しいです。
①完璧でいたいんだ〜!
②挫折からの学び
③自分らしい音色とは
①完璧でいたいんだ〜!
昔の自分を一言で表すとthe 完璧主義です。双子というのもあってか失敗・負けることが恥ずかしい、またピアノは基本的に一発勝負・ミスが許されないものでもあるのでとにかく完璧にこだわってきました。
高校は音楽大学を目指せる高校に入りました。そこで初めて負けを経験しました。今まで小・中学校、ピアノで誰かに負けたことがなかったので、全て否定された気持ちがして全ての自信を無くしました。一回の負けでダメになってしまった過去の自分は、まさに豆腐メンタルですね。(笑)
その後、せっかく音楽が学べる環境にいたのにも関わらず、本当は音楽の道に進みたいと思っていても、挑戦すらもしませんでした。またお恥ずかしい話ですが、ホールの環境が悪かった、楽譜をめくる人が間違えたからなどと、環境や人のせいにしていました。いわゆる他責というものですね。
しかしこのままではさすがにまずいと思った私は、ピアノを一から見直すことに。主に基礎基本の徹底、悪い弾き方のくせの見直しを行いました。
②挫折からの学び
自信を無くした時期はまさに挫折期間でした。ピアノが弾けなくなってしまったり、とにかく舞台に立つと手の震えが止まらない・逃げたいなどなど、いろいろあったのですが(長いので割愛)その挫折経験を乗り越えて分かったことがあります。
「失敗って凄い」
失敗したとしてもそこからどう立ち上がったかで、今後生きていく人生で大いに役に立つことを得られました。
もちろん、成功・結果が出た時は賞状がもらえたり、周りからの評価、自信もつきますが、それ以上に目には見えない長期的なものが得られると私は思います。
例えば、
「本番の自信は毎日の練習でしかつかない」という実体験。
しっかり練習を積み・準備すれば、たとえその日のコンディションが悪かったり、少し心配な部分があったとしても、もうやるしかないといい意味で開き直れ、本番に強い気持ちが生まれます。逆に、練習をおろそかにすると舞台で見事に崩れ去ります(経験済み😅)
「音楽の素晴らしさは物差しで測れない」
去年出場した舞台に3名の審査員の方々がいましたが、それぞれ違う講評を頂きました。基礎基本がしっかりしている、楽譜通り弾けることは前提として、受け取る人によって感じ方も評価のポイントも違います。コンクールやオーディションはどうしても順位がついてしまいますが、音楽にはこれこそが完璧だ!というものはないのかなと思います。
自分自身も他の人の演奏を聴く中で、たとえミスをしてしまっても非常に引き込まれ、心動かされる音色に出会うことがあります。数学のように答えがないからこそ、自分の演奏を好きだと言ってもらえた時は凄く嬉しいですし、音楽の醍醐味でもあるのかなと思います。
③自分らしい音色とは
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/73553299/picture_pc_f024ddb8021c61179e9923bb888f7994.png?width=1200)
以前審査員の方に、「誠実に作品ショパンと向き合ったことが感じられる」という言葉を頂きました。「楽譜に忠実に」これは舞台に立つにあたり、こだわってきていた部分だったので、想いは伝わるんだなと実感した瞬間でした。今まで自分らしい音色ってなんだろうと考えてきましたが、15年間通して出た答えは、意識しなくても自然と音にその人の想いや生き様が出てくるものなのかなぁと思いました。
最後に、先生がとにかく丁寧に細長く続けなさい❗️
といつも言ってくださります。春から社会人になり忙しくなると思いますが、大好きなピアノを丁寧に、細長く、楽しく続けていきます。いつかチャンスが来たときにすぐに掴めるように。
長くなりましたが、最後まで読んで頂きありがとうございました。これからバリュエンスで自分らしさを発揮して頑張っていきます。引き続き、仲間の投稿が続きますのでお楽しみに〜!
ひかる