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とりあえず出す

2月に入りました。
私の住む仙台では、2月は一番寒いともいわれますが、
やはり風の強い日や氷点下になる日も増えてきて、
暖冬だと思っていましたが、ようやく冬を実感しています。

先日、私のメンターとも言えるOさんと、
Oさんが繋いで下さった、緩和ケア啓蒙事業のロゴをデザイン
して下さったMさんと、仙台と広島をzoomで繋いで
web新年会を開催しました。

新年会の冒頭、一人ずつ今の心境や現状を話してから始めませんか、
とOさんが仕切って下さいました。(これを「check in」というそうです)
話すことはなんでもいい、「とりあえず出す」のが大切です、との事。
出した話を全て受け入れてくれる安心感と、
日頃は会議で「要点をまとめて短く」なんてやっているので、
思った事を、頭の中でまとめないで出す・・という事が出来るかなと
はじめは思いましたが、やってみるとスルスルと出てきました。

勿論、聞いて下さる方の態勢が素晴らしく整っていたからだという事は
ありますが、頭で思っていたことを「とりあえず出す」と、
頭と心に余白が出来ていくような感覚で、これもウェルビーイングの一種
なのか、気持ちが整うような感覚でした。

こういった「とりあえず出す」的な事を、
緩和ケアで、取り入れられないかなーと思います。
Oさんは、たき火を通じて対話をする場を作っていらっしゃる方でも
あるので、今度一緒に何かをしたいねーなんてお話もしました。

ちょうど私の中でも、緩和ケア啓蒙のイベントを企画するのは勿論
なのですが、直接サバイバーの方やそのご家族などに対して
何か出来ることはないかと、民間資格ではありますが、
「心理カウンセラー」の資格取得を目指して
勉強を始めました。
うまくいけば春ころには資格を取得できる予定なので、
合格を目指して頑張ります。
(この場をお借りして公言し、自分にプレッシャーをかける!)

今年50歳になりますが、学びたい事が出てきた・・・という自分に
ちょっと嬉しくなっています。
まさか自分がこのような資格の勉強をするとは、
数年前の自分では考えなれない事でした。
周りの方、新しくご縁を頂いた方からの影響もあると思います。
私の周りで素敵に輝く皆さんとの出会いに感謝。
今年の春は、少し人生のステージが変わった春になりそうです。

まだまだ寒い日が続きますが、
それぞれの場所で、皆様が心穏やかな明日でありますように。


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