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#文学フリマ 東京38に出展します。

主宰A 挨拶

皆さま、はじめまして。「ガザの声」匿名翻訳チームを立ち上げた主宰Aです。10月からSNSなどでガザの状況を見続けていて、居ても立っても居られず翻訳プロジェクトを立ち上げてしまいました。
私たちが翻訳している文章はPassages Through Genocideというウェブサイト上にあります。私はこのウェブサイトが立ち上がってから、ガザの作家や詩人、医師の文章を読んでいて、日本語版が無いことが気になっていました。ただ、自分一人で翻訳し、プロジェクト運営などできるのか自信がなく、子育てで忙しくしていたら3か月位が過ぎてしまいました。その間にもガザや西岸地区の状況は悪くなる一方で、これは弱音を吐いている場合ではない、何かしようと思ったけどしなかった・・・では、自分を許せないのではないかと感じました。プロジェクトを立ち上げたところで何かが変わるわけではないかもしれないが、やってみる価値はあるのではないか?幸い、運営の方も喜んでくださり、東京文学フリマ38での出店やグッズの販売も認めてくださいました。SNSで呼び掛けたところ、協力して下さる方々が見つかり、チーム一丸となって文フリへ向けて準備を進めています。
ニュースで状況を把握することも大事ですが、文学を通して、ガザ・西岸地区の状況を知ること、そこにいる人たちが何を考えているかについて思いを馳せることも重要なのではないかと考えています。皆さまが日本語版を読んで、もし機会があれば東京文学フリマ38にもお越しいただいて、本を手に取って下さればと願っています。A



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