なぜ統失 第7部「現代デイケア編」⑨薬が飲めなくなった原因とは?
前回の続き。
今から4年半前の話になります。
次第に手足が小刻みに震えるようになってきました。
ドーパミンを過度に抑えている為に現れる、
向精神薬の副作用です。
手足が異常に震えている患者さんは、
入院中も、デイケアでも、
沢山見てきました。
震えが次第に酷くなってきたので、
その事を主治医に相談しました。
すると、
副作用止めにと既に処方されている、
ロラゼパムを3錠に増やされました。
しかしそれを飲んでも、
手足の震えは収まるどころかますます酷くなって行きました。
次の診察の際に、
「副作用止めを飲んでも効かないです」
と訴えると、
「じゃあ、もうそれ飲まなくてもいいから」
と言われ、
ロラゼパムの処方は、
元の1錠へと戻りました。
震えはますます酷くなり、
その頃の趣味だった、
一眼レフカメラでの写真撮影も、
手がぶれてしまうのでまともに出来なくなりました。
足もガタガタと、
まるで貧乏ゆすりをしているかの様に震えるので、
このままじゃ、
車の運転も危なくて出来ないんじゃないかと、
だんだん怖くなって来ました。
そこで、
薬の副作用なのは分かっていたので、
試しにちょっと薬を飲むのを止めてみました。
すると、
あっという間に震えは完全に収まってしまいました!
それでも病気の再発が怖かったので、
暫くは、
エビリファイを1錠だけ、
たまに飲んでいました。
その頃から、
何故か強烈な吐き気に襲われ始めました。
「おぇぇ〜えっ!!」
と、よく餌付いてました。
「何で、おぇぇ〜ってなるん?」
と、母親が僕を見ながら言っていたので覚えてる筈です。
僕はもしかして、
薬を飲んだ日に餌付いてるんじゃね?
と考え、
試してみた結果、
やはり薬を飲むと強烈な吐き気が襲ってくる事が分かりました。
何故か薬を受け付けない身体になってしまった様です。
というわけで、
それから薬は4年以上、全く飲んでいません!
全く問題無いですよ?
この事は秘密にしているので、
誰にも話していません。
もちろん主治医にも。
あっ、催眠術関係の人には話したかな?
薬はどうしてるかと言うと、
ポテチの袋に詰めて○○○○のゴミ箱に棄てています…
秘密ですよ!🤫
続く。