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FLOWER家庭教師:03

第05話 向日葵兄弟(花いちもんめ。編)

2001年に流行っていたアイドルグループ
花いちもんめ。のメンバーを巧みに使った確率の授業。
(確率は中3の試験範囲なのか?)
(場合によっては組み合わせと言う単元なのかも?)
Wセンターのマリーゴールドなつみと
ポインセチア真希を
単独でセンターに据えるか、Wで競演させるかで
確率、若しくは組み合わせのパターンが変化して行く。
三枚目のチェリーブロッサム真理を文字通り
三枚目のカードに選ばせて、問題を更に複雑にして行く。
ムードメーカーのグラジオラス香織を四枚目に選ぶと
卓上のパターンは混乱を極める。
学んでいる学問は難解でも
親しみ易いアイドルの名前を使用することで
勉強と言う外枠が綺麗に外れる。
花いちもんめ。のことが真に好きであるならば
LOVEで問題を攻略してみせろ!
無茶苦茶言っているが
火事場の糞力なんて、概してそんなものだ。

第06話 朝顔姉妹(女流雀士編)

自前のノートに得意の赤いボールペンを駆使して
本日は姉妹にマージャンのレクチャー。
大事なことは「鳥」「M」
「鳥」「M」は索子(=ソウズ)と呼ばれる種類だが
家庭教師は「民芸品」と言う代名詞を用い
「鳥=1」「M=8」と書き記した。
民芸品は全部で「鳥.Ⅱ.Ⅲ.Ⅳ.Ⅴ.Ⅵ.Ⅶ.M.Ⅸ」
英数字に混ざる「鳥=1」「M=8」
実際に見る索子(=ソウズ)の数牌は
ものすごく単純な形をしているので
普段は「民芸品」と呼ばせるし
実際に牌に触れさせて指に馴染ませるのが岩永流。
(ビギナーは、より見た目重視で「緑棒」と呼ぶ人も居る)。

姉妹のご両親には、新傾向の数学を紐解くために
マージャン牌を用いて授業すると事前に通達。
花いちもんめ。の回じゃ無いが
斬り込む角度を間違えなければ
本当に複雑な数学の問題だ。
次回は「東」「南」「西」「北」の使い方について。
ためになり過ぎて、脳みそとろけちゃう!

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