なぜ統失 第7部「現代デイケア編」③アタオカ先生ついに引退!✨次の主治医はまとも?
前回の続き。
ある時、
ついに転機が訪れました。
主治医のアタオカ先生の身体の具合が良くないそうで、
ついに引退を決意されたそうです!
という事で、
次の主治医の先生を誰にするかと言う話になりました。
僕はどうせ先生が変わるのなら、
今デイケアに通っている、
近くの精神病院の先生にして欲しいと訴え掛けました。
実はそこ、
ここと同じ系列の精神病院です。
それなら何も問題無いと許可が下り、
次の診察からそこに通う事になりました。
新しい主治医の先生は、
まだ見た感じ40代くらいの若い先生です。
診察の初日、
新しい主治医の先生が、
僕の薬の処方箋を見て考え込んでいました。
なんでこの薬が処方されてるのか分からないと、
手足の震えがある人に処方される薬なんだそうです。
「あの、それはベゲタミンが出せなくなったそうで、代わりにそれが処方されました」
と僕が言いました。
すると、
みるみる先生の顔色が変わり、
険しい表情で、
「この薬はここでは出せません!! そんなにこの薬が飲みたいのなら元の病院に戻って下さい!」
と怒り始めました。
元の病院は遠くてめんどくさいので、
「別に飲まなくてもいいです」
と僕が言うと、
付き添いの母親も、
「出さなくていいです」
と同意してくれました。
そういう事で、
薬の処方が大幅に見直される事になりました。
ベゲタミンの代用薬が無くなってから暫くは、
やはり離脱症状が出てしまい中々眠れませんでした。
でも、また薬を増やされてしまうのが怖いので、
診察の時には、
「よく眠れています!」
と嘘をついてました。
でも半年もすると離脱症状も収まった様で、
本当に普通に眠れる様になっていました。
それでも日中デイケアでは、
まだダルくて眠くて動けなかったので、
診察の時にそれを訴えると、
「眠すぎるということは薬を減らすチャンスです!」
と言ってくれて
徐々に薬を減らしてくれました。
そして最終的に、
レボトミン 2錠、エビリファイ2錠、ロラゼパム1錠、
の合計5錠になりました。
この処方は現在でも続いています。
いい先生だったけど、
僕の担当になって1年も経たない内に、
この病院を辞めてしまいました。
現在の主治医はというと、
メガネを掛けて太った中年の男性の先生です。
診察は特に問題無ければ1分も掛かりません。
「調子はどう?」
「変わりありません」
「じゃあ今までと同じお薬出しとくね」
これで終わりです(笑)
実はこないだの診察の時、
機嫌が悪いのかなんか怒ってました。
⤵
次の診察が怖いです(笑)
続く。
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