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なぜ統失 第4部「2度目の強制入院」⑮これってデジャブ?✨「退院支援委員会再来」。

前回のお話🔽

主治医のアタオカ先生から、

入院は1ヶ月だけだと言われていましたが、

既に入院から約2ヶ月が経過しています。

1ヶ月前に開かれた「退院支援会議」の際に、

アタオカ先生が、

「もう一ヶ月様子をみましょう」

と、言ったので、

”もう一ヶ月我慢すればきっと退院出来る筈だ!、普通の人に見える様に大人しく頑張ろう!”


1ヶ月間、うるさい部屋で本を読み、

なるべく昼寝をしない様に頑張りました。


前回の「退院支援委員会」🔽

うるさい部屋🔽


薬を沢山飲まされていたので、

夜はぐっすりと眠れていました。

朝は、朝食前に看護師さんに則されてからですが、

なんとか起きる事が出来ていました。


書くのを忘れていましたが、

入眠時、身体が指一本動かせなくなる症状と、

食事の際に固形物が飲み込めない症状は、

入院後、いつの間に収まっていました。

おそらく薬の処方が変わっていたのでしょう。


まだ20錠以上の大量の薬が処方されていました。

(主にベゲタミンとレボトミン)

薬でドーパミンを過剰に抑えられているので、

何もやる気が起きません。

出来る事といえば本を読む事だけです。

ここには他に何も娯楽がありません。

もちろん暴れたり奇怪な行動は一切していません。

1日中、大人しくベッドに寝転がって本を読んでいました。

まだ少し、足がムズムズ、アカシジアの症状があったので、

たまに廊下を歩いたりもしていました。

そういえば、看護師さんが持って来た、

横目でちらっと見えた問診票に、

徘徊があると書かれていました。

聞きもしないで勝手に徘徊と決めつけるな!😡

散歩です😩


そして、

ついに、待ちに待った約束の一ヶ月がやって来ました。

看護師さん、

「にゃぶりえるさん、今から退院支援会議があるからちょっと来てくれる?」

キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!


今度こそ退院出来る筈だ!

ワクテカしながら、

看護師さんに連れられて会議室に向かいました。

でも少しだけ不安も感じていました。

また伸ばされるんじゃないだろうか…


会議室に到着すると、

まず担当の看護師さんから病状の説明がありました。

「病状は落ち着いてており大人しく過ごしています」

こんな感じの好意的な事を、

一言で説明してくれました。

次は、アタオカ先生の判決です。

「もう一ヶ月ほど様子を見ましょう」


( ゚д゚)…

司会のスタッフさん、

「では、入院継続ということで、これで退院支援会議を終わります」


まだ会議が始まってから5分も経過していません。

あれ、なんかデジャブを感じるぞ?

前回の会議と全く同じ、、、

こんなに真面目に頑張っても退院出来ないんだ、、、

今回の入院も病院側に一番 旨味(利益)がある3ヶ月です。

悔しいと言うか、

悲しいと言うか、

しかし、薬を飲んでるせいか、

涙は一粒も流れませんでした。

普通に考えると、

悔しくて泣くか怒るかしてる筈です。

感情の平坦化と言う、

統合失調症の薬が原因で起こる、

陰性症状と呼ばれる物です。

一応、(悔しい、悲しい、怖い、怒り)等の、

負の感情も出にくくなるみたいです。

副作用として、

(嬉しい、楽しい、気持ちいい、心地いい)等の、

正の感情も全く出なくなりますけど☺️


次回へ続く🔽















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