トッププロシリーズ 麻雀編 第7回/全12回 「勝ち組は、こう打つ」~だから、お前は負けるんだ~
今回は、少々真面目な話である。
麻雀をやっていて、調子の良い、悪いのメカニズムがどのようにして出来上がるのかを考えてみた。その中で、自分の結果が良い時、悪い時に一定の法則があったような気がして、気づいたことをまとめてみた。
◎おすすめ!自己チェックリストの作成
誰にだって、調子の悪いときはある。月単位で結果を確認できるマーチャオでは、月毎の成績の差がわかるので、一度は思ったことがあるだろう。「なんで、こんなに調子がいいんだろう」逆に「今月は全くダメ。なぜこんなに勝てないのか」
私は、3年ほど前、1ヵ月間でトップ率が38%だったとき、自分の思考をメモしてみて気づいたことがあった。それは、
「好調なときと不調なときは、やっていることが真逆である」
という事実だった。以下にその時のメモをここに記載してみる。
【麻雀勝っているときの思考】
1.手役を意識して打っている。
2.場をずっと見ていて、色の高い、低いを打牌選択に役立てる。
3.相手の打牌時の反応を見て、危険な色を早めに捌いている。
4.ドラを安易に切らない。
5.中途半端な下りをしない。しっかり現物で下りる。
6.リャンメン待ちでも打点が安ければ、待ちが悪い高い役を思い切って狙う
7. 狙い通りの高打点狙いの打ち回しなら、振り込んでも堂々と払う。
8. 振り込みに心がぶれない。
9.姿勢よく打つ。安い打点でも自信をもってリーチする。
10. 安くなるだけの鳴きは、しない。
【麻雀負けているときの思考】
1.自分の手しか見ず、場況も考えず、要らない牌を切るだけ。
2.高くもないのに他人のリーチや仕掛けに安易な打牌を切る。
3.「通ったらいいな」という気持ちで安易に打牌選択をする。
4.役を意識せず、牌のくっつきだけを期待している。役作りに意思がない。
5.流れを失っているのに、無理して前に出る。
これは、私の例だが、それぞれ勝っているときと負けているときを分析すると考えが真逆になっていて、驚いた。全てに原因があるのかなと最近は思う。「今日はダメだ」ではなく、「今日は、自分の考え方がダメだった」と考えるようになると戦績も変わってくるのかもしれない。皆さんも自分の勝っているとき、負けているときを分析して比べてみることをお勧めする。思わぬ気づきがあるかもしれない。
次回の予告
「嫌いなあの人と仲良くなる方法」である。
麻雀に限らず、人との関わりにも役立つこの方法をぜひ、楽しみにしていてほしい。
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