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殺戮幸子VS四天王編:06

ReN VS NeR
殺戮幸子VSムソルグスキー

ヒマラヤ、カラコルム、ヒンドゥークシュ、連撃阻止!
ヒマラヤ、カラコルム、ヒンドゥークシュ、連撃阻止!
ヒマラヤ、カラコルム、ヒンドゥークシュ、連撃阻止!
ヒマラヤ、カラコルム、ヒンドゥークシュ、連撃阻止!
4TURNに一度、ReNが身体で制して
連撃を阻止することで、傀儡人形NeRの躍動を封じる。

その間に、サチコがパプリカトカレフを構えて
通常位置の心臓貫通を試みる。
よく観察すると、ムソルグスキーは鎧をまとっていた。
心臓が定位置にある可能性大!
彼は傀儡人形NeRを操ることに夢中で
サチコの殺気までは察知できずにいたようだ。
パプリカトカレフの弾丸速度は目を見張るものがあるが
キューカンバーアローの貫通力も捨て難い。
ここは物の試しで弓矢に持ち替えて勝負を賭ける。
キューカンバーアローの射抜きの一撃!
引き付けて、引き付けて……放つ!
硬度の高い鎧に矢が突き立つ! 絶命とは言えど慌てふためく敵将。
引き付けて、引き付けて……放つ!
生命を壊さんとするサチコに敢えて近付いて来た敵将。
火の元を消すことが鎮火の絶対条件と思ったのだろう。
しかし、考えが甘かった。ものの二撃で心臓貫通を遂げる狙撃手!
-心臓→で見事に絶命! 傀儡人形NeRから生気が抜ける。

「……ふう、終わったねえ。これで敵将を二人破壊かあ」
「今回は、サチコに救われたよ。全く機能できなかった」
「そんなに落ち込まないで。二つの型にもきっと変化が」
「そうだな、発展途上の俺が完全燃焼ぶってどうする?」

「次はヴォルフガングかあ、どんな戦闘スタイルかなあ」
「何、ワクワクしてんだ。場合によっては死ぬんだぞ?」
ふたりの旅は続く……。到達点の前に束の間の休息。

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