思い出に浸る
記憶を遡ること1月11日のことだった。
朝は珍しく、旦那が自分でパン屋へ行ってパンを買ってくるからそれで朝食にしようと提案した。
実は数日前に子供の目の前で夫婦喧嘩をしてしまい、私は気持ち的に旦那と話したくなかった。朝ごはん作る気力もなかったし、いいんじゃない?と一言かわして、旦那を送り出した。
いつも1人でおつかい(?)に行くと、あちこちみて回る人が珍しくそんなに時間もかからず帰宅した。
お店は盛況だったらしく、ささっと選んで買って来たみたいだった。いくつかある中で私が選んだのはシナモンロールとチーズタルト。
私はタルトにはちょっと思い出があって、二十代後半に英会話学校の友達と行ったマカオで食べたエッグタルトを懐かしく思い出す。その友達とはイギリスのロンドンとバースも一緒に行っている。
私の母の介護が始まるとその友達とは自然と縁遠くなってしまった。元気にしてるかなとたまに思い出す。
そんなことを話しながら、パンを平らげていった。
さてこの日の目的地は柳ヶ瀬商店街にある回らない寿司の初寿司なのだけれど、その近くの毎度お馴染みの古本屋 徒然舎も目的地に入っている。
古本屋近くのコインパーキングに車を停めたので徒然舎からスタートしても良かったのだけれど、先に初寿司に行くことにした。人気店らしく1時間近く並んで入店できたので、さっきの判断は正しかった。
さすが、岐阜県。愛知よりは体感でも気温が低いのを体感した。アーケードの床の上を風が吹き抜けて、身体が寒さで凍える。お寿司のセットを頼んだけれど、やはりネタの新鮮さとシャリの美味しさで来てよかったと思った。
年末年始は初詣しか行ってないから、なおさら来てよかった。