「何でもニンニクまみれになって出てくる」
ディヴィッド・ハンドラーの『フィッツジェラルドをめざした男』に「サミーズ」というお店が出てくる。
”イーストサイドのはずれにある活気に満ちたステーキハウスで、
何でもニンニクまみれになって出てくるところだ”
という表現にグッと胃袋を掴まれた。
この店で出てくる「ナスのサラダ」はどういうものなんだろう。
サラダっぽくないのがいい。
ベジタリアンな登場人物があまり食べられそうなものがなくてこの「ナスのサラダ」を食べているのでグリーンサラダのようなメニューはないのかもしれない。
パンとピクルスもテーブルに並べられるのだけれど、好みで言えばやっぱり白いご飯が欲しい。