【読んだ本】読書で頭をほぐし、外の世界に向けてアンテナを広げる
副業禁止の会社に勤務していると、「副業」や「転職」というような話については、周囲に気安く言いづらい。
けれど、実行するかどうかは別として「転職脳」を持つことは有意義だと思います。
同じような思いを抱える方には、次のような書籍が役に立つかもしれません。
□「キャリア・ウェルネス」
仕事・キャリアを考えるとき、最終的には何を求めて働いていくことが幸福なのか?
現代にふさわしい「キャリア観」について解説しています。
キャリア開発研修に使われるスライド挿絵の数々がわかりやすく、受講対象の年代別傾向についての説明も納得です。
主に人材育成に関わる方向けの書籍のようですが、普通の一職業人が読んでもすごく理解できる内容です。
□「転職2.0」
現代は、転職ありきでキャリアを考える時代である。しかし、転職は単に「すれば良い」わけではない。
自分のことを大事にしながら、自分の市場価値をしっかり冷静に見極めて、望み通りのキャリアを手に入れようという一冊。
なかなかここまで行動するのは難しいな、と感じることも書いてありますが、思考法については大いに共感できます。
□「40歳の壁をスルッと越える人生戦略」
音声プラットフォーム「Voicy」で大人気の晴さん。ワーキングマザーとして共感できる内容が満載です。
40歳の壁の越え方、ということよりも、「何かを変えたい人」のために、スモールステップから徐々に行動していく方法が具体的に示された本、というふうに感じました。
誰でも持っているはずの「自分業」を活かしながら生きていこうよ、というメッセージに勇気をもらえます。
□「最強のライフキャリア論。」
キャリアに悩む女性二人がコーチに出会い、ワークを行う物語形式で話が進みます。
まさに、
「ミートキャリアのテキストプログラミングで行ったワークは、このような意味があるのだ」ということに改めて気づきました。
そしてワーママたちの悩みも、時代によってグラデーションのように変化していて、この変化の早さがモヤモヤの一員にもなっている、という説明に、すごく納得できました。
□「ビジネス・ゲーム」
アメリカで1977年に出版された本。でも現代の日本企業を知るものにとっても、違和感なく納得ができてしまう。
「ビジネスはゲームである」というのは極端な表現にも思えます。
でも、仕事で思い通りにならないとき、このような思考を持っていると感情的にならず、冷静に物事を見られるきっかけになります。
□ 読書による気づき
このような本に必ず書かれているのが「SNSなどでアウトプットすること、発信することの大切さ」です。
「発信すること」のメリットとして、よく書かれているのがこのようなこと。
確かに、その通りだと思います。
それで今回、キャリアサポーター・アカデミー第4期への受講を決めたときに、
「noteに初挑戦してみよう!」と、すぐ行動にうつすことができました。
ご紹介した本は、初めは「こんなふうに実行するのは難しい」と、共感できなかったものもあります。
でも、しばらく時間をおいて再読してみると、ぐっとリアリティを感じたり、意図が理解できるようになったりします。
これはきっと、最初に読んだ時と現在とで、自分の「転職脳」の成熟具合が変わったから。
再読をしてみて、自分の捉え方、感じ方に変化が起きていないか、確認してみるのも楽しいと思います。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!